転勤族のいばらきブログ

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2012年 AKB48を占う

2012-01-02 00:02:54 | 歌謡曲
明けましておめでとうございます。


今年も硬軟織り交ぜて、自分の好きなことを好きなペースで発信していきます。

是非、当ブログを時々のぞいていただければ幸いです。

やっぱり、競馬、歌謡曲、スポーツ、グルメの話題が多くなるかな。でも、政治、経済、国際情勢なんかも書いていきますよ。


なあんて言って、今年一発目は昨年最後に続いて「AKBネタ」。「2012年 AKB48を占う」です。


同様の記事は、ヤフーニュースでも取り上げられる「ネタリカ」にも、「2012年 AKB48ブームはまだまだ続く?」がありました。

この記事も読みました。近い視点もありますが、自分なりに、2011年を総括し、今年のAKBを展望したいと思います。



① CDは売れたけど・・・
昨年発売した5枚のシングルはすべてミリオン突破しました。ミリオン突破はAKB48だけ。昨年のシングルCDのアーティスト別総売り上げは735万枚、2位は嵐で132万枚、3位はSKE48で121万枚。他をダントツに引き離しました。あれだけCDが売れて、他のアーティストと差がつけば、日本レコード大賞は当然でしょう。

しかし、これだけCDが売れても、昨年AKB48人気が爆発したかと言われると実感がありません。5作連続100万枚といっても首をかしげるばかりです。

AKB48のCDには握手券(それも通常版と個別指名で予約制の劇場版は別)が入っており、通常版もカップリング曲や付属DVDの内容が異なる2~3パターンを同時発売しています。AKBファンは同じ曲のCDを何枚も購入しています。ですから、感覚的にはAKB48のCD売り上げ枚数は、「AKB系とジャニーズ系」以外のアーティストと比較したら1/3くらいでしょうか。

別に握手券付きやDVD付きのCDについては、CDを売るための戦略であり、それが見事にAKBファンの心を捉えたわけですから、批判はするつもりはありません。ただ、CDの売り上げとは反対に、AKB48の勢いは2011年は「かろうじてキープ」だったというのが、私の実感です。秋元康氏も今のAKB48に対する一種の危機感は感じているはずです。


② 2011年は「東日本大震災」と「NHK」がキーワード
2011年のAKB48は「東日本大震災」で全く想定と異なる活動になったと思います。

2011年当初の想定では、「AKB48メンバー一部の研究生降格」があったのではないかと思います。「AKB48メンバー一部の研究生降格」については、秋元康氏の発言として週刊誌で取り上げられていましたから事実だったのでしょう。すなわち、正規メンバーは48名にして、48名から漏れたメンバーはアンダーメンバーにするということです。そうすることで、将来を見越したAKB48の若返りを考えていたはずです。

しかし、3月11日の「東日本大震災」で、スケジュールは見直し、活動は大きく方向転換されました。メンバーの降格、チーム再編成などを手掛ける余裕はなくなり、2010年末に発表されていた研究生の昇格はせざるを得ない状況で、結局11名正規メンバーが増えて59名になってしまいました。そして、選抜総選挙と西武ドーム公演は行いましたが、かなりのイベントも変更になったと思います。

そんな、AKB48の活動を大きくバックアップしたのが「NHK」です。紅白歌合戦を見るまでもなく、アーティストにとって公共放送NHKの後ろ盾があるのは、何よりも強みです。AKB48は、NHKの東日本大震災復興キャンペーンに協力、被災地支援活動の映像はNHKの「MJ」で独占です。また、NHKではAKBのラジオドラマがレギュラー化され、紅白歌合戦は応援隊を務めました。結果的に、2011年のAKB48はNHKのお墨付きを得て、国民的アイドルという肩書が定着したのが一番の成果だったと思います。


③ 2012年の展望
2012年のAKB48は、2011年に出来なかった活動を仕掛けてくると思います。策士である秋元康氏は現状のAKB48に満足してしまったら、すぐ飽きられてしまうことはわかっているはずです。

一番考えられるのは、マンネリ化しているチームメンバーの再編です。正規メンバーは48名にし、その正規メンバーも固定化せず、頻繁にアンダーメンバーとで入れ替えを行うことでしょう。ここでネックになるのが、7期生までのAKB48メンバーは外部芸能プロダクション所属であることだと思いますが、5年、10年後もAKB48が続くためには、そのような世代交代、実力主義のモデルを構築しないとダメだと思います。

次に「サプライズ」です。2011年は東日本大震災により「サプライズ」的なものをほとんど自粛しました。そこで今年は、どれだけファンを驚かす「サプライズ」を発信できるかです。「じゃんけん選抜」は飽きました。「江口愛美」なる「CGアイドル」は失敗でした。前向きで斬新な「サプライズ」を期待しています。

次に「東京ドーム」公演を今年行うかです。公式ブログは「TOKYO DOMEまでの軌跡」という副題をつけているように、AKB48は東京ドーム公演を最終目標とずっとうたってきました。しかし、誰が考えても、今のAKB48なら「東京ドーム」のみならず、東京、大阪、名古屋、福岡、札幌のドーム公演をいっぺんにぶち抜くぐらいの動員力はあります。目標を実情が追い越してしまっています。
しかし「東京ドーム」公演は目標として、あえてしないで先延ばしするかも知れません。ただ、前田敦子や大島優子や篠田麻里子や高橋みなみといった立ち上げメンバーがAKB48として今が絶頂期であるのは間違いありません。今年、一番華やかな時に「東京ドーム」公演という歴史は残すべきです。





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