絹糸のしらべ

一絃の琴、きもの、文学etc…日本人のDNAが目を覚ます・・・

給与を下げるなんて

2006年06月25日 14時26分53秒 | Weblog
教職員の給与の値下げ?がいよいよ決定的となった。
いつも批判ばかりの私ですが、この一点については
教職員擁護の立場です。

正規教員への締め付けはだんだんと強くなって来てますが
給与を事務職並みにしてしまうというのはどうかと思いますね。
夏休みもすでに廃止し日常出勤と同等扱いになり
(実質はちょっと違うかもしれないが)
これで、給与もほかといっしょということは
教職員が、今にもまして教師という仕事の特殊性を
認識しがたくなるでしょう。

またこういうこととは別に、現場はアルバイトやパートの
先生がいっぱいです。
それはいまに始まったことではないようですが、
小学校なんてとくに誰でも気楽に教師のバイトにくるので
ホント、勘弁してくださいよ~~~って感じです。
とくに止めて欲しいのが、常勤講師の担任ですね。
はっきり言って、講師の人には新任研修もありませんし
ほぼ1年で変わっていく人に誰も指導なんてしません。
マクドナル○だって、スーパーのレジだってどこだって
見習い期間、というのがあると思いますが
教師にはそれがないんです。
採用されたらいきなり一人前と同等に
あつかわれ、1人で授業も作っていくのです。
給与を下げる前に、この採用方法を見直すべきですよ~~~
うちの小学校なんて、この右も左もわからん新人が二人、
他、常勤講師の担任が二人、13クラスしかないなか4人も。

たしか、角栄のときに優秀な人材を集めることが
教育にとって大事なことだ、とかなんとかで教職員と事務職を
差別化したはずでしたよね?
で、その結果給与では良い人材が集まらなかったということですかね。
(予算削減なら、ばかばかしく多い国会議員を半分にせよ)

いずれにせよ、現状は知れば知るほど悲惨な限り。
知らぬが花よ。
親たちの心配よそに、子どもたちはつまんない授業も我慢して?
静かにきいているのでした。。。
子どもってホントりっぱ、頭が下がります。

またまた、△の音

2006年06月25日 01時24分54秒 | 一絃琴
この前のお稽古のとき「千代の友」で△の音を弾きました。
いままでずっと、う~~~~んという感じで悩んでましたが
今度はもう先生には聞かずに自分がこれだと思う音で弾いちゃえ、
と思っていたので実行いたしましたところ
何も指摘を受けませんでした。
良かった、良かった。

じゃあ、今までの音はなんだったのか?なんてことは
あまり追求せず、これで一件落着ということにしておきましょう。
ようは、△は一と二の間の音ってことですね。
はずし音でも、弾いていて気持ち悪くない音が
その音なんですよ、きっと。

幼虫

2006年06月25日 00時57分04秒 | Weblog
救出?してから、結構あっちやこっちに動いているが
このまま、部屋を作ってさなぎになってくれるかどうか
わかりません。ほんとは真っ白な身体のはずが
背中の方、茶色くなりかけていてやばいです。。。
まあ、幼虫のことを心配している場合じゃないんですが。

奈良の事件、コメンテーターが憶測に過ぎないと言いながらも
さも事実であるかのごとく発言するのをみて
またまた、マスコミの軽佻浮薄を思う・・・

マスコミといえば、自分の高校の頃の進路希望は
Y大の一文を出て新聞記者になることだった。
父親は何も言わなかったが、母親が大反対、
毎晩部屋に来ては「女の新聞記者なんて務まらないって」とか
「私の知り合いの人の娘が東京で新聞記者になったんだけど
身体を壊して帰ってきた」だの、後ろ向きなことばかり言って
東京へ行かないよう説得してきた。
いま、自分がここにこうして生活しているのは
そのとき、反対を押し切ってまで東京に出て行く強い気持ちが
なかったからなのか。。。

人は一生で何度か岐路ともいうべきところに立つだろう、
そのときの選択は果たして自らの意思によるものだったのか?
一見、自分で選んでいるように思うが、実はもろもろの事情の中で
選択せざるを得なかった道、ということが多いのではないだろうか?
そんなことをふと思う。