もう冬が終わった気分になってきた。
積雪が２２０センチ。
道路にまいた塩がタイヤにくっつき白く見える。
ソウルの賑わいから考えるこちらはゴーストタウンに見える。
それほど刺激的だった。
ソウルに到着したらもう先生が迎えに来てくれて必要な買い物を済ました。
その後姉妹店レストランで熱烈歓迎を受けた。
いつも申し訳ないと思いつつ甘えている。
今回はお土産が途中で減ってしまった。
そのわけは。
ソウル空港について自分のトランクを見るとなんと鍵が付いたプラスチックの箱が付いてた。
すぐ尋常ではないことに気がつき、周りを見たらこのトランクを取りに来る人間を探してる人が近寄ってきた。
これは何だというと言葉が通じない。
すぐ日本語がわかる人がやってきた。
持ち込めないものが入ってると言った。
新潟では良かったのにというとこちらでは駄目なのが入ってると言う。
どうすればいいと聞くと１３番の税関までと。
税関に近づくと警報音が鳴り出した。
もう心臓がバクバク。
何がいけないのか何を入れたのかあけるまで不安だった。
ピザ箱を開けてこれはだめだといって、横にあったサラミの看板を指差した。
チャーシュウも駄目だと言う。
ここらでたいした発展にならないと感じたので酔った勢いで中国人の真似をしてみようと茶目っ気を出した。
このサラミは熱を通してるからいいし、肉も火を通してるから問題ないと言うと、日本語わかりませんということ４回。
これは無理かと思った時、サラミやソーセージ使わないピザもあることを思い出した。
それはいいだろうというと日本語わかりませんという。
しょうがないのでピザの箱を指差してオープンピザボックスと叫んで箱をつかんで肉を使ってない叫んだピザを探し出した。
３枚あったのでジスイズノサラミーと言って見てもらってから取り返した。
３箱のピザ箱のひとつが焼き芋が入ってるので箱をあけスーイトポテトといって取り返そうとすると指で芋を押してみた。
生じゃないことを確認してあきらめて返した。
４号瓶の日本酒が入ってた。
持ち込めるのは一本だけと流暢の日本語で言った。
値段を聞いてきたので買った値段を教えた。
一本９００円近い税金を取られた。
難しくなると日本語わかりませんとしらばっくれる。
後はカレー粉と粉わさび、パンツだよと叫んでた。
薬石を出してこれはというふりをしたのでジスイズジャパニーズストーンといって是もいけないかと叫んでた。
三瓶さんがやってきてうらやましそうにいい経験してよかったなーとできれば自分が代わりかったような顔をしてた。
そういえば帰りに新潟でオープンユアーバックとよく言われてたなー。
遠くで様子を見てた仲間はガクさんのおかげでお土産話が増えたとニコニコ。
自分は負けたけどいい試合をした後の気分であった。
結局犬にばれてしまったようだ。
チャンジャいつもの店で買ってる。
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