FCC日記

子どもたちのクライミングスクールの活動記録と教育、スポーツ、そしてクライミングに関して想うこと。

<レッスン日誌>ダムキッズスクール4月①

2011-04-22 12:21:57 | クライミングレッスン報告
4月12日(火) メンバー:アオイちゃん(小6)、ナナちゃん(小6)、ハヤト(小4)、たっくん(小4)

いつも遅刻してくるケンタを待つが、なかなか来ないのでレッスンを始める。
準備体操と軽いストレッチのあと、いつもみんなが楽しみにしている「どんじゃんけん」。今日は女子対男子

今日は4人なので、基本練習もじっくりと指導してあげられる。たまにはこういう少人数の期間があるのも良いなぁ レッスンのたびに学習コーナーを設け、ムーブやホールドの種類を毎回少しずつ覚えてきたが、今日はどれだけ覚えているかテストすることに。カードをめくって書いてあるホールドを壁から探して素早くタッチ ちょっと怪しい場合もあったけれど、一応全員合格

チャレンジの時間はテープ課題を登って、登れた課題をチェックしていくのだが、男子2人はどうもこれが苦手な様子 対して女子2人は目的意識を持って、まだ登れていない形状の壁の課題のトライに余念がない。
毎回課題を作っても良いのだが、テープ課題にしている理由は、ビギナーでも自主練習に取り組みやすく、登れたときの達成感が得られやすいためだ。
自由に登る感覚を楽しみたい男の子。それはそれで良いのだが、技術を覚えて行く上では使って良いホールドといけないホールドを決め、どうしたら次の一手が取れるのかを模索することが大切だ。なので強制的にも課題にトライする時間を与えるべきと考え、男子2人には残りの時間10分で赤テープ課題のサーキットを課すと、結構必死にトライしていた

レッスン終了後、ケンタとお母様がやってきて、受験の関係で続けられなくなったので急に退会するとおっしゃる。
続けられなくなったのならば退会もやむをえまい。が、今日みんなは「ケンタ来ないねー」と彼を待っていたのだ。やめることも知らずに。退会するならするで事前に申し出ていただくことは、最低限のエチケットと考えるがいかがだろうか。誠意のある行動をとることは、どんな良い学校に入ることよりも生きて行く上で必須である、と思うのだが。。。