FCC日記

子どもたちのクライミングスクールの活動記録と教育、スポーツ、そしてクライミングに関して想うこと。

<レッスン日誌>DOM KIDS SCHOOL

2014-03-05 13:20:10 | クライミングレッスン報告
2月25日(火)
メンバー:ミサキ(小2)、いった(小2)、ユーキ(小3)、かずくん(小5)、ののちゃん(小5)

「DOM KIDS SCHOOL」は、もともと「FREEDOM」さんがジムを創設した折、「良いクライマーを育てたい」と私のところに依頼を頂いて誕生したスクールだ。
「FREEDOM」さんとしては、ここから一前のクライマーが多数育ってほしいのであり、「習い事」や「お教室」の域を脱した、真にクライマーを目指す子どもたちの練習場所としてジムを使ってもらいたいのだ
しかし、「スクール」という形で進めるうち、どうも「スクール」の枠内で満足してしまい、「ちょっと変わった習い事」を経験したよ、と言う形で卒業し、中学に入るとクライミングはすっぱり止めてしまう・・・というケースが多いことに、私も心苦しく想い、「FREEDOM」さんも心を悩ませて来た。
「自主練習に来てくれさえすれば、いろいろ課題を作ってあげたりして楽しく登れるような工夫のし甲斐もあるのですけどね・・・

そこで、「FREEDOM」さんから、発表会の提案があった。
保護者の方に来て頂いて、見ている前で課題にトライし頑張っている姿を見てもらおう、というもの。
スクールを見学にいらっしゃる保護者の方の姿もなかったからだ。

私と「FREEDOM」さんでそのことを決定し、スクール開始前に子どもたちに伝えると、子どもたちは大張りきり
もしかしたらいらっしゃれないご家庭もあるかもしれないが、その分、みんなで大声援を送ってあげよう

結局、子どもたちに次の条件で3課題選んで発表してもらうことにした。
2課題はちょっと難しいけれど、頑張って登れる、または登れた課題を、そして1課題は今の実力より、ちょっと背伸びした課題を。
課題を選ぶためにも、そして、発表会までにそれらの課題をある程度歯が立つ状態に取り組むためにも、自主練習は必須
自主練習時の利用料金なども「FREEDOM」さんから利用しやすいフリーパスの提案も
スクールの子どもたちは、一人で練習に来てもOKなのである

この日のレッスンでは、子どもたちは今の自分の力よりも難しい課題に必至で取り組んだ
やはり、お父さんやお母さんに見てもらう ということは、子どもたちにとってとても大事なことなんだね