朝のストレッチは太陽と北風の力比べとなった。日差しは眩しい割りに北風が吹き付け、体感温度はとても寒い。午前中「まなびいプラザ」、午後は学習室で葉室麟著「螢草(上」を読み終わり、「螢草(下)」を借り出し、3分の1まで読み込んだ。16時前に1階の図書館に下り、夕刊を読んで、楽器仲間でPCを借り出した。夕方は太陽が隠れ、北風が吹きまくり寒さが身にしみる。夜のストレッチは北風が止み、夜空の鎌形月と星が美しい。TVや新聞ニュースで著名な日本画家らの版画の偽作が、国内で大量に流通しているという。亡くなった平山郁夫や東山魁夷、有元利夫らの16作品の偽造が確認されているとのこと。関西の画商が約8年前から専門工房に複製作りを依頼し、販売していたことを認めたという。工房の経営者は「金に困って、安易に引き受け、40作品を20枚ずつ刷った」という。版画作品は、事前に枚数を決めて刷り、通し番号や画家本人らのサインを余白に記入して、真作の保証としている。後から刷り増せないよう、原板を破壊するなどして処置している。美術品取引では版画に限らず、昔から東西問わず偽作問題が絶えない。3月8日の朝刊によると版画偽作流通について全国19のデパートが、偽作が判明した16作品の版画を過去に130点以上販売し、真作か偽作かを調べるため一部の回収を進めているという。16作品のうち平山ら3作家の10作品は大阪府の50歳代の画商男性が奈良県の工房に製作させ、約8年前から販売していたもの。販売数が多かったのは、削ごう・西武で、09〜20年に7都県で計71点を各数十万から数百万円で販売。大阪の画商が偽作を販売を始めた時期より前のものが含まれている。次は大阪松坂屋、三越伊勢丹、高島屋、小田急、京王、東武と続く。事件は「日本画や油絵に比べ版画は偽作しやすい。特に最近はデジタル技術が進歩して精巧な複製が容易になった」という。東美鑑定評価機構は日本画と洋画、工芸品の鑑定機関で日本の著名な物故作家約150人作品が対象で、現存作家の作品は対象外という。1977〜19年3月までの約42年間の鑑定実績は延べ約6万5000件とのこと。
<仏・西アフリカ派遣軍縮小・撤退せず>
西アフリカで深刻化するイスラム過激派への対策を話し合う首脳会議が開かれ、オンラインで参加した仏・マクロン大統領は16日、現地に派遣している5100人規模の部隊を当面、削減しないと明らかにした。ふらんす国内では自国兵の犠牲が続いたことなどから部隊の縮小・撤退を求める声が上がっていたが、治安への悪影響が大きいと判断した。
ロイター通信によると、マクロン大統領は将来的に派兵のあり方を見直すとしたものの「すぐにではない」と述べた。会議にはチャヤドマリ、ブルキナファソなど西アフリカ5カ国の首脳が参加。掃討作戦強化のため、チャドが1200人規模の部隊を追加派兵することも決まった。フランスは2013年1月、国内でイスラムイスラム過激派が急拡大していたマリの要請に基づいて派兵を始めた。過激派はいったんは抑え込まれたものの、地方や近隣国で勢力を伸ばしており、関連する事件もここ数年増えている。
<仏・西アフリカ派遣軍縮小・撤退せず>
西アフリカで深刻化するイスラム過激派への対策を話し合う首脳会議が開かれ、オンラインで参加した仏・マクロン大統領は16日、現地に派遣している5100人規模の部隊を当面、削減しないと明らかにした。ふらんす国内では自国兵の犠牲が続いたことなどから部隊の縮小・撤退を求める声が上がっていたが、治安への悪影響が大きいと判断した。
ロイター通信によると、マクロン大統領は将来的に派兵のあり方を見直すとしたものの「すぐにではない」と述べた。会議にはチャヤドマリ、ブルキナファソなど西アフリカ5カ国の首脳が参加。掃討作戦強化のため、チャドが1200人規模の部隊を追加派兵することも決まった。フランスは2013年1月、国内でイスラムイスラム過激派が急拡大していたマリの要請に基づいて派兵を始めた。過激派はいったんは抑え込まれたものの、地方や近隣国で勢力を伸ばしており、関連する事件もここ数年増えている。