源ザの独り言日記

日々あったこと、感じたことを気軽に書き込みます。

朝方ウォークで汗、暴風並み荒れた天気、東証30年余の3万円台回復、余震は続く/伊・ドラギ新政権発足

2021-02-15 21:43:18 | Weblog
朝のストレッチ後、予報通り雨が降り出した。朝食後、雨の中、孫に成人式での責任者として掲載されていた市報と有意義な記事と思われる新聞を届けながら、1年ぶりに楽器サークルでお世話になっている公民館経由で帰宅したのだが、季節はすでに春になっているためか、風邪気味の体調が影響しているためか、すっかり汗を掻いて直ちに着替えた。昼前、暴風並み荒れた天気に急変した中、ババが定期診察から帰宅したので、買い物のためGSCに車を出した。昼食に中華レスで取り、ババが食料品を買求めている間、2階の衣料品などのフロアーを見て回っていたら、旅行会社のコーナーが閉鎖されていることに気づいた。旅行関係会社は何処も四苦八苦と聞いていたが現実を見せつけられた。暴風並み荒れた天気は16時過ぎまで続き、夕方には急に陽が差してきた。夜のストレッチは公園が使えないため、ウォークに切り替えたが夜空に鎌形の月が輝き明日の天気は晴れと暗示していた。バックウォークの際、道路の排水溝から溢れだした枯れ葉などのゴミが堆積していて乗り上げて危うく転倒しそうになった。
(東証30年余の3万円台回復)
週明け15日夕方のニュースで東証の日経平均株価が大幅反発し、3万円の大台を突破した。終値で3万円を上回るのはバブル経済期の平成2年8月2日以来、約30年半ぶり。日米欧が新型コロナウイルスを受けた景気対策で進める大規模な金融緩和や財政出動が追い風となった。昨年10~12月期の実質国内総生産(GDP)速報値がプラス成長となり、好感する買い注文も入った模様という。終値は日経平均株価が前週末終値比564円08銭高の3万084円15銭、トピックスは20P 高の1,953.94P。日経平均はバブル期の1989年の大納会(12月29日)に史上最高値の3万8915円をつけた。バブル崩壊で長い低迷期に入り、リーマンショック翌年の2009年3月には7054円まで追い込んだ。12年の第2次安倍内閣発足に伴う経済政策「アベノミックス」をきっかけに株価は上昇に転じた。世界的な金融緩和で、投資マネーが流入したことも株高を後押しした。昨年の新型コロナの感染拡大で落ち込む場面もあったが、米国の追加経済対策への期待などから持ち直した。ただ、コロナで緊急事態宣言が再発令されており企業業績の先行きには不透明感もにじむ。景気実態と懸け離れた株価上昇に過熱感が一段と高まっている。日本経済は、再び緊急事態が宣言されたことが響き今年の1~3月期のGDPはマイナス成長に陥るとの見方が強く、企業活動への打撃も警戒される。
(余震は当分続く)
東日本大震災の余震とみられる有感地震(震度1以上)は、発生から9年11か月がたった11日までに1万4590回に上ることが気象庁のまとめでわかった。
津波で3000人以上の死者・不明者を出した1933年昭和三陸地震など、国内で観測された過去の地震で起きた余震の推計回数を大幅に上回っているという。昨年3月11日以降だけでも約350回発生しており、終息の見通しは立っていない。余震のうち最大震度が震度5弱より大きかったのは80回で、津波(若干の海面変動を含む)は
8回観測された。余震は時間とともに減る傾向があるが、昨年3月11日以降に最大震度5弱の余震が4回あり、今回の余震では福島、宮城両県で震度6強を観測した。東京大の小原一成教授(地震学)は「東日本大震災のように本震規模が大きければ、余震の回数は増え、期間も長くなる」と説明している。(ヨミウリ)
(被害状況)
15日夕方の被害状況では、負傷者は福島県で83人、宮城県で52人など東北と関東で計157人に上った。死者、行方不明者の情報は入っていないという。
建物被害は、福島で1510棟、宮城で191棟など計1739棟。宮城県山元町の900戸で断水が続いている。宮城、福島両県には避難所が一時、計149か所設けられた。
東北新幹線は電柱などが損傷し、那須塩原―盛岡で運行を取りやめている。16日から一ノ関―盛岡の運行が再開するが、那須塩原―一ノ関の運休は続く。JR東日本は全線の再開は24日前後とする。高速バスや航空便で臨時便が出ている。福島県相馬市の常磐自動車道相馬IC付近では、下り線ののり面が約70mにわたって崩れ、道路をふさいだ。東日本高速道路は今週半ばの復旧を目指している。文部科学省によると、国指定などの文化財34件も被害を受けた。宮城県松島町の国宝・瑞巌寺は本堂や庫裏などの瓦が数枚落ちた。気象庁によると、今回の地震は2011年3月の東日本大震災の余震とみられる。震源の深さは約55Km、地震の規模を示すマグニチュウード(M)は7.3と推定される。北海道から中国地方にかけて広い範囲で震度1以上の地震を観測した。地震発生直後、関東から東北にかけて一時、最大95万戸が停電した。
原子力規制委員会によると、東京電力福島第二原子力発電所1号機と、廃炉作業中の福島第一原発5、6号機の使用済み核燃料を貯蔵するプールから放射性物質を含む水があふれたが、屋外に影響はなかった。
<伊・ドラギ新政権発足>
イタリアが戦後に共和制となってから6例目の「非国会議員」の首相にユーロ危機を救った欧州中央銀行前総裁のマリオ・ドラギ氏(73)を首相とする新政権が発足する。同国では2018年6月から欧州連合(EU)懐疑派が政権を握ってきたが、ドラギ氏の下で親EU路線に転換する。伊メディアによると、新興ポピュリズム政党「五つ星運動」を含む5党以上が新政権への支持を表明しているという。ドラギ氏は12日に政党間での調整結果と新政権の方針をセルジョ・マッタレッラ大統領に伝え、ドラギ氏は13日に23人の親閣僚と共に就任宣誓式に出席し、「国家のために職務を果たす」と宣誓した。ドラギ氏は新型コロナウイルス対策や財政問題を巡り、EUや米国との協調を重視する方針を明確にしている。内閣は18日までに議会両院で信任され、新政権が発足する見通しという。同国では新型コロナの復興策をめぐってコンテ首相と対立した連立与党の一角「イタリア万歳(IV)」が離脱。政権運営に行き詰まったコンテ氏が1月下旬に辞任を表明した。ドラギ氏は3日にセルジョ・マッタレッラ大統領の委任を受け、議会の過半数を占める与党勢力をつくるため、各党派との協議を続けていたもの。議会内は最大勢力「五つ星運動」の一部が抜けるものの、与党だった中道左派「民主党」とIVが、ドラギ氏のもとで再合流。ベルルスコーニ元首相が率いる中道右派の「フォルツァイタリア」や、コンテ政権と鋭く対立してきた右派「同盟」も、ドラギ氏を支持している。大連立だがイデオロギーは相容れない政党の野合とも言える。18年の総選挙で主要4政党の議席が横並びになってから、政局は不安定のままだ。第1党の五つ星運動が、政党色のない法学者・ジュゼッペ氏を首相に据えたものの、連立政党の下野やマッテオ・レンツィ元首相の離反など混乱が相次ぎ、コンテ氏は今年1月、辞任に追い込まれた。「スーパーマリオ」と呼ばれるドラギ氏も多党連立の調整に失敗すればコンテ氏のように梯子を外される可能性がある。ドラギ政権は、幅広い政治勢力の支持を得て、欧州連合(EU)に提出する新型コロナウイルスからの復興プランの策定などを急ぐ方針だ。イタリアは欧州で英国に次いで多い約9万3千人が死亡。感染拡大防止と経済復興策の両立が急務となる中、ドラギ氏は非政治家も閣僚に含めた「挙国一致内閣」を実現させた。だが、新型コロナの対応を旗印に各党が協力したものの、年金制度改革や移民・難民の受け入れなど、その他の政策については、各党の主張の隔たりが大きい。連立与党が再び分裂含みとなる可能性もあり、ドラギ氏の政権運営に注目が集まっている。