トランプ大統領と習近平の首脳会談でしょうか。
APECでの米中のつばぜり合いは、すごかったです。
日本の新聞読んでるだけでは、事情がよくわからないのですが
中国ここは「オレの縄張りだ!ゴラァ!」アメリカはちょっかい出すな。
米国「この高利貸しが、何言いやがる!貧乏人の身ぐる剥がして嬉しいか」と、恫喝してました。
中国は強がってはいますが、貿易戦争困ってますね。
貿易戦争と言うよりは、米国の制裁と言った方が分かり易いですかね。
中国にとって、第二段、第三弾と貿易戦争がエスカレートして来ると、対抗手段が玉切れで、あとは米国にボコボコにやられるだけです。
なぜトランプは中国を貿易制裁するのか、理由となっているのは、米国内や中国で米企業へしている不法で不公正な行為を止める為です。
そこで習近平主席は、トランプと電話会談してG20で会ってくれる? 譲れるところは譲るかさ、話に乗ってよと、言ったかどうか知りませんが、そんな思いがあってかG20で首脳会談出来るようになりました。
その回答が有ったようで、16日トランプ米大統領は、中国が142項目に渡る「行動計画」を提出してきたと明かし、「中国に関税をこれ以上科す必要はないかもしれない。中国も取引成立を望んでいる」と述べています。
相手に希望を持たせる発言をするのは、トランプ得意のディールですね(わらい
希望持たせておいて「重要な4、5項目が除外されている」「私にとってまだ受け入れられるものではない」
重要なこととは、技術の窃盗や、知的財産権侵害を伴う先端産業育成計画「中国製造2025」の抜本的に見直せと。
これ中国がこれから成り立つ(覇権)ための本質の核心ですから、習近平としては膝を屈することは出来ません。
習近平が目指す「中国製造2025」には、先端技術とそれを使いこなすイノベーションがなければ達成できません。
中国には技術の集積が有りませんから自前の先端技術はないのです、外国から買えばいいのですが、買うといっても先端技術の核心部分は売っちゃくれません。
ではどうするか、買収する、盗む、真似るいろいろありますが、トランプは米国で不正なことしてるやつは、スパイとして皆引括ってやると、今米国中で不信な中国人狩りが盛んに燃えあがっているわけです。
それでも「中国製造2025」には、先端技術とイノベーションは必須ですから、盗むこと止めることは出来ません。
ですから中国は約束できないのです。
もし出来ても約束は守りません。
約束守らないと断言できるのは、習近平には前科が有るからです。
オバマ大統領の時に、南シナ海の人工島造成中止を約束したのですが、約束などく●食らえとばかり、かえって造成工事を盛んやってしまいました。
ですからトランプは習近平と合意しても、制裁解除は北朝鮮方式で実効性を見てからとなるでしょう。
現実問題として合意に至ることはないとは思いますが。
米国はすでに中国共産党を信じなくなっていますからね。
何度か取り上げましたが、10月のペンス演説を見れば、貿易戦争など大した問題ではないのです。
米国は中国共産党を見限ったのです。
中国共産党のやること、やりたいことは、これからは全て邪魔をする。
AIIBも一帯一路もWTOも問題が起きることには、全て対抗措置を講じると明言しているのです。
中国共産党体制を敵と決め付けたのですですから、不信な在米中国企業も人も米国での行動は監視されます。
ペンス副大統領は中国共産党体制が潰れるまでやると明言したのです。