お弁当がいくつか出た。
驚くのは山菜てんぷらが出ること。
安いのもあるがみんな地元の人。
春が楽しめなかったのだろう。
能天気なのは自分。
まあ一応そういうことにして。
2か月ぐらい前は幽霊を見たような顔をしてたらしい。
よくどうしたのと聞かれた。
かなりたったら仲間たちも同じ顔に。
暇なのだからイタドリの皮むきをみんなでしてた。
立ち食いラーメンのメンマに似てるから入れてみたり。
絶望の淵にいて震えてるもう一人の自分を笑わすために、スタッフの不安を和らげるために。
もう少しでコロナバカンスが終わる。
太陽が西に傾きだしたらお酒を飲んでもいいんだ気分。
友人を呼んで輝く駒ケ岳が夕闇に消えるまで酒盛り。
そろそろ学食も始まるし新しい経済習慣に挑戦しなくてはいけないし。
転んでもただで起きないことにも挑戦しなくてはいけないし。
でも経理のお姉さんに不要不急の仕入れはやめてと怒られた。
売り上げより仕入れが多いとはどうゆう事。
国産牛肉100キロ、豚肉100キロ鶏肉200キロ冷凍庫がいっぱい。
市場に行けば言いなりで仕入れる。
明日から売り上げアップで頑張ります。
ピンチが来たら必ず救援してもらおうと思い浮かぶ友人が逝ってしまった。
自分より若いのに。
悲しくもない。
涙だけは流れる。
身欠きにしんとビール大瓶と安いウイスキーで献杯。
お互いに貧乏を追求してたね。
まだ自分の中には元気で生きてるよ。
出来れば長生きして一緒に生きよう。
自分が君がすごかったことを今まで通り人々に伝えるから。
米を多めに研いだ。
筍を水煮した。
生きてる自分はコロナ戦争に進軍します。
友よいざ。