＜コンペに行こう＞JOCジュニアオリンピック④

その夜はユイちゃんとそのご両親も合流して賑やかな夕食となった　
食後にまたミーティング。明日のタイムスケージュール、そして今日の自己評価を踏まえて各自の明日の課題などを話し合う。
大会の雰囲気にもみんな大分慣れて来たようだ。
明日の2本目に備えて、早々に就寝

8月14日（土）

大会2日目。今朝の散歩は遊具のある公園。昨日競技の合間にみんなで遊びに来たらしいが、今日もウォーミングアップを兼ねて少し遊ぶ。重心の移動が必要だったり、上体の筋力を使ったり、タイミングをはかる必要があったりと、クライミングのウォーミングアップにはかなり良いそして何より緊張もほぐれる

昨日より早い朝食をとり、会場へ。今日は天候が不安定とのことなので、りんちゃんのパパがが持って来ていたタープを急遽張ってくださった。選手のみんなもせっせとお手伝い。

ザーッとひどい土砂降りになったかと思えば日光が差し込んで暑くなる、というめちゃくちゃな天気の中、2本目の競技終了。
終了して、曇った表情をしている子は一人もいなかった。
みんなそれぞれが今の自分の実力と、それに伴う課題と結果をよく把握し、今後の努力の筋道が自分なりに見えていたからだと思う。
りんちゃんは昨日よりさらに思い切って動き、一手出して落ちることが出来た。ユイトはスタンスをしっかりと見て、正確な足使いがある程度出来ていたし、ユイちゃんも気持ちの入ったクライミングをしてくれた。ルート上で出てくる大きな動きの処理が今後の課題かな？
FCCのメンバーはみんなだいたい真中くらいの成績。リザルトを見ながら、いつかは決勝に、と密かに闘志を燃やしていた。
ユイちゃんは、「私、大きな大会でこんなに上に行けたの初めてです」とちょっと嬉しそう。日ごろの努力が少しづつ実を結び始めたようだ
今年の彼らの競技はこれで終わった。


その夜は子供たちは子供たち同士で一つの部屋に集まり、打ち上げパーティ　大人たちも別室に集まって親睦会
12時近くにお開き。子供たちはトランプなどをやって楽しんでいたようだ

翌朝解散。みんな決勝の様子をお昼ごろまで観戦し、それぞれ帰路について行った。