FCC日記

子どもたちのクライミングスクールの活動記録と教育、スポーツ、そしてクライミングに関して想うこと。

<イベント報告>10周年記念チーム二子ツアー・二日目

2014-06-11 13:48:38 | 活動報告
5月5日(月)

二日目。
宿の朝食の時間になっても、2階にいる子どもたちは全く起きる気配なし
このことでは合宿のあるたびに叱っている・・・というか、叱らずにすんだためしはない

毎度のことなので、時間になると同時に起きて来ない子は置いておいて、そのまま朝食に行くことにした。
・・・と、たけくんがトイレの帰りに食事に行こうとしている大人達とユキちゃんを見つけ、「ハッ」として自分たちの部屋へ掛け込んでいった
その後男の子たちが部屋から転がり出て来るのの早かったこと

朝食はかなりボリュームがあってとてもおいしい
食べ盛りのコーヘイはみんなの分をもらって平らげていた。

 ↓宿の朝食風景
  

朝食の後荷物をまとめてコーヘイ母号、コージン母号、そして私の車に分乗、いざ岩場へ
今回は小学生やまだあまり外岩に慣れていない子も多いので、二日間とも「祠」エリアで登ることに。

たけくん、コージン、りょーたの3人は、昨日一日がかりでムーブを固めた「話がピーマン」10aのレッドポイントだ
先ずはたけくんがマスターでレッドポイント
次にりょーた
昨日一番良い感じでムーブが出来ていたコージンが一番最後になってしまったが無事レッドポイントし、めでたくヌンチャクを回収
↓マスタースタイルのたけくん

↓レッドポイントしてロワーダウンするりょーた

↓無事レッドポイントし、回収するコージン
 

コーヘイは「シリアル」10dと「甘納豆」10dでアップ。
「話がピーマン」をレッドポイントしたたけくんのために、「シリアル」にヌンチャクを掛けに行ってくれたのだ
コーヘイは怖くて動けなくなるたけくんに、ヌンチャクを掛けてあげるかわりに、がんばって一手出すという条件をつけていた
コーヘイ、なかなかやるな~
先輩が後輩を育てる・・・子どもたちの間でそういう意識が育って行くと嬉しいね

「甘納豆」はルートの上部の岩の形状が、まるで甘納豆のようにツブツブしている。
ちょっと難しいが良いルートだ。
  

アップの後は今日の狙いルート、「業師」12dにトライ
上部に難しさが集中しているこのルートだが、コーヘイは果敢に攻めてムーブ解決
1回目のトライでトップアウト出来た
次でレッドポイントしたいところなのだが・・・今日は昼ごろから雨、との予報で雲行きが少しあやしく、たまに小雨もぱらつく始末
上部がハードなこのルート、雨に降られてしまうと上部が抜けられずヌンチャクの回収が出来なくなる不安があるため、残念ながらヌンチャクを回収して降りることにした。


ユキちゃんは「今日は『鬼が島』をやりたい」とのこと。
タクミも今日はこのルートのレッドポイントを狙っている
2人のうちどちらがヌンチャクを掛けるのか、話し合って決めてね、と声をかけておいたのだが、どうやらユキちゃんがマスタースタイルで行く様子

タクミはコーヘイと幕岩での補習講習などにも毎回参加し、外岩での対応には大分慣れて来ている。
が、ユキちゃんはタクミに比べて経験値がかなり低い。
ちょっと注意して、あまり無理はさせないようにしなくてはいけないなと思いつつ、「シリアル」にトライするたけくんと同時進行で登るユキちゃんの様子を、気をつけて伺うことにした。

~つづく~

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