FCC日記

子どもたちのクライミングスクールの活動記録と教育、スポーツ、そしてクライミングに関して想うこと。

<アウトドア日誌>チームFCC9、10月アウトドア~小川山合宿~続き

2010-10-08 12:19:13 | クライミングレッスン報告
翌20日。

テントサイトは昨日よりも若干静かになった。朝食の後テントを撤収してクライミングに。

今日はどうも雲行きが怪しく、朝から小雨がぱらつく始末。なので、ルートは八幡沢の10a「トムといっしょ」1本をオンサイトトライし、帰り際に再びビクターに寄ることにした。今日もビクターに行くよ、と言ったらみんな大喜び。すっかりこの岩が気に入ってしまったようだ。

さて、「トムといっしょ」の基部に到着。小川山にしてはホールドがはっきりしていて、人口壁に慣れているチームメンバーにも登りやすいかな?と思い選んだルートだ。

中間部が若干悪いが、いつももっと悪いムーブやホールドをこなしているメンバーなら超えられるはず。
希望者にはマスターでのオンサイトトライを試みてもらおう。
希望者を募るとコーヘイが真っ先に手を挙げた ヌンチャクをつけていざトライ開始。が、案の定中間部で行き詰まった
普段なら何ということない悪さなのだが、マスタースタイルの心細さとランナウトしている不安感から、どうしても一手が出せない。
が、ここで無理して突っ込むよりは。。。とこちらもハラハラしながら見守る。行っては戻りを繰り返し逡巡するコーヘイに、
「無理はしないように。撤退する勇気も必要だよ」と声をかけると、素直にテンションして降りて来た。
これが外岩のマスタースタイルのオンサイトなのだよ、と降りて来たコーヘイに声をかけたが、そのメンタルとの兼ね合いの奥深さを理解してくれたかな?

私が交代してトップロープをかけてみんな登り、ゴローちゃんが回収(昨日練習したばかり)を行ってくれた


帰り再びビクターに。今日は裏にも廻り、もうひとつの3級「コンケーブ」にもトライ。
コーヘイが見事完登 1級の課題にもチャレンジしたい、というので触ってみたが、もうかなりヨレていた。
ゴローちゃんとりんちゃんは昨日のダメージがかなり来ている感じ。ちょっと辛そうだったね

かなり登り、他のメンバーがヘロヘロになってしまったあとも、根気良くトライを続けていたユイちゃんの努力が目をひいた
外岩の課題にトライする楽しみを理解し始めてくれているようだ
帰り際、「充実できて楽しかったです」と言ってくれたユイちゃんだった。


午後2時に終了し、一応ここで解散。小学生メンバーはご家族の車で帰って行った。1人参加の中学生の2人は、今回2人旅で電車で帰るので、信濃川上駅まで送る。彼女たちの冒険は、まだ続くのだ。


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