FCC日記

子どもたちのクライミングスクールの活動記録と教育、スポーツ、そしてクライミングに関して想うこと。

<アウトドア日誌>中級&チームFCC アウトドア 11月

2010-12-01 23:42:53 | クライミングレッスン報告
11月7日(日) メンバー:ユイちゃん(中2)、りんちゃん(中1)、コーヘイ(小5)

今月の中級アウトドアは「河又」。ここは8月の終わりに河又のエリア解禁に伴う登山道整備イベントのボランティアに、ユイちゃん、りんちゃん、コーヘイの3人を連れて参加してきたところ。特にコーヘイはここのエリアに登りに行くことをとても楽しみにしていた
奇しくも今日の参加者は、このイベントに参加した3人となった。

自分たちが汗水たらして運んだ木材を使って整備したところはどこだろう と期待しながらアプローチを歩く 岩場も近くなってから、きれいに整備された個所を発見 「前はここツルツルして滑りそうだったもんね~」などと話しながらコウモリ岩の「大五郎」11aや「デザートソング」12aのある岩場の前に到着。
ここは先客でいっぱいだったので、「モスグレイハンド」11cなどがある1階上のエリアに上がり、そこにザックを置き、先ずは、ここの「ムーンビーム」5.9から。
ユイちゃんのビレイでトップロープをかけに行くが、久しぶりに登ってみると出だしが結構悪い。上はガバガバで楽しいのだけれど。
木にスリングを巻いてトップロープを作り、トップロープでトライ開始 みんな出だしで「おっ」と言う感じだったが、さすがチームメンバー、全員が1、2回で完登。このルートはリードはリスクが高いのでトップロープのみ、ということにして次のルートに移動。
次のルートは「いきのいい奴」10a。これも全員がトップロープで一撃した 上部で少し苦労していたものの割とスムーズに登っていたので、「リードしたい人はしても良いよ。」と声をかけたが、「コワイからやめときます」とのこと。やはり初めてのエリアは怖いよね。無理は禁物。少しずつ慣れていけば良い。

お昼御飯をはさんで「麦畑」10aをやろうと思ったが、出だしの重なるルートをトライ中のグループがいたので断念。
「タコ」11bなどがある、少し下ったエリアに移動して、「忍吉」10a。これはユイちゃんのリクエスト。昔来たときにこのルートがとても楽しかった思い出があるそうだ。
洞窟の出口の上の部分からスタートするこのルートは出だしにスタンスがない。足ブラでのヒールフックのムーブから入るこのルートは10aとは思えないが、上部はガバガバだ。
みんなで「出だしのムーブ、かっこいい~」などとお互いに写真を撮り合いながら、トップロープで楽しくワイワイ登った。
…と、今まで大はしゃぎだったコーヘイが急に静かに どうやらトイレに行きたくなって、お腹が痛くなってきたらしい もう、我慢の限界ということでコーヘイは付き添いのお父さんと一足先に下って行った。
残った中学生女子2人はトップロープでもう一度登り、回収の練習をして下山した。