祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり
沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらわす
おごれる人も久しからず
ただ春の夜の夢のごとし
たけき者も遂には滅びぬ
偏に風の前の塵に同じ・・・。
皆様、いかがおすごしでしょうか?
『シャクナゲの里 岳人の森』料理長のみつるです!
以前にもこのくだりをブログでご紹介しましたが、
まさか生で演奏が聴けるとは思いませんでした。
演奏は『絃翠琵琶の会』の小林 和子(たかこ)さんです。
徳島県内各地に演奏の依頼を受けて演奏に行かれているそうです。
毎月第一日曜日には藍住町歴史観『藍の館』で、
『琵琶に親しむ会』を行われていっらしゃるそうです!
初めて知ったのですが、琵琶には種類があって『雅楽琵琶』、『平家琵琶』、『薩摩琵琶』があるそうです。そして琵琶自体は武士の楽器だそうです。
お持ちいただいたのは『薩摩琵琶』だそうです。
かつて栄華を極めた平家が没落したさまに、栄枯盛衰、
如何に栄えようとも、やがては廃れゆくことを戒(いまし)める内容の『平家物語』
かつて日本が貴族の統治から武士の統治の時代へと大きく変革した時代、
時の権力者は琵琶の音に興じていたかもしれません。
物悲しくもあり、時に勇ましい音色と語り。
日本の伝統楽器の音色が、体にすぅ~っと入って来ることに、
自分が日本人であることを再確認したような時間でした。
演奏後、なんと琵琶に触らせていただきました!
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