GOの解説部屋~素人の視点から政治を語ります~

政治とは国民の暮らしに密着したものであり、公の場で政治を語るのがタブー視されている現状を変えたい、その一心で投稿致します

民進党は崩壊気味ですが、自民党も地方では自滅気味です。

2016-12-15 23:03:18 | 政治
本日は素人の政局分析くらいの軽いノリで書いてみます。

憶測などが多分に入りますので間違いがあればご指摘頂きたく存じます。

まずは興味深いこのニュースから。

「議員報酬めぐり自民と決別=来夏選挙に影響も-都議会公明」

http://www.jiji.com/sp/article?k=2016121400910&g=pol

やりたい放題の都議会自民党に公明党が愛想を尽かしたって事ですね。

しかし国政レベルでの自民党と公明党はしっかり連携しています。

何が違うのでしょうか?

僕の考えは「トップの改革マインド」の違いです。

自民党とはかなり既得権益を持っている政党です。これにしがみつくのか、上手く利用して改革するのかというところに違いが出るのではないでしょうか?

実例を挙げますと安倍総理は各方面と上手く付き合いながら、自分のやりたい方向で国家を運営しています。賛否両論あるのは存じ上げますが、僕は安倍さんの改革の方向には概ね賛成です。大きく間違えたのは消費増税くらいではないでしょうか。

そして既得権益にしがみついて壊滅的になったのが大阪の自民党ですね。

大阪維新の会の出現で居場所を失い挙げ句の果てに共産党と協力する始末。

何故そんな事になってしまったか?

大阪維新の会とは数名の自民党大阪府議が既得権益打破を掲げて作ったものですから、乱暴に解釈すると自民党から既得権益を失くしたのが維新の会なんです。(あくまで僕の考えです)

政策の方向性は近いんですから住民目線の維新の会が勢力拡大して、既得権益まみれの自民党が衰退していくのは「火を見るよりも明らか」ですね。

そんなわけで自民党大阪府連は維新の会に対抗するために「禁断の果実」に手を出した。そう、共産党との協力ですね。

こんな事をしていては大阪において自民党が与党になる事は当分ないでしょう。

そして東京においても同じような事が起ころうとしています。

自民党の対抗勢力が大阪では維新の会、東京では小池百合子知事という構図になっただけです。

対抗勢力のどちらも元々は自民党。違いは自民党を離れた府議たちによって作られた維新の会に対して小池さんはまだ自民党に籍があるという事でしょうか。

紹介したニュースに戻りますと、既得権益を守ろうとやりたい放題の都議会自民党に対して公明党が「住民目線」に立って、ついて行けなくなった。

都議会では現状でも自民党単独では過半数はありません。来年の都議会議員選挙においては確実に自民党は議席を減らします。その前に離党者が出てガタガタになるという事も考えられます。

こうなってくると小池さんがキャスティングボードを握る事が出来るかもしれません。反自民だけでまとまるではなく、しっかりした改革勢力で都議会において知事与党を作る事が出来る可能性まで浮上してきました。

一部報道では民進党が知事与党の第1党になる可能性がうわさされていますが、民進党の力を借りるようではまともな改革が出来るとは思えません。

小池さん独自の勢力と維新の会で他党より議席を確保すれば、公明党の協力を得て「東京大改革」が進むのではないかと僕は考えます。

大阪と東京に限らず自民党議員の不正疑惑があちらこちらで報道されています。

安倍総理が辞める時が自民党の「終わりの始まり」になりそうなニオイがしてきましたね。

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