traditional climbing

クライミングスタイルにうるさいオヤジ系クライマーの日記
 クラック、スラブを愛するクライマー歓迎します。

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トラッドパラダイス 神須ノ鼻

2016年01月10日 10時36分06秒 | トラッド

噂には聞いていたがずっと非公開だった岩場が整備が終わり、FreeFanで発表された。

正直言えば非公開のままでも、近く行きたいと計画していただけに、公開されて混み合ったらやだな。

といろいろ心配していた。

<どこまでも青い熊野の海>

 

11月に入るとさっそくツアーの計画を立ち上げ、まずは開拓グループの名張ラーの人たちに声をかけた。

初めての岩場で不案内の場合、エリアにたどり着くのに余計な時間を取られたくなかったし、クライミング以外の

宿屋やメシなどの情報を得ておきたかったからだ。

幸いにしてK美さんが年末の2日間付き合って下さることになり、企画は大きく前進。

関西のクライマー集めはK美さんにお任せし、自分は関東チームの人選に入った。

開拓されたばかりの岩場、55mの懸垂下降、同じ距離の荷物を担いでのユマーリング、プロテクションデフィカルトの5.11のシンクラック、的確なチョックワーク、こうした条件をクリアできる腕利きのクライマーを集めなくては成功はおぼつかない。

何人かの旧知のトラッドマスターに声をかけたが、年末はいろいろと他の予定があるようで、なかなか思うように集まらない。 また後輩のアッキーも行く気は200%だったのだが、家庭の決済が下りず断念。

12月も中旬になって、ようやく4人のメンバーが決定した。

左よりメンバー紹介、チッペ、ソウタ、ナカイくん、

若くてパワフルな奴らばかりだ。 自分のコドモのような年齢の若者とのツアー、どうなることやら。

ソウタは別のグループで面識はあるが、一緒にクライミングに行くのは初めて。 フリークライミングのチカラはわからないが、 アルパインクライミングでバリバリやっているようなのでなんとかなるでしょう。

ナカイくんはアッキーの知り合いの学生。 経験は浅いけれども一緒に登っていた師匠の名前を聞いて、その老師なら大丈夫だろうというかなり適当な決定。 事前に城ヶ崎でリハーサルしたところかなり力があると見受けられたのでOK。

チッペは旧知の間柄であるが、こちらもロープを組むのは初めて? しかしボルダーも段もちだし、5.13も登っている?くらいの実力があり、アイスもアルパインもバリバリこなすオールラウンダーである。 秋にトワイライトもRPしていま最も乗っているパワフル女子(なんとツアー前日まで2泊3日で北岳バットレスに行ってたというからオドロキ)

さて、言いだしっぺの自分、アニマルが一番やばいんじゃないか。 トラッドを熱心に登っていたのは随分昔のハナシ。

ここ数年はロープさえ結ばず、ボルダーで遊んでばかり。 ようやく1年前から外岩リードに復帰したが、クラックはほとんどやってない。 ナカイくんとあかねの浜でリハビリしてきたが、かなり心もとない。 プロテククションテクニックだけは衰えていなかったが唯一の安心材料。

 

< 青い空と白い花崗岩>

熊野までは横浜の自宅から530辧〔覺屬離蹈鵐哀疋薀ぅ屬枠茲譴襪掘危険だし、仮眠場所もないので29日休暇をとって朝出発とした。 うちのレガシィを自分とチッペで交代しながら、東名をひたすら西進。 岡崎付近で渋滞にはまり、尾鷲市についたのは夕方の4時過ぎであった。 7時間半! 疲れた。

宿には見知った顔が一杯。 

UTAさん夫妻、エノキッド、石田塾、コメケンさんなどなど。 明日はよろしくお願いします。

 

明けて30日 7時にK美さんと無事合流。 予定していた開拓者のO藪さんは急用ができて不参加。残念です。

宿から車で20分国道脇の駐車スペースに車を停めて約30分のアプローチ

<えっ! K美さん、ここを左ですかい>

懸垂下降の準備

 

 <懸垂ポイント>

アンカーが2か所ある。 ロープを3本フィックスして降りる。

 

<テンションうなぎのチッペ>

<でっかいザック背負って行ってきます>

この懸垂下降、ラストの私はユマーリングに備えてロープの養生をしながら降りなくてはならず、相当面倒くさい。

ロープが岩角にこすれて、万一切れたらユマール持ったまま地面まで落ちるからね。

でも結果的にロープの伸び縮みや、風のあおりでロープにつけた当て布がずれてしまい、役に立たなかったけど。

 

<キター!>

すごい景色!

 

もうどこでも登り放題だ。

<青い空に向かって真っすぐに登っていく>

<ことぶき左  5.11->

この岩場について

【ロケーションと気候】

リアス式海岸の突き出た岬にある。 「神須ノ鼻」という突端にある。一日中日当たりがよく、冬でもTシャツで十分登れる、

しかし風が強いときはそれなりに寒そう。  2日目雨に降られたときはダウンを着ても肌寒かった。 

ここは、釣り客も多く無用な摩擦は避けたい。 でも船でアプローチできる釣り師がうらやましかった。

我々クライマーは毎日フィックスロープを延々とユマーリングしなくてはならず、終了点から駐車場までも30分くらい歩く。

登るのと同等の体力を削れられた。

【岩質とルートの特徴】

花崗岩でフリクションはとても良い。 脆いかもと思われたが実際はそんなこともなく安心したが、まだあまり登られていないためか、ルートによっては表面の粒子がポロポロと欠けるので、マイクロカムや細いストッパーは怖い。

プロテクションは紹介されていたほど厳しくはないが、効くポイントが限られるので、見極める眼力が必要である。

それを見落とすと危険なランナウトを強いられてしまう。 ワイドはほとんどないので、大きなカムは必要ないと思う。

クラックの奥行きが浅いので、セットの角度や位置に頭を使う。 フィンガーサイズが80%、指が入らないところも多いが

カチとして使えるので、どちらかというとフェースムーブを駆使する。

意外と下部が悪いルートが多いので、そのグレードを確実にこなせる実力が必要だ。 10台がやっとのひとには厳しいエリアである。

<この解放感、昼寝したら起きないかも。 でも寝てる暇はない!>

<懸垂ポイントの夕暮れ>

 初日はみんなテンションあがりすぎて夕方まで登っていたため、ユマールで上がりきったときには日が暮れていた。真っ暗な山道をヘッドランプで戻る。 幸い間違えずに国道に出られた。

宿に戻ったのは19時を回っていた。 すぐに夕飯。 「腹減ったー」 あんまり期待してなかったけど、この宿のごはんは美味しい。 別に凝ったメニューじゃないし、見栄えもイマイチだけど、こういう家庭のメシが一番ほっとする。 

今日の疲れを癒すために、家から持ってきた大吟醸酒でみんなで乾杯。 ほたるいかが日本酒にぴったり!

食後は部屋で「りんごのタルト」とチッペの持ってきたシャルドネやコニャックで盛り上がる。 

でも今日は疲れたから早く寝よ。

 

明けて2日目12月31日  今年も終わりだ。

せっかく早くでたのに、どんよりした空は下におりて1時間もしないうちに泣き出した。

< 岩の洞窟で雨宿り。 これはこれで楽しい。>

 

でもこのまま登れなかったら、こんなに遠くまで遠征に来たのに哀しい。

とりあえずタイムリミットの昼過ぎまで粘ることにした。

祈りが通じたのか、昼前から急速に天候快復。 これならいける。

何をやろうか迷ったが、昨日触った「ことぶき左」もいい課題だけど、どうせなら違う課題を登ってみたい。 

北東面にある日陰のエリア。 それも一番右端にある「カムイ」5.11-をトライ。

一見するとカムも指も受け付けないようなヘアラインクラックが続いているが、なにか魅かれるものを感じて、このルートにオンサイトトライ。 

中間部までは、問題なく進んだが、途中本当にクラックが毛筋のように細くなり、プロテクションが取れない。 その上もフレア気味のグルーブが続いていて、プロテクションのイメージが出来ない。

BDのマイクロナッツ#2を極めてみる。 静荷重しか耐えないようなナッツである。  少し上がって、グルーブの中のピンポイントのスロットに新しく買ったメトリュースのアストロナッツ#9を慎重に極めた。 

形の上では決まったように見えるが、このルートは表面が脆くて登っている最中もポロポロと粒子が落ちる。

マイクロナッツを支えている粒子は持ちこたえるのか? そしてこの先プロテクションは決まるのか。

何度か行ったり来たりを繰り返したが、踏ん切りがつかずバックアップを極めて一旦降りる。

オンサイト失敗だ。 なんともひ弱な自分に腹が立つ。

 

もう一度上部を観察する。 2mくらいを頑張れば、ガバに届く。 その間一か所エイリアンが決まりそうな箇所が見つかった。  今度こそ登りきる。 こんなところまで来てイレブンを持ち帰らずに帰れるか。

先ほどカムエイドで回収しながら降りたので、RPトライが可能だ。

 

 

 <カムイ 5.11- を登る アニマル>

案ずるより産むが易し。 その上部を触ってみると2か所カムを極めることが出来た。 レイバックで豪快に越すと終了点だった。 テクニカルで緊張するいい課題だった。 

南側に戻ると、チッペが「とこしへ」を登り終えたところだった。 

なんと5.11+の25Mをオンサイトしやがった!!

 

今回の彼女の登りは圧巻で、トライしたイレブンはすべてオンサイト。 その強さは輝いていた。

ナカイくんもソウタもそれなりに充実したようで、みんな楽しく怪我なく遠征を終えられたことがなによりも嬉しかった。

<帰りの55mユマーリング 魂が抜けそうな天国への階段>

 

最高だったぜ神須ノ鼻よ。 また来てやるぜ!

 

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立山・剣北方稜線  別山尾根〜剣本峰〜池の平その3

2015年11月03日 07時38分53秒 | たそがれ登山隊

 

朝日に映える裏剣

明けて9月30日  氷点下4度まで気温が下がり、外は氷が張っていた。

テントだったら凍える夜を過ごしていただろう。 今日は欅平まで下山する予定だが、夜中に横浜まで帰るのはかったるいなという気持ちもある。

 

平の池

朝6時30分に池の平小屋をあとにする。

少々遅い出発になってしまった。

池ノ平から仙人池までは1時間30分、仙人池から眺める裏剣見るためにここまで来た。

その日がこんなにいい天気に恵まれ、紅葉も映えている。 実に運が良い。 

 

 

 

 

 

景色に見とれていたら1時間も経っていた。 朝の撮影タイムが終わった後だからか、池の前は人も少なく静かに剣を鑑賞することが出来た。

なにやら、一組のカップルが静かに喧嘩してたみたいだが。。。

 

重い腰を上げて下山を開始する。 ここから仙人ダムまでは1200mの下りだ。 

頑張らなくっちゃ。

仙人温泉小屋から雪渓を渡る部分はかなり雪渓の状態が悪く、先週仙人小屋の管理人が踏み抜き、落ちて肋骨を傷めたそうだ。

迂回するルートがが取られていた。 ここから野天風呂のある仙人湯を経由して尾根を登り返すのだが、これがきついのなんの。 

 

なんだか下のツアーパーティーで人を呼んでいる声がしていた。 事故でも起きたのだろうか。 (あとで聞いたら、滑落事故があり、負傷者はヘリで救助されたようだ。)

 

旧来の登山道はこの仙人谷に沿って降りていくのだが、かなり荒れて危険なのとメンテナンスが大変なので、右側の尾根に雲切新道を拓いた。

NETで検索すると「悪路だ」「2度と通りたくない」とか酷評されているが、おそらく開拓当初の評判だろう。 

私が通った印象では非常に整備されていた。 確かに急ではあるし、やせ尾根でもあるが、滑落の危険は感じない。

危険個所には足場やフィックスロープなどが張られていた。 コースタイムでは仙人温泉から仙人ダムまで3時間となっていたが、約1時間半で降りてしまった。

仙人ダムの施設の中を通り、阿曽原温泉を目指すが、ここでまさか標高差100mの登りが待っているとは思わなかった。

ダムや小屋の人はトンネルを通って阿曽原に行けるのだが、登山者はわざわざ水平歩道を巻かなくてはならないのだ。

ここにおいて今日中に下山する意思は失せて、阿曽原温泉に泊まることになった。

阿曽原小屋のおかみさんはとっても元気な人で、「みんな救助にいっちゃって、あたし一人で25人の食事作ってるのよ〜!」といいながら、私の夕食も引き受けてくれた。

気持ちの良い芝生の上にテントを建てて、シュラフなどを干して昼寝。

そして5分ほど降りた場所の露天風呂に入った。  もう何も言うことはない。 最高である。 

ここに泊まってよかった。

夕食はトン汁とアジフライ、天ぷらなどとっても美味しくて大満足。 立山の純米酒を熱燗にして飲む。

この日もぐっすりと眠れた。

<タイム>

池ノ平小屋  06:30  2045m

仙人池    07:40-08:30  2085m

仙人温泉  08:50-09:00 1544m

仙人谷ダム 10:35−10:50 862m

阿曽原温泉  12:10   800m

 

 

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立山・剣北方稜線  別山尾根〜剣本峰〜池の平その2

2015年10月21日 23時08分23秒 | たそがれ登山隊

 

 

チンネと池ノ谷ガリー

 

北方稜線に入るとそれまでの喧騒が嘘のように静まり返った世界が広がっていた。

ここでようやくザックを下して本格的な休憩を取ることにした。 

考えてみれば、朝6時に出発して3時間あまり、ウィダーイン以外は水しか口にしていない。

ザックから乏しい食料を取り出して摂食する。 今回の行動食はポンパドールのチーズオニオンブレッドハーフを2つと7プレミアムのチョコスティックブレッド1袋、ヤマザキのランチパック1、ウィダーイン2が3日間+1日の全てである。 その他お菓子として、チョコスナックや柿の種を少々、焼き栗とナッツ&フルーツのミニパックも。

結果として4日間行動したので、ほぼちょうどよかった。

食料や装備は持てば持つほど安心ではあるが、必要以上のモノは無駄な重量に過ぎない。

自分がどれくらいのエネルギーで動けるかは経験を積めばわかるものだ。 必要最低限とは言わないが、必要充分を冷静に計算するべきだろう。 大抵はかなり余らせて下山しているはずなので、少しづつ減らしていけば自分の適量がわかってくる。

 

長次郎の頭 右側のルンゼを登り、回り込む。

長次郎のコルより本峰を振り返る

 

このようなバンドが数多く走っている。 うまくルートファインディングをして行かないと、難しいクライムダウンやトラバースを強いられることになる。

しかし、戻るのも簡単ではないのでザックを背負って4級くらいの岩場の登下降くらいが出来ないと危険である。

私は多少強引にショートカットしていったので、5.8くらいのクライムダウンやトラバースが入ってしまった。

皆様はあまり無理せず、難しいと思ったら戻ってやり直してくださいね。

源次郎尾根

 

八つ峰

八つ峰の頭付近

実はここでルートファインディングに迷ってしまった。

このコルからの降り口は急峻なガリーで、一目見て、ルートではないことが分かったが、

少し戻って斜面をくだってから回り込むのか、左側の稜線伝いに行くのか、判断がつかない。

ふと、ガチャのこすれる音が聞こえたので振り返るといま来た岩場を登っているパーティーがある。

ダメモトで対岸にいる人を呼び掛けて聞いてみた。

すると、なんと富山県警の警備隊のパーティーであった。 訓練なのかパトロールなのか、プライベート山行なのかわからないが、私が単独であることを認めると反対にいろいろ尋問されてしまった。

私:「池の谷乗越へは左ですか、右ですか?」

警備隊:「一人ですか? どこにいるかわかっていますか?」

私:「北方稜線を池の平に向かっています」

警備隊:「そこでルートに迷っているようなら引き返してください」

私:「・・・・・・・・・・・・・」

警備隊:「装備は、住所は、名前は、登山届は、経験は?etc]

もう完全に尋問状態。 百メートルを隔てて取り調べである。

 

「お前がやったんだろう。 ネタは上がってるんだ」

 「嫁さんは泣いているぞ。」

 

警備隊からみれば、北方稜線に迷い込んだ危ない中高年の単独登山者と考えられても仕方ないのかもしれない。 

実際、行方不明や滑落事故が多発しているルートである。 この日も行方不明者が出たので、後日私に情報提供依頼の電話が県警からかかってきた

一通り勧告したことで満足したのか、警備隊は行ってしまった。

結局ルートのことは何も教えてくれなかったが・・・・

さて、ヒトを当にしたのが間違いだった。 

単独行は自分だけが頼りなのだ。

もう一度注意深く探しているとルートが見つかった。 

ここから池の谷乗越までは急峻に落ち込んでいるために、上からのルートファインディングが難しいのだ。

3級程度の岩場を30mくらい降りるとそこが池ノ谷乗越だ。

 

池ノ谷乗越から降りてきた壁を見上げる。

 

正面に小窓の王が見えている。 

これからは一番の危険地帯と言われる池ノ谷ガリーを降りる。 およそ200mくらいの非常に不安定なガレ場を下る。

チンネ側に沿って降りるといいらしいが、前半は反対の左岸に沿って踏みあとがあり、さほど苦労せず15分ほどで三の窓に降りれた。

池の谷ガリー

 

クレオパトラニードル

ここで休憩していると池ノ谷の下の方からガスが上がってきた。

ここから先が迷いやすいのに、まずいな。 先を急ぐ。

発射台のランペを登りきると小窓の王の基部だ。 ここで、自分の間違った思い込みでルートミス

三の窓雪渓と小窓雪渓が並列していると思い込み、 小窓の王を回り込むバンドを行って、あまりの悪さに引き返した。

地図アプリのGeographicaで地形を確認。 小窓尾根が左に折れている。 

ガスの切れ間に踏みあとが見えた。 

ここから小窓雪渓へのルートがわからず、1時間ほど右往左往する。 

事前にあまり情報を仕入れないで来たので、こういう細かい部分で立ち往生する羽目に。

ガスはますます濃く、しばらく晴れる見込みが無い。 仕方ないので尾根伝いに池の平山を目指すことにしたが、これが道なき道で大変だった。

こんな調子ではビバークになるなと弱気になったところで、ガスが晴れ小窓と雪渓が見えた。

なんだ、あんなに近いのか

 剣尾根と池ノ谷

 小窓雪渓

 

目標さえ見えれば問題ない。 尾根から直角に下り、踏みあとに合流。 

途中の急峻な雪渓は下部から回り込むことができた。

 

 

小窓尾根から見上げる小窓の王。

 

小窓と池の平山

 

小窓に13時40分到着。 池ノ谷乗越から2時間が経過していた。 約1時間のロスト。

ここは、テント2張りくらいの平地がある。 天候悪化の際はビバークポイントとなろう。

ようやく縦走の核心部を越えた。 コーヒーを沸かして休憩する。

先ほどの藪漕ぎで汗だくになったし、体力を消耗した。 こういうところでコーヒーブレークを入れて

余裕を取り戻さないと、疲労や焦りは遭難のトリガーになりうる。 行動食も食べてエネルギーチャージ。

 

さて、小窓雪渓から鉱山道に上がるポイントは見落としやすいと聞いていたので、地形図の直線距離を測り地図アプリのGeographicaでマークを打つ。 約1劼農瀋蠅靴拭 ただしオフラインのため高度は出ない。 

雪渓に降りると、結構硬くて滑りやすい。 持参した簡易アイゼンを装着して降りていく。

幸い視界は良く、登山道のマーキングはすぐに発見できた。  地図アプリのマークではまだ800mであるが、雪渓の末端ではなく、小窓から測ったからかもしれない。 

小窓雪渓と2段の滝 これが対岸に見えたら鉱山道の入り口だ。

 

鉱山道は一般道ではない。 

というか、全行程中ここが一番危険を感じたところだ。 雪渓側は崖となっており、高さは100m近いと思う。 道もところどころ崩れていて、トラロープ も撤去されている。 

池ノ平山への分岐からは一般登山道となり、紅葉を眺めながら小屋までのんびり歩く。

15時過ぎようやく池ノ平小屋に到着。

ここのテン場はとても平で芝生もあり、眺めも素晴らしい。

小屋はこじんまりとしており、収容人数は30名がやっとだろう。 

夕食を頼めないか聞いたが、宿泊でないとダメだというので、小屋に泊まることにした。

食料がないわけではないが、予備食程度のものなので。 夕食は小屋をあてにしてたからだ。

夕食・朝食ともにじゃらんで言えば★2つくらいの内容だった。 がんばりましょう。

しかし、ここは沸かし湯だがお風呂に入れる。 汗をかいた疲れた体には最高のごちそうで、風呂に入れただけで泊った価値があった。 

 <タイム>  Geographicaのログ

2015年9月29日(火) 晴れのち曇り

剣沢 06:00  2526m

剣山荘 06:30

前剣  7:56  2809m

剣本峰 09:23  2999m

長次郎のコル 10:09  2873m

八つ峰の頭  10:48→ 11:10 尋問により20分ロス

池ノ谷乗越 11:35

三の窓下  11:45   2654m

小窓の王 12:07  ルートミスにより1時間ロスト

小窓   13:40 → 14:08 休憩 2305m

鉱山道分岐: 14:27  2122m

池ノ平小屋 15:10  2045m

 

 

 

 

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立山・剣北方稜線  別山尾根〜剣本峰〜池の平その1

2015年10月21日 22時25分49秒 | たそがれ登山隊

朝日差す 前剣と後立山連峰 

明けて29日、夜半は風が強く、おかしな雲がかかっていたが朝には稜線も見え、今日も快晴の様相だ。

今日は長丁場、体力勝負である。 とは言ってもテントも担いでいるからいざとなれば、どこでもビバーク可能なのでさほどプレッシャーはない。

地図の上では7.3kmと非常に短い行程に見えるが、アップダウンが激しく、いろいろ蛇行するので3倍くらいに見ておいた方が良い。

 

剣山荘に向かって出発。 見えているピークは一服剣

昨夜は冷え込み、サマーシュラフしか持ってきていない私は寒さに震えてた。 いつもはザックに忍ばせているカイロ(使った試しがないが)も忘れてくる失態。

明日に備えて禁酒するつもりだったが、あまりに寒いので小屋でワンカップを仕入れてJETBOILで熱燗にしていただく。

それでも寝る段になったら冷え込んできた。 一人テントは寒い。

仕方がないので、ペットボトルにお湯を入れて湯たんぽがわりに足元に入れる。 ようやく落ち着いて眠りに落ちた。

剣沢はインターネットが繋がり、普通にSNSをつないでやり取り。 天気は明日もよさそう。

 

うーむ、もったいないような天候だ。 このまま一日快晴でいてくれれば言うことなし。

平日もど真ん中だが、登山者はそれなりに多い。 

それも60代〜70代と思しきオジサマの単独行が多い。 自分も中高年ではあるが、オジサマはおひとり様が多いのか。 

オバサンは大体グループでやってくるのだが。

途中ガイドパーティーと前後して登る。 ガイド一人に5人が連なっている。 結構本格的な装備を身に着けているので、「もしや北方稜線まで一緒か?」と勝手に警戒し、引き離しにかかるが、自分の体力のなさを忘れていた。

むしろ後ろからあおられる有様・・・ 情けない。 しかし、やはりそこは単独行とグループの違い。 集団行動はどうしても、行動が遅くなる。 カニに着くころには後続は見えなくなっていた。

 

前剣の下りの鎖場  こんなところに鎖が必要なのか? 行動が遅くなるだけではないか。

この日は空いてたからいいが、こういう場所で渋滞が起きるのだろう。

カニのたてばい。  右側のルンゼ状を登るが、結構傾斜はある。 最大80°くらい

ホールドは豊富なので、鎖を掴まなくても登れる。 3級くらいの岩場。

日陰は結構寒い。  ここもシルバーウィークは何時間渋滞したのだろうか。

平日万歳!

振り返ると別山尾根と剣沢が見える。

結構登ってきた。

 

早月尾根。獅子頭が見えている。 

頂上まであとわずかだが、ここらでちょいとへばってきた。  朝メシが足りなかったか?

さすがに頂上は人が溢れていた。 私は剣の山頂は5回くらい踏んでいるので用はない。

すぐさま「危険××通行止めな」北方稜線に踏み込む 

 

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立山・剣北方稜線  立山三山

2015年10月18日 09時35分50秒 | たそがれ登山隊

 

シルバーウィークが明けた月曜日の朝
私は富山空港から市内にむかうバスに揺られていた。

こんなに休んで仕事は大丈夫なのか? ほんとは次週に休みを取る予定だったが、月曜日からの移動性高気圧を見逃すわけにはいかず、思い切って連続休暇を取った。

ど平日にもかかわらず、室堂へ向かう登山者、観光客の群れが多く、ケーブルカー、バスともに待たされ、室堂到着は結局11時20分。 お昼を食べてさっそく出発。

これ以上ないほどの快晴に心躍る。

アルペンルートからみた弥陀ヶ原の紅葉。 いまが盛りだ。

 

今回の山行はずっと前から温めていたもので、何時か行きたいなあから今年こそ行くぞ!に変化するまで随分と時が経ってしまった。

剣岳には四季を問わず、いろいろなルートから登った。 

初めて行った源次郎尾根、

猛烈なラッセルの早月尾根、

灼熱の内蔵助平を越えて、三の窓雪渓から素晴らしいチンネ登攀

雨で停滞ばかりの剣沢

デブリで埋まる池ノ谷

アイゼンが壊れた剣尾根登攀

 そしてどうしても行ってみたかったのが池の平からみる「裏剣」と仙人池に映る「逆さ剣」

池の平に行くなら、二股経由ではなく、剣本峰を越えて北方稜線から行きたい。

また、立山にも登っていないので、三山を越えていくことにした。

行程は3日間、予備日1日 天候さえ良ければ特に問題になる個所はないだろう。

雄山から室堂、みくりが池を見下ろす。

 

雄山神社 登拝料500円で祝詞とお祓い、お札と鈴、お神酒をいただける。

真砂岳から別山、その向こうに剣岳

 夕方にようやく剣沢に到着。

<タイム>  9/28

06:32羽田発 07:20富山空港 立山09:30 室堂着 11:20

11:55  室堂出発

12:46 一ノ越  13:11

14:12 雄山  14:35

13:53 大汝山 

14:04 富士折立

14:31 真砂岳

16:15 別山頂上

16:57 剣沢キャンプ場

 

 

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SWは東北めぐり 朝日連峰

2015年10月17日 10時30分04秒 | たそがれ登山隊

大朝日岳から北西に延びる主稜線 (中岳、西朝日岳、竜門山、以東岳)

 

2月に蔵王に登った時、まれに観る晴天のなか飯豊連峰と朝日連峰を間近に眺めて、今年中に登りたいと強く思った。

GWの飯豊に続いて紅葉の朝日に登ることができた。

標高は1600mと丹沢山塊とさほど変わらないのだが、その懐の深さはまさに深山である。

稜線からの雄大な眺めと、たおやかな縦走路はどこまでも歩いてみたい衝動にかられる。

しかし、東北の山はどれもアプローチが不便で公共の交通機関は発達していないため、マイカーでアプローチするとなると縦走がしずらいのがタマにキズである。

まあ、不便だからこそ静かでいいのかもしれないが。 車の回送サービスもあるようなので、人数を揃えられたら是非山中2泊くらいで縦走をしてみたい。

急峻な小朝日岳 

栗駒山から山形市内に出て買い出しをしたあと、月山経由で古寺鉱泉に向かう。

すでに真っ暗でナビにも出てこない地蔵峠を越えて、さらに細い林道を古寺川に沿って走る。

すでに土曜日に入山した車が路肩に多く駐車しているが、幸い駐車場に1台空きがあり、滑り込むことが出来た。

夜中も何台もの車が到着してヘッドライトで照らされるので熟睡できず明け方を迎える。

9/21

テント泊装備で膨れ上がったザックを背に朝5時半に出発。 今日はとってもいい天気。 

樹林帯の急登と緩傾斜が交互に現れるなか高度を上げていく。 途中何人もの登山者に追い抜かれる。

大半が軽装の登山者で日帰りと思われる。

一服清水で水を補給。 とっても冷たくて美味しい水だった。 この山は水が豊富だ

尾根に出るとすこしづつ景色が開けていく。 

さらに急登を重ねると古寺山につき、小朝日岳が眼前に現れる。 

 

小朝日までは目と鼻の先だが、その先の大朝日岳までは、かなりの標高差と距離が残っている。
しかし、時間は十分にある、おそらく昼には到着できるだろう。

絶景のなかゆっくりと登っていく。 大朝日岳直下の銀玉水で喉を潤す。 手が切れそうなくらいの冷たさだが、味はとても柔らかい。 2Lの水筒に満タンにして頂上直下の避難小屋を目指す。

昼ごろ到着したときは3組くらいしかおらず、荷物を置いて中岳まで散歩に出かけた。 

最初に西朝日だとおもっていた山は中岳だった。 どうりで近いわけだ。

このままなだらかな稜線が続いていると思ったのだが、西朝日までは結構なアップダウン。

しかもガスが巻いてきそうなので、今日はここまでで引き返すことにした。

西朝日に続く稜線

小屋に戻ってみるとかなり宿泊客が増えていた。 詰め詰めではあるが、マットの幅は確保されているのと荷物置き場もあり、それほど窮屈ではない。 そしてこの日の登山客はみんなマナーのいい人ばかりで、譲り合いの精神があり、心地よく過ごせた。

みんな明るいうちに夕食をすませ、6時にはシュラフにもぐりこむという品行方正さ。 車座になって宴会するなんてグループもおらず(そもそもそんなスペースは無い)静かなものだ。

一グループだけ、いつまでも声高に話している人がいたので、消灯前だが静かにしてくれと注意した。

確かに6時半と早すぎる気もするけど、みんなのペースに合わせないとね。

疲れもあったのか、あまり目を覚ますことなく朝を迎えた。

ウエアを着込んでご来光を眺め、朝食後に山頂へ向かう。 昨日混んでいたのでパスしていたからだ。

朝6時すでに山頂は無人で、360°の展望。 朝日をあびながら景色を堪能する。 主稜線を眺めながら、こんな天気のいい日にはやっぱり縦走してみたいと思った。

小屋に戻り、ゆっくりとパッキングをする。 今日は下山するだけなので時間もたっぷりある。 

みんなが出発したあとの小屋でゆっくりお茶して7時頃下山。

登りでは通らなかった小朝日岳の山頂に登る。 ここも素晴らしい展望だ。 鳥原山経由で下山する予定だったが、小屋番のハナシでは一部危険個所があること、小朝日から眺めた稜線に興味がわかなかったので、元来た尾根をくだることにした。

古寺鉱泉には13時着。 結構かかった。 やはり下界は暑い。 

大井沢の温泉で汗を流し、近くの蕎麦屋「茂衛門」で硬いそばを食べた。 顎が疲れるほど噛みごたえのある蕎麦だった。 なんでも東京から移住してきた脱サラ夫婦だそうだ。 おばちゃんが面白いキャラだが、蕎麦はやっぱりツルツルがよい。

温泉から紅葉しはじめた月山を眺め、次は月山と羽黒山に来ようと決意していた。

 

 

 

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SWは東北めぐり 栗駒山

2015年10月17日 08時39分15秒 | たそがれ登山隊

 

 

 

9月のシルバーウィークはGWに引き続き東北の山を歩いてきた。

昨年同時期に穂高に行って大混雑に辟易したので、連休は少しでも人が少ない山に行くことにしている。

東北の山々はここ数年私のお気に入りである。

安達太良、磐梯山、吾妻山、蔵王山、飯豊山、会津駒などを歩いてきた。 

まだまだ東北には名山があり、行きたい山はたくさん残っている。

なかでも栗駒山、朝日連峰はかなり前から行きたかった山である。

しかし、いかんせん栗駒は秋田との県境、なかなか重い腰が上がらなかった。

5連休あれば、行きと帰りを移動日に使ってのんびり行けるのでどうせなら2つまとめて訪れることに。

横浜を13時30分に出発、都内で渋滞にはまったが、東北道は順調に走れて栗駒高原のいわかがみ平の駐車場には22時に到着。500kmくらいのドライブ。 

深夜ではないので、疲れ方は思ったほどではなかった。プロのドライバーなら毎日走っている距離だ。

星が見えるものの風は強烈に吹いていた。 車なので安心して眠れる。

9/20 翌朝は下界は見えるのだが、山の上はガスがかかり、時折小雨が降っている。 風も強いので雨具の上下を身に着けて出発。 

一番歩きやすい中央ルートから山頂を目指す。 人工的に手が入った道は歩きやすいが、いささか室堂のような観光地臭があって興ざめである。

1時間半ほどで頂上に着いた。 30人ほどの登山者が昼食を摂っていたが、ガスで真っ白なうえ、風が強く寒くて

とても長居する場所ではない。 早々に下山。 

帰りは東栗駒山経由で降りたが、こっちはとても眺めがよい。 ガスも晴れてきてようやく錦秋の栗駒山に出会うことが出来た。

登山そのものは往復で3時間もかからないので、ハイキングみたいなものだ。 次回は秋田側の須川温泉にも行ってみたい。

麓のハイルザーム栗駒ホテルで入浴後、山形市内に向かった。

 

 

 

 

 

 

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カリスマ日記

2015年10月12日 15時00分16秒 | クライミング帖

2015年6月、思い付きでカリスマに手を染めてしまった私は、毎週のように太刀岡山に通っている。

おそらく完登まで通うつもりなので、備忘録的にブログに書いておこうと思う。

13aはいまだ未完というか、大分前に「エクセレントパワー」をトライしたことを除けば触れたこともなかった。

エクセレント・・・は核心のムーブが解決できず、いい加減進歩がないのでいったん保留にしてしまった。

これはボルダー力を鍛えて出直そうと思ったら、しっかりボルダリングの面白さにはまってルートから遠ざかってしまった。(笑)

昨年の秋から怪我からの復帰の意味でリードに回帰した。 11b、cがオンサイト出来、12もわりとすんなり登れたことに自信を得てというか、調子に乗って13に手を出してみた。

まあ、色々考えることがあったわけですよ。 私も若くないのだから、やれるうちにやっとかないと。

同じ山岳会のヒロがトライを始めたこともあり、一緒に取り組んでみようということになった。

10月10日で5日目、11便を数える。 5.12bくらいだと、この辺でRP態勢に入るころだが、私にとっては大物のこの課題、まだまだRPの気配も見えない。

とりあえず、ムーブの方針は固まってきたので、細かい調整をしながら無駄を省いていく行程に入っている。

ただ一つ上部の核心部が出来ていない。 左手アンダー取りは決まったのだが、そのあとの右手寄せがうまくできない。 ここを確実にこなすためのムーブを構想中。

いろいろと行く手を阻む障害も多い(順番待ち12人、膝の故障、指皮損耗、パートナー日替わりetc.)のだが、今年の抱負として「クライミングには言い訳をしない」という誓いを立てたので、何があっても〇〇のせいにしない覚悟で臨む。 

あと4日、10〜12便くらいで登れるといいな。 (年内希望)

備忘録

デッドは避けてスタで取れ

右トラバースは手首の返しと右足フラッギング、最後は肩のひねり。

呼吸を止めるな。

フットホールドは点で乗れ。

右トゥフックがカギ。

核心アンダーは気合いではなく、技術で止める。

最後は根性

 

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第70回国体関東ブロック大会を終えて

2015年07月30日 07時50分39秒 | ユース強化

 

2015年7月25日、26日

埼玉県加須市で今年も関東ブロック大会 山岳競技が開催された。

毎年のことながら酷暑のなか熱い闘いが繰り広げられたわけだが、今年も神奈川県は一人も全国大会に選手を送り出すことが適わなかった。

関東の強豪8都県から3チームのみ勝ち残ることが出来る。

カテゴリーは少年男子、少年女子  中学3年生〜高校3年生まで  成年女子=それ以上

成年男子はすべての県代表に出場資格が与えられている。

開始式の様子

 私は2013年から少年男子の監督を任されているが、まだ一度も全国に出場していない。

年々差は縮まっているものの勝ち抜くためには色々と足りないものがあり、それは日々練習の中でスキルアップしていくしかない。

どんな競技にしろ全国大会に出るというのはそれなりの準備と人一倍の練習が必要だ。 なんとなく強そうな選手を集めて5〜6回合同練習しただけで勝ち抜けるほど甘い世界ではない。

ようやく気が付いたというか、わかってはいたが本気でやっていなかったということだ。

そしてその責任は指導者である私の怠慢なのだろう。 オール神奈川(5月)〜関東ブロック(7月)までが監督の任期ではなく、すでに来年に向けた強化は始まっていると考えたほうが良い。

 

「勝ちたい気持ちが強い方が勝つ」

よくスポーツの世界では言われる言葉だ。 負けて本当に悔しかったら、本当に勝ちたいなら、どうしたら勝てるかを考えて、やり遂げるしかない。 

一昨年の大会、池谷海斗、島田鉄平の両選手の実力は他の4強とはかなり開きがあった。 確かに世界選手権に出場しているようなチームとは開きがあって当然だし、正式な競技は初出場だったからだ。

昨年は両人ともに成長が見られて、ポイントではかなり上向いたが、やはり3位と4位との差は歴然だった。

そして今年、島田に替わって土肥圭太が出てきた。 彼は小学生時代からその強さは折り紙つきで、池谷のリードも結構よくなってきたので今年こそ和歌山国体には出られるのではないかと関係者の期待を集めていた。

 

しかし結果は以下のとおり

得意のボルダリングが4完登でダンゴになり、アテンプトの多い神奈川は4位に沈んだ。

2日目のリードは3位と予想より健闘しただけに惜しかった。

開始前は ボルダーの池谷、リードの土肥でそれぞれ高得点を期待していたわけだが、終わってみればポイントは一緒だった。

メンタルを含めてそれぞれの得意、不得意もある程度わかったので、それをもとに強化を図っていきたい。

もちろん来年の出場選手は未定で、彼らの指定席ではない。 

神奈川県にはまだ強い選手がいる。 お互いに切磋琢磨して強い神奈川チームを作っていきたい。

少年女子、成年女子も一緒に頑張って練習しよう。

目標は全国大会で表彰台に乗ること。 関東大会を制すれば決勝は行って当たり前。 

そのためにはリードで5.13bのオンサイト、 ボルダーであらゆるタイプの初段〜2段を2撃以内に登れることが目標となる。

さあ、考えろ 監督

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紅葉の妙高

2015年05月16日 12時43分31秒 | たそがれ登山隊

2014年10月の記事

GWに行った妙高山に秋にも訪れみたいと思っていた。

雪の多い山は紅葉がきれいだという言い伝えと、地形からして湿原や池塘がきれいだと考えたからだ。

笹ヶ峰の登山口は色づき最盛期

 

前夜のうちに近くの道の駅で車中泊していたのだが、明け方から歯の痛みがひどく、しばらく様子を見ていたら登りだしが10時頃になってしまったが、天候も回復してきれいな景色が見られた。

百名山が二つもある山域にしてはそれほど混雑しておらず、ゆったりと紅葉を眺めながら登高する。

 

あいにくと午後からは天気が崩れ、ガスがかかりだした

 

 

ガスがかかって幻想的な風景もまた良しという感じだ。 

 

天狗の庭方面散策中にテント場を振り返る。 わりと狭くて20張りが限度。

展望もないので、予定していた火打山は登頂せず。 5月に続いて敗退である。

残念だが、また天気の良い日に来よう。

翌朝はかなりの本降りの雨となり急いで下山。 関温泉まで足を延ばして旅館で日帰り入浴してきた。 お客は我々だけで静かな温泉だった。 

今度はスキーで行きたいな。

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