眼力Blog

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パリが燃えている

2018年11月25日 | 政治

>仏で抗議デモ続く シャンゼリゼ通りで警察と衝突も
2018年11月25日

【11月25日 AFP】フランスの首都パリのシャンゼリゼ(Champs Elysees)通りで24日、反政府のデモ隊と警察が衝突した。有名な大通りに催涙ガスが充満する中、デモ参加者らはエマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領への抗議を新たにした。

 クリストフ・カスタネール(Christophe Castaner)内相はこの日の騒動について、同域でのデモ禁止令を無視し、治安部隊に対し物を投げ付けるなどした極右の活動家らを非難した。同内相とパリ市警によると、130人が逮捕されうち42人がパリでの逮捕者だった。19人が負傷し、うち4人が警察官だという。

 今回の抗議行動は1週間前、燃料価格の上昇に抗議し、数十万人のデモ参加者が蛍光色の黄色いベスト(Yellow Vest)を着用して道路を遮断し、自然発生的に始まった。

 この日もフランス全土で広範囲に及ぶ交通まひがあったものの、1週間前に比べると参加者は減少。内務省の調べによると、17日午後の時点でのデモ参加者数は24万4000人だったのに対し、24日午後には8万1000人にとどまり、首都を閉鎖せよというデモ主催者らの呼び掛けは奏功しなかったものとみられる。

 パリ市内では約8000人が街頭に出て、うち約5000人がシャンゼリゼに集結した。


 日本で逮捕されたニッサンのカルロス・ゴーン元会長とは、刎頚の友といわれるエマニュエル・マクロン仏大統領。
富裕層には優しく一般には冷たいマクロンと国民に定着してしまい、マクロン離れが厳しい状況になってきている。

 8月には政権内で一番人気があったニコラ・ユロ環境相が「度重なる失望」を理由に辞任している。
10月にはコロン内相が、リヨンの市長選に立候補するため、来年5月の欧州議会選挙後に、辞任する意向だと仏メディアに明らかにしていた。
その為の準備かコロン内相辞任する意向を表明した。
本人の辞任意思はかたいがマクロン大統領はコロン内相の辞任を拒否したが。
ニコラ・ユロ環境相も辞任してしまった。

 マクロン改革を謳う年金改革、経済改革、教育改革、労働改革、改革、改革が、全て嫌われてしまっている。
その上移民問題はより厳しい状況に追い込まれている。
因みにマクロンは移民受け入れには寛大だ、これがまた生粋のフランスの若者の癇に障るし、一方移民にとってもフランスでの生活は厳しく、居心地が悪いと不満が募る。

 そんなこんなで、夏前までは45%近くあったマクロン人気も、今では30%を割り込み瀕死の状況。
瀕死の状況は国民も同様でマクロンが打ち出す政策では、生きてはいけないとマクロンへの抗議で市中に繰り出す。

 1週間前には、燃料価格の値上げやマクロンへの政策に抗議して26万人もが、抗議デモにはせ参じ各地で物を燃やすなど暴動化した。

 今週の日曜日も10万人以上が抗議デモを各所で行い、暴動は先鋭化している。