FCC日記

子どもたちのクライミングスクールの活動記録と教育、スポーツ、そしてクライミングに関して想うこと。

リードクラスインドアレッスン

2008-12-10 21:26:22 | クライミングレッスン報告
12月7日(日)

神奈川の練習会の後はみぽりんのレッスン。

ボルダリングでアップを兼ねて基本テクニックのあとルート。

今日は前回までのメニューに加えて11bのオンサイトを1本入れるつもりだ。

先ずは大好きなtsunamiの左側でルンルンでアップ。
が、11台に入り、だんだんつらくなってきた
しかし、以前とは違って、「やだ~」とは言いながらもやるべきことはしっかりこなす姿勢が出てきた

「何で難しいのをやらなければならないの?」
レッスンの合間にふと聞いてきた。
「強くなるためだよ。かんたんなのだけをやっていても、楽しいけれど強くはなれないんだよ。力一杯のをやっていると今までよりちょっとずつ強くなれるの。」
と答えると、「ふーん」と頷いていた。

tsunamiの11cも、大嫌いな11bの白十字もこなし、予定していた11b(タワー水色/)もしっかりオンサイトし、
ダウンは4本連続でこなした。
最後は大好きな10a(100度オレンジ/)で〆て満面の笑み

取り組む姿勢に変化が出てきた。
今がまさに伸びる時期。
楽しく、強くなれよ~




神奈川ジュニア強化練習会

2008-12-10 21:05:33 | クライミングレッスン報告
12月7日(日)

神奈川県のジュニア選手育成を目的に、選出された小学生から高校生までの子供たちによる合同練習会。
12月から3月まで、月1~2回の練習会を予定している。

関東クライミング競技会の後のミーティングで、神奈川は女子のジュニア選手が育っていないことが問題となった。
で、小学生の子供たちから育成していこうということに決定。
私も神奈川のコーチを務めているため、FCCからも将来性のある子供たちを選手に推薦することに。
そこで神奈川に在住の女の子の中から、ユイちゃんとりんちゃんの2名の女の子を推薦、承認された。
推薦の基準は、まずクライミングが大好きであること、
次に大会やアウトドアでの活動など、挑戦すべきことを逃げずにチャレンジする姿勢があること、
それから目的に向かって地道にコツコツと努力が積み重ねられる資質があること、の3点に留意して推薦した。
彼女たちには、自分の世界を広げ、志を同じくする仲間と刺激しあい、認め合って成長して行ってもらいたい。

今日はpump2で第1回の練習会。
高校生のお姉さん2人とお兄さん1人が参加した。

10時集合の後軽く顔合わせのミーティング。
ストレッチの後ルートから。
みんなには登ったルートと結果をメモしてもらった。

りんちゃんとユイちゃんはサマーキャンプで顔を合せてはいるものの、
会うのが久し振りということもあってかお互いぎこちない。

でも、片方が登っているとその動きを熱心に観察している様子。

りんちゃんは「tsunami」壁のデビューを虎視眈々と狙っている。
今日もチャレンジしたいと思ったのか、熱心にルートを探していたが、
「11からしかない」とがっかり。
まずは「タワー」や「奥壁」くらいからやると良いよ、とアドバイスすると、
「タワー」の赤↑(10b)を選んだ。
見事オンサイト
「タワー」デビューだね

ユイちゃんは風邪をひいたらしくちょっとつらそう
でも、今まで登ったルートを地道に復習していた。

お昼の後はボルダリング。
高校生のお姉さんたちと基本の動きを確認した後、りんちゃんの作った課題でまだ誰も登れていないやつをセッション。
その後はテープのついていない無印のホールドで課題を作成。
一緒に登ってもっと打ち解けるかな、と思いきや、どうもお互いびみょ~な様子
あっという間に終了時間の3時に。

今日はお互いあまり打ち解けずに終わっちゃったけれど少しずつ友達になって行けると良いね