FCC日記

子どもたちのクライミングスクールの活動記録と教育、スポーツ、そしてクライミングに関して想うこと。

<レッスン日誌>DOM KIDS SCHOOL

2012-04-26 11:34:32 | クライミングレッスン報告
4月10日(火) メンバー:かずくん(小3)、りょーた(小5)、ハヤト(小5)、たっくん(小5)、コータ(小6)

中学生になったアオイとカイを送り出し、今月から新しいメンバーのりょーたとユウ君を迎えてスタートしたDOM KIDS SCHOOL。
今日はりょーたが参加した。
FREEDOMのまりさんの話によると、りょーたは休日にお父さんと良く登りに来ているとのこと。
先日の体験レッスンの折にもホールドの種類やムーブを良く知っているので驚いた子だ。
話によると、NHKでやっていたボルダリングの番組とテキストで自分で勉強したと言う
モチベーションと意識の高さが良いね こういう子は上手くなる。
このスクールの意識を高めてくれるキィ・パーソンとなってくれることを密かに期待

上手くなる子に良く見られる条件は、

お家の人に理解があり、クライミングに興味をもっていること。
子ども自身がクライミングが大好きであること。
子ども自身が研究心旺盛であること。
子ども自身がクライミング活動に達成感を味わっていること。
子ども自身が簡単にへこたれないメンタルを持っていること。

などがあげられる。


さて、レッスンは「基本練習」のうちのトラバースと正対・側対を重点的に。
「基本練習」は私が独自に考えたメソッド(コーチとして参加したオーストリアのレッスンなども参考にしているが)で、実際に課題を登るにあたって、身につけていないと困ることになる基本的な技術を体に刷り込むべく組み立ててある。
注意したことをすぐに実践する子、何度言っても意識しない子・・・様々いるが、上達や理解のプロセスには個体差があり、それを反映してのことかもしれないな・・・と最近感じている。
すぐに意識出来ないからと言って、将来的に上達しないわけではないのである。


基本練習でだいぶ時間を取ってしまったが、続いてホールドの種類とムーブの学習。
ホールドの種類は初級の間で覚えてほしいものは全種類出題したが、全員がクリアした
ムーブはカードを引いて出てきたムーブを実際に自分で考えてみる。
今日出てきたのは「乗り込み」。
初参加のりょーたも加わって、ちょっとしたセッション状態に

最後、珍しく「長もの」がやりたい、と言うので私としても喜んでトライしてもらう。
初心者用の5.9は登ってしまった子が何人か出たので、もう少し難しい10aにもチャレンジ
一人でつなげるのはまだ難しそうなので、リレー式に落ちたところから次の子が続けることにしてみた。
ちょっとしたゲーム感覚で面白い
ラスト数手は遠くて、一手だけでもけなり大変 
みんなコマネズミのように入れ替わり立ち替わりトライ
でも、今日はゴールまでつながらなかった
自主練習して、力をつけて、またトライしょうね

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2 コメント

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Unknown (animal)
2012-05-01 23:09:17
こんにちは

ときどき拝見しております。
ウチも中3の次男がB-Pump2でクライミングを習っています。 
私も指導者のハシクレとして、いろいろ考えていますが、なかなか人の才能を伸ばすというのは難しいものですね。
安全のための技術は教えることはできるのですが、クライミング能力をどうしたら向上させられるのかは私の方が教えてもらいたいくらいです。
1年~2年くらいはその道のプロに教わった方がよいとの考えからPJCCに入れています。 その考えは正しかったという結果も出ています。

こちらのBlogには「なるほどなあ」と思わせる含蓄があり、楽しみにしております。

長文失礼しました。
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Unknown (FCC(Fortune Climbing Club))
2012-05-02 12:04:34
animalさん、訪問&コメントをありがとうございます。
能力を引き出し、向上させていくことは本当に難しいですね。。。
私も試行錯誤、七転八倒の日々ですが、このブログが何らかのお役に立つことができれば幸いです。
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