今、一番聴きたい歌手、平原綾香
昨年は、緒形拳の遺作になった倉本聡脚本のフジテレビ系ドラマ『風のガーデン』に出演、劇中歌のショパン作曲の「ノクターン」そして彼女自ら日本語詞をつけた「カンパニュラの恋~Acoustic Version~」が話題になった。
そして、昨年の紅白歌合戦では、「ノクターン」に加え、宮崎駿コーナーで名曲「君をのせて」を青山テルマ、吉岡聖恵と熱唱し、出場歌手の中でも存在感を見せつけた。
そして、今、一番聴いているアルバムが平原綾香の12月発売のアルバム「Path of Independence」
「ノクターン」や「Jupiter」が平原綾香のイメージだと思っている人は特に聴いてほしい。クラシック、ジャズ、ポップス、J-POP、ニューミュージック全ての要素がつまっている。
歌唱力抜群とか歌姫とか評価があまりにも高い彼女だが、まだまだ24歳の女性。自身は全てを挑戦と受け入れ、若々しく自然体で歌いあげている。
財津和夫がM-3「星つむぎの歌」、M-5「空に涙を返したら」、M-7「今・ここ・私」、M-9「天使の梯子」の4曲を提供。谷村新司がM-8「朱音 あかね」を作曲している。まるで、山口百恵や松田聖子を思い出させる優しく、明るい曲を素直に歌い上げるのは彼女の新境地だ。
もっと歌謡曲ぽいのがモータウン調のM-6「さよなら私の夏」。こんな平原綾香もありなのかと驚くはずだ。
M-11「今、風の中で」は久石譲、M-12「雨のささやき」は宮川彬良の作曲。情感たっぷりで心に残る。
M-14「To be free」は彼女自身の詩が絶品だ。
「輝いて思いのまま 誰もが強くなれる どこまでも続いてゆく 夢をつかむために To be free」
そんな平原綾香の人間像を映し出す番組がお正月にNHKで放送された「タビうた」という番組。岩崎宏美と平原綾香が長崎を訪ねて、旅情と2人の名曲で綴った番組だった。
その中で印象的だったのが、平原綾香が父親であるサックス奏者平原まこと氏が通った幼稚園の先生を訪ねるシーン。101歳で今も園長先生をされている。
父親の幼稚園の時の写真を広げ、思い出話を聞きながら、園長先生が「私の教育方針は偉くなんかならなくていい。人の心がわかる大人になってほしい・・・」と平原綾香の手を握りながら語ったのがこのシーン。彼女は父親の恩師を通じて、自分の原点を感じたのであろう。感動で涙があふれる彼女に自分ももらい泣きをしてしまった。
平原綾香には大きな可能性がある。自分から見たら娘のような年齢だが、とても素敵だ。是非、生のステージを見てみたいと思う。
昨年は、緒形拳の遺作になった倉本聡脚本のフジテレビ系ドラマ『風のガーデン』に出演、劇中歌のショパン作曲の「ノクターン」そして彼女自ら日本語詞をつけた「カンパニュラの恋~Acoustic Version~」が話題になった。
そして、昨年の紅白歌合戦では、「ノクターン」に加え、宮崎駿コーナーで名曲「君をのせて」を青山テルマ、吉岡聖恵と熱唱し、出場歌手の中でも存在感を見せつけた。
そして、今、一番聴いているアルバムが平原綾香の12月発売のアルバム「Path of Independence」
「ノクターン」や「Jupiter」が平原綾香のイメージだと思っている人は特に聴いてほしい。クラシック、ジャズ、ポップス、J-POP、ニューミュージック全ての要素がつまっている。
歌唱力抜群とか歌姫とか評価があまりにも高い彼女だが、まだまだ24歳の女性。自身は全てを挑戦と受け入れ、若々しく自然体で歌いあげている。
財津和夫がM-3「星つむぎの歌」、M-5「空に涙を返したら」、M-7「今・ここ・私」、M-9「天使の梯子」の4曲を提供。谷村新司がM-8「朱音 あかね」を作曲している。まるで、山口百恵や松田聖子を思い出させる優しく、明るい曲を素直に歌い上げるのは彼女の新境地だ。
もっと歌謡曲ぽいのがモータウン調のM-6「さよなら私の夏」。こんな平原綾香もありなのかと驚くはずだ。
M-11「今、風の中で」は久石譲、M-12「雨のささやき」は宮川彬良の作曲。情感たっぷりで心に残る。
M-14「To be free」は彼女自身の詩が絶品だ。
「輝いて思いのまま 誰もが強くなれる どこまでも続いてゆく 夢をつかむために To be free」
そんな平原綾香の人間像を映し出す番組がお正月にNHKで放送された「タビうた」という番組。岩崎宏美と平原綾香が長崎を訪ねて、旅情と2人の名曲で綴った番組だった。
その中で印象的だったのが、平原綾香が父親であるサックス奏者平原まこと氏が通った幼稚園の先生を訪ねるシーン。101歳で今も園長先生をされている。
父親の幼稚園の時の写真を広げ、思い出話を聞きながら、園長先生が「私の教育方針は偉くなんかならなくていい。人の心がわかる大人になってほしい・・・」と平原綾香の手を握りながら語ったのがこのシーン。彼女は父親の恩師を通じて、自分の原点を感じたのであろう。感動で涙があふれる彼女に自分ももらい泣きをしてしまった。
平原綾香には大きな可能性がある。自分から見たら娘のような年齢だが、とても素敵だ。是非、生のステージを見てみたいと思う。