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歯周病・歯槽膿漏の治療法の主流は歯科医院での歯石取りと自宅での歯磨きで、それでも治らなければ手術するという方法です

2019-03-12 11:19:39 | 日記
歯周病は歯と歯肉の間に歯周病菌が感染し歯を支えている骨を壊してしまう病気です。
骨が溶けて無くなっていくため、症状が進行すると歯がぐらぐらになり、最終的には歯が勝手に抜けてきます。ほとんど痛みを伴わないため自覚することがあまりありません。歯ぐきから血や膿が出て息が臭くなります。
抜歯鉗子
歯周病にかかっている患者さんは、歯ぐきから出血しやすく、血が出るということは血管が破けていることなので、そこから菌が血液中に侵入して体全体に回ります。それにより、菌血症や心臓弁膜症や腎炎を引き起こすことがあります。また、誤嚥が原因で口から肺へ菌がいく事により、老人の肺炎の一因にもなっています。

さらに免疫力の低下した患者さんでは心内膜炎を起こすリスクが高いといわれています。糖尿病の患者さんは歯周病にかかっている人が普通の人の2倍以上といわれています。糖尿病により体の機能や免疫力が低下し、歯肉や歯槽骨の破壊をすすめ、歯周病が進行してしまうのです。

その他にも歯周病菌によって心筋梗塞や心臓発作が発症したり、歯周病にかかっている母親は早産や低体重児を生むリスクが高いことなどが報告されています。また、ストレスを感じるとホルモンのバランスが崩れるため、歯周病の進行に関係しているといわれています。ですから歯周病を治すこと、予防することは体の健康を維持する上でとても重要なことなのです。普段から歯科医院で定期検診と予防処置を受け、毎日正しいデンタルケアをつづけていれば怖い歯周病は未然に防ぐことができます。
プライヤー歯科
治療について
歯周病・歯槽膿漏の治療法の主流は歯科医院での歯石取りと自宅での歯磨きで、それでも治らなければ手術するという方法です。歯周病菌などの細菌や真菌が原因による感染症なのに、歯磨きを一生懸命やるだけですべての歯周病・歯槽膿漏は本当に治るのでしょうか?

歯肉炎など、歯石取りとしっかりしたプラークコントロールのみで治癒が見込める場合はそれのみで治療をおこない、その後予防処置をおこないます。
そうではなさそうな場合は、位相差顕微鏡により歯周病菌を確認(実際にモニターで治療前の状態と治療後の状態を確認していただけます。)し、飲み薬・塗り薬・微酸性電解機能水を用いて治療します。もちろん、歯石取り、きちんと歯磨き出来るようなお口の環境作り、しっかり磨ける歯ブラシのやり方や予防の仕方も同時進行でやっていきます。

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