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歯周病とは、歯を支えている歯肉(歯茎)や歯槽骨に起きる病変

2018-02-08 14:43:28 | 日記
予防歯科とは、虫歯などになってからの治療ではなく、なる前に予防をするということです。予防歯科のポイントといわれていることは、まず第一に「フッ素を口の中に残す」、第二に「歯垢を残さず落とす」、そして「細菌を増やさない」です。 近年、日本でも予防歯科は注目されはじめていますが、欧米では、すでに歯科医院などで定期健診を受けることが習慣になり、日頃から歯科医師や歯科衛生士と一緒に歯とお口の健康づくりを実践しています。
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予防歯科は、基本的に歯が生え始めた時から歯の健康を考えることにあります。歯を失うと生活意欲が著しく下がります。そうならないためにも、正しい知識を身につけ、生涯を通じて歯をトラブルから守り、管理する予防歯科が重要です。

歯周病とは、歯を支えている歯肉(歯茎)や歯槽骨に起きる病変で、以前は、「歯槽膿漏(しそうのうろう)」と呼ばれていました。 虫歯と違って痛みはありませんが、進行すると歯茎が腫れる、口臭がひどくなる、歯がぐらつく、などの症状が現われ、やがて歯が抜け落ちてしまいます。
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歯周病の原因
歯周病の原因は、虫歯の原因と同じくプラーク(歯垢)です。 歯茎の周りにプラークがたまり、プラークが細菌に感染することによって歯肉が炎症を起こして腫れ、歯肉炎を起こします。 プラークは歯肉炎だけでなく心臓病や動脈硬化との関わりも推測されています。 歯周病が進行すると歯茎の腫れがひどくなり、歯と歯茎の間に歯周ポケットと呼ばれる隙間ができます。また、炎症が歯槽骨や歯根膜まで及び、歯茎から膿が出たり、歯茎がやせて下がってきたり、歯がぐらついてきたりします。 歯周病がさらに悪化すると、歯槽骨が溶けて歯のぐらつきがひどくなり、食べ物を噛むことができなくなって、最後には歯が抜け落ちてしまいます。

歯周病治療
歯周病は、痛みなどの症状が少なく、気が付かないうちに歯を支える骨を溶かしてしまう恐ろしい病気です。歯を失う原因の第一位が歯周病で、30代以上では、約8割もの人が歯周病を患っているといわれています。歯周病治療では、お口の中の歯周病菌を減らして改善していきます。ご自身の歯を長く健康に保つためにも、早期発見・早期治療を心がけ、歯ぐきを健康な状態に戻すことが大切です。

歯周病の危険性を歯の仕組みからご説明します。

2018-02-08 14:10:00 | 日記
歯周病は、プラーク(歯垢)や歯石の中にいる細菌によって、歯を支えている顎の骨(歯槽骨)が破壊される病気です。放っておくと歯はグラグラになり、最後には抜かなければならなくなります。歯周病の特徴は、ほとんど自覚症状がないこと。30代ごろから静かに進行し、高齢期に入って歯がグラグラになってから、はじめて歯周病に気がつく、というケースも多く見られます。

歯周病の危険性を歯の仕組みからご説明します。
歯は歯槽骨によって支えられています。歯槽骨と歯根の間には歯根膜がありクッションの役割もしています。歯根膜が栄養を送る役割をしており、歯肉と歯槽骨を再生させています。重度の歯周病が歯槽骨を破壊することにより、歯根膜が無くなってしまいます。歯根膜が無くなると歯根を覆っている歯肉は再生できなくなります。歯周病は歯を支える大切な歯槽骨を内側から自覚症状無く破壊してしまう恐ろしい病気なのです。
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進行すると歯が抜け落ちてしまうこともある歯周病。日本人の成人の約80%が歯周病だと言われていますが、「自分は歯周病ではない」と感じている人は約50%と、歯周病に対する意識はあまり高いとは言えません。では歯周病はどのようにして発症し、どのような治療が行われるのでしょうか。

主な歯周病の原因はプラークと呼ばれる細菌のかたまりです。歯と歯茎の隙間の歯ブラシが十分に行えず、プラークが留まっていることで歯茎に炎症を起こします。またプラークは長期間放置すると石灰化し、歯石となります。歯石は軽石のような構造をしており、歯石そのものに細菌は存在しません。しかし、歯石の隙間に細菌が入り込み繁殖することで歯周病となってしまいます。歯石は頑丈で、歯ブラシで落とすことが出来ません。
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歯周病は治るの?
歯周病は、残念ながら一度発症してしまうと完治することが出来ません。しかし進行を抑えることで、歯周病の最終段階といえる歯が抜け落ちてしまうことを予防することが出来ます。歯周病を抑えるのに最も効果的であるのが、原因となるプラークや歯石をなくすことです。プラークや歯石をなくすだけでも歯茎の炎症を抑えることや歯茎を引き締めることが出来ます。

大切なプラークコントロール
歯周病は、治療以上に予防が重要です。正しい方法で歯磨きをし、定期的に歯の検診・クリーニングを受けて、歯周病になりにくいお口の状態を保つことが大切です。

歯周病の予防のために定期検診を
歯周病予防の基本は、常にお口の中を清潔にし、病原の巣となっているプラーク(歯垢)や歯石を残さないことです。定期的に検査を受け、歯石のクリーニングを行い、歯科衛生士の指導を受けて正しい歯みがきを行うことで、歯周病のリスクをかなり低くすることができます。