FCC日記

子どもたちのクライミングスクールの活動記録と教育、スポーツ、そしてクライミングに関して想うこと。

<コンペに行こう>JOCジュニアオリンピック③

2010-09-07 13:10:48 | クライミングレッスン報告
予選1日目。午後4時ごろ競技終了。

ユイちゃん以外は初参加だったが、みんな昨日のミーティングの内容を意識し、必要以上に緊張することもなく前向きに取り組めていたと思う。

ユイトは穴のあくほど他人の登りを良く観察し、自分のクライミングの作戦に良く反映させていたし、
「あそこまでは行きたい、行ける」と言っていたポイントまで到達することができた。
最後の最後まで諦めずに頑張る、という自分の目標はほぼ満足の行く結果だったのではないだろうか。
この大舞台で善戦したと言って良いだろう。

一時期リードクライミングへの拒絶反応が著しかったりんちゃん。
普段の練習でも落ちるのが怖く、少しでも「落ちるのではないか?」と一度不安に駆られるとそれ以上どうしても進めない
実際は彼女のボルダー力からすると何の問題もないはずのポイントなのだが。。。
その原因となったのがあるローカルコンペだったので、今回も少々心配したが、今日は次の一手を出しに行った
恐怖心で体が縮まり、腰が引けていたためキャッチは出来なかったが、これは大きな一歩だった。
戻ってきて、「落ちることが出来ましたよ」と私に言った。

今回2度目のユイちゃんは、昨年からの成長が感じられた 今回は、ほぼ今の力を出し尽くすところまで行けたのではないだろうか。
乗り込んで遠いホールドを取りに行く途中で体が壁からはがされ惜しくもフォールしたが、攻めていく気持ちが見て取れた
思えば彼女が変わり出したのも、昨年のこの大会で思い切って取りに行った甘いホールドが止められずに落ちて来た経験がターニングポイントだったように思う。

Y先生から預かったマホちゃんも自分の立てた目標に向かって精一杯頑張った。彼女も戻ってきて「落ちれました」と笑顔で報告してくれた。

いつの間にか、みんな他県の友達を作り、私のところまで連れてきてくれた。クライミングを通じて・・・しかも、こういう大会の場で共に戦った経験を通じて出来た友達。また次に会う時にはもっとお互い強く上手いクライミングが出来るようになっているように、日々を努力しよう。



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