GOの解説部屋~素人の視点から政治を語ります~

政治とは国民の暮らしに密着したものであり、公の場で政治を語るのがタブー視されている現状を変えたい、その一心で投稿致します

大阪都構想~結果はどうあれ覚えておきたい事~

2015-05-17 17:53:55 | 政治
前回は長文過ぎるというご批判も頂きましたので、簡単に纏めてみようという事で出先よりスマホで投稿してみます。

投票が現在も行われている「大阪都構想」について。
実は昨日に改めて纏めたものを投稿しようと日中に資料集めなどをしていたのですが...
夕食時にいつもの様に晩酌をすると、大した量は飲んでないにもかかわらず眠ってしまいまして...そのまま朝に
もう投票日当日になってしまったので「大阪都構想」シリーズは諦めようと思っていましたが、出先でTwitterを見ているとまだ出来る事はあるのでは?と思い直しました。
という事で題名にもしたように覚えておきたい事、皆さんに覚えておいて頂きたい事を纏めてみようと思います。


前回の投稿にも記しましたがこの「大阪都構想」の対決の構図は~真に大阪の未来の事を考え改革が必要だと考える大阪維新の会vs既得権益を死守する為に思想は関係無く手を握った自民・公明・共産・民主各党と大阪市が無くなると税金からの補助金などが保証されなくなる各種団体~となって言って間違いないと考えます
この書き方からもお分かり頂けます様に僕は完全に賛成の立場ですのでまずは大阪維新の会と橋下徹の実績から

【議員定数削減】
● 府議会で議員定数109人→ 88人へ大幅削減!(日本発!)

【議員報酬カット!】
● 府議会議員定数: 30%カット!
(府議会議員の様々な手当ての廃止!)

● 大阪府知事報酬: 30%カット!!(日本発!)
● 大阪市長報酬: 42%カット!!(日本発!)
● 大阪市長退職金: 81%カット!!(日本発!)

【天下りゼロへ!】
● 外郭団体数を削減→75%カット⇒ 271億円カット!!

・平成23年の外郭団体数⇒ 72団体。(平松元市長時代)
●平成26年の外郭団体数⇒ 39団体。(橋下市長時代)
●平成27年の外郭団体数見込み⇒ 18団体。(橋下市長時代)

【現役世代へ重点投資】
平成23年度の平松元市長時代の教育予算⇒ 67億円。

●平成24年の橋下市長の教育予算⇒ 159億円 (92億円↑)
●平成25年の橋下市長の教育予算⇒ 225億円 (158億円↑)

●平成26年の橋下市長の教育予算⇒ 270億円 (203億円↑)
●平成27年の橋下市長の教育予算⇒ 360億円 (293億円↑)

●【財政再建】
平成24年就任時、-535億円の赤字だったものが、
平成25年には206億円の黒字に転換しています。

●【市政改革】
市長就任後、3年間の効果額=370億円
目標達成率=95%です!
出典:某友人より(貴重な情報ありがとう)


橋下府政・市政の実績
公務員制度の見直し、外郭団体整理、研究所の独立行政法人化、府立大学の改革などどんどんやった。当時橋下氏は自公推薦の知事で議会運営も円滑だった。だが港湾、地下鉄など主要な事業はほとんど大阪市の傘下。府が担当する事業と権限は限られる。知事はほぼ2年で府庁内の改革をやり終えた。
橋下氏は国に直轄事業の負担金問題の見直しや、関西空港の赤字問題の解決を迫った。その結果、伊丹空港が民営化、関空と統合など成果が出た。しかし平松市長と始めた水道事業の統合協議はうまくいかなかった。市と府の二元行政の構造に原因があると気がつき始め10年1月から都構想を提唱し始める。
転機は大阪市が建てたワールドトレードセンターを府の第二庁舎にする案件。議会との対立でやってきた。賛成派筆頭は知事のほか松井さんと浅田均さん(前府議会議長)だった。2010年4月に府議会自民党は分裂。大阪維新の会を結成し橋下氏が代表に就いた。
大阪維新の会は翌2011年春の統一地方選挙で躍進し府議会で過半数、市議会で最大多数を得る。同年秋のダブル選挙で知事・市長がともに大阪維新の会となる。
翌2012年は衆院選。維新は国政進出をもくろみつつ大阪に特別区制度を導入する自治法改正を政府に迫る。その結果、「大都市特別区設置法」が成立。その後、大阪府議会と市議会で具体検討がなされ、2015年3月に大阪市廃止と特別区設置の協定書が府議会と市議会で可決され、残るは5月17日の住民投票。
出典:上山信一慶応大学教授のブログより


これだけの事をやった政治家は他に類を見ないと言えます。
橋下氏は住民投票で否決されると引退を宣言してますので、万が一否決となると大阪にとっての一番の損失は橋下徹という政治家を失う事ではないでしょうか。


では次に既得権益に群がる者と各種団体とは?


(参考)生活保護の不正受給者、市議会議員、医師会・歯科医師会 ・薬剤師会など猛反発する人たちは立場によってその理由が異なる
都構想で確実に不利益を被る人達は猛反対。以下団体だけで30万票の反対票が入るという。
※彼らの反対理由は一般市民と大きく異なる為、あえてここで紹介します

■生活保護の不正受給者:特別区で市民生活を詳しく確認できる構造になれば受給対象外となる人も
■町内会系の連合:領収書不要の数億円単位の補助金を守る為→回覧板で反対運動中
■市の職員:再編で勤務地が変更になる可能性、民営化の可能性
■大阪市議団:2年後に議席を失い、区議で再選しても給与30%カット
■市から援助を受ける医師会・歯科医師会 ・薬剤師など団体:大阪市廃止で助成金を失う
※辛坊二郎氏 : 都構想勉強会LIVEより

上記の人達は保身の為に必死です。それは百歩譲って一人に一票ある事から認めても(自分がその立場に置かれたら大阪の未来より保身を選ぶかもしれない)ウソやデマを広めてまで既得権益と関係無い人達を自分達の側に引き込もうとする行為は黙って見ていられません。
冷静に考えて賛成と反対が世論調査で拮抗してるなんて「ありえへん」と思っています。正しい情報をもっている既得権益と関係ない市民はすべからく賛成するのが普通だと僕は考えます。それだけ反対派に騙されて間違った情報に誘導されている人が多いという事でしょう。
大津市民の僕が大阪の事にここまで熱くなるのはその点において許せないと思う気持ちが強いからではないかと考えております。
反対派の悪事はTwitterでかなりの数が取り上げられているのを見ました。

維新の会のポスターの上に落書きや自分達のビラを貼る(これは公職選挙法違反では?)

維新の会の街頭演説の運動員に対しての暴行(警察沙汰になってます)
もう一つ、街頭演説に対して看板をつけた選挙カーからのクラクションでの妨害行為(頭隠して尻隠さず状態)

維新の会のタウンミーティングにサクラを投入して「全然わからん」「やっぱり反対」を連呼させる

など思い出せるのがこれくらいですが他にも悪事を広める投稿が多数ありました。もちろん賛成派が不利になる様に間違った情報を流しているという事は言うまでもありません。

下記はある一般市民のTwitterの投稿です

テレビで都構想についてインタビューされている人を見ると、何故か賛成している人には見られる他者への気遣いや余裕が反対している人達には見られないように思う。特に激しく反対する人って、物凄く欲深そうに見えるのは何故だろう。金銭欲への妄執が溢れてて、時々怖くなる。

これが賛成派と反対派の構図という事でしょうね。個人的感想は賛成派が道徳心が高い日本人で反対派が何かといちゃもんを付けたがる近隣の特殊なアジアの国の国民みたいです。この観点からも否決されると悲しいですね。


最後に作家の百田尚樹氏のTwitterから

百田尚樹
@hyakutanaoki
戦後70年、あらゆる自治体に利権集団ががっちりと巣食い、既得権として税金を食い物にしている。その累積赤字は膨大だが、それを正すための行政改革は、常に既得権者たちに阻まれている。
もし、大阪都構想が成立しなければ、全国の行政改革なんて、永久に行われないだろう。

これも僕が大阪都構想にのめり込む一因かなと思います。
大阪だけに限らず、これからの地方の発展に少なからず関わってくるであろうと考えるからです。
しかしさすが作家さんで僕と違って言いたい事を簡単にわかり易くて纏めるなぁと感心しました。


さて僕から最後に皆さんに覚えておいてもらいたい事を記しておきます。
今回の住民投票において、維新の会に対抗する為にいつもは歪みあっている他党が手を握りました。特に呆れたのは前回の投稿にも登場してもらいましたが、民主党の辻元清美代議士の事です。いつもは自民党・安倍総理に対して批判ばかりしてる辻元氏が自民党の選挙カーに乗って演説をしていたことです。受け入れる自民党大阪府連もどうかしてるのでは?と思います。まさに呉越同舟とはこの事で、次の衆議院議員総選挙が行われる時にこの方がどんな演説をするのか、絶対聞きに行って場合によってはヤジの一つもくれて差し上げようと思います。

やっぱり長くなってしまいました。
最後まで読んでくれた方には感謝申し上げます。
しかし作成に費やした時間は前回の3分の1以下でした。

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