おれはここで生きている

■味乃家 魚野川■新潟県魚沼市下島70-1 定休日 水曜日
死ぬまで生きる のらりくらりのなんでもありのガクさん

小春月

2006-11-21 09:52:02 | Weblog
昨日の雨の残りのもやが立ち込め朝になった。
雲はまだ全ての空を覆っているが切れ間から朝日が殆どの紅葉が終わった山肌を照らし始めた。
しっとりと朝露に濡れた紅葉は色よりもふくらみをまして山肌に陰影をつけまた別の姿を見せてくれる。
新道島の山や裏の山の上は見えるのにまだ中腹に雲と言って良いのか霧なのかあちらこちらにたなびいている。その内に西の方が凄く明るんで優しい水色の空が見え始めた。
どんどん水色は大きくなるとそれにつれて黒い雨雲は絨毯が押しのけられるように東の方にたたまれてしまった。
日経新聞の春秋の出だしで今日の日のことを小春日和と言い、今の月のことを小春月というのだと書いてあってそうかもしれないなーと思った。
小春月はきっと太平洋側の地方の季語なのだと思った。
新潟は今日の日は神晴れと言うぐらい有り難い日和だと思う。
また明日からはいつ青空が見えるのか予測がつかない。
明るい光の中より少ない光のほうが陰影がハッキリして風景を優しく見せてくれる。まだ自宅の準備が出来ていないので娘と母を店に連れて来て一緒に朝食をとった。
母だけを自宅に送り晴れているのでミッキーを連れて山に行った。
かなり葉が落ちてはいるが沢のもみじは所々まだ綺麗だった。
車からミッキーを降ろすともういつもの道だと思ってるのかこの前の山道の方へ駆け上がり、お父さん早くおいでと言うように振り返ったりまたもどってきたり飛び回っていた。
雨が降ったりいろんな用が有って散歩に行かなかったのでこの際ちょっとハードの所に行って完全燃焼させようと思ったのだ。
それとこの前来た時に、鉛筆の頭位のクリタケがまとまって出ていたから人に取られなければかなり大きくなっているだろうから店の仕入れを兼ねて採取しょうと思った。
車を止めたところから5分も歩けばそこに着く位近いところだけれど、かなり激しい登りなのだ。
この前のところに行くとあの小さなクリタケが7-8センチの食べごろになっていた。
相変わらずミッキーはやぶの中の探索に匂いをかぎながら跳び回っていた。
スーパーの袋に半分ぐらいで2キロ、それとカワラタケを少々とって店に帰った。
もう蕎麦を食べる人達が来たので、急ぐ人は昨日のそばにしますが12-13分待っていただければ打ち立てになりますと断りを入れたら、時間はあるから待っているとのことで急ぎ打った。
またぎ蕎麦だったので取り立てのクリタケを天ぷらにした。
帰りにいかがでしたと声を掛けたらおいしかったと言って帰った。
まーよほどじゃない限り不味いなど言わないだろうが。
昼定食はカキフライに山かけマグロ。
そんなに出なかった。
お昼を過ぎてからブログを印刷して入院してる妻に届けようとしてたら、紙面に全部印刷できないのでヒロちゃんを頼んでしてもらおうと思ったが自動車学校に出かけてしまい出来なかった。
夕方それを印刷してもらったら600ページぐらいになって大騒ぎ。
一冊の本ぐらいあり重さも百科事典ぐらいになった。
妻が読まなくてもいいやと思いながらも世の中に一冊しかないエッセイ集だーと変に感動して月毎にホッチキスでとめた。
少しめくって読むと相変わらずの誤字でうんざり、でも継続は力なり。
もう思い付きを並べて後読み直さないから当然か。
もし妻が読んで少しでも気が晴れたり、自分ばっかり好きな事ばっかりなどと同じ話題が出来れば善いかなー。
コメント (2)
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