さあ、いよいよ東京、京都開催。秋競馬本番である。
ところで、現役で一番の人気がある馬は間違いなくウオッカだ。
ウオッカは日本ダービーを制した歴史的牝馬・・・ではあるが、いつでも圧倒的に強いのではなく、負けることもある。そんなハラハラさせられるところが応援したくなるのではないか。
でも、このウオッカの戦績を見ていると、好走、凡走の条件がある程度見えてくる。
ウオッカが強かった日本ダービー、安田記念、阪神JF。いずれも速い流れを中段より前でじっくり我慢し、内から一気に抜け出している。逆にこのような流れにならなければ、ヴィクトリアマイルで牝馬のエイジアンウインズにせり負けたように、負ける可能性は結構あるということになるだろう。
今年の毎日王冠はメンバー的に絶対に速い流れにならない。前半1000mが60秒くらいの超スローでそこから直線ヨーイドンの展開になる可能性が高い。多くの馬が上がり3F33秒台で上がってくる中で抜け出すには32秒台の脚が必要となる。ウオッカでもそれはなかなか厳しい。
今回はウオッカは単勝1.5倍くらいの一本人気だろう。得意の東京コースで内めの3枠はバッチリなのだが、武豊が自信を持ちすぎて後ろから行き過ぎると伸びてきても3着あたりまでということもありそうだ。馬券はウオッカを思い切って切るのも面白い気がする。
まあ、ウオッカの目標は秋の天皇賞だ。今回はしっかり彼女らしく走れていたか、武豊とはうまく折り合っていたか注目したい。
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