絹糸のしらべ

一絃の琴、きもの、文学etc…日本人のDNAが目を覚ます・・・

幼虫

2006年06月25日 00時57分04秒 | Weblog
救出?してから、結構あっちやこっちに動いているが
このまま、部屋を作ってさなぎになってくれるかどうか
わかりません。ほんとは真っ白な身体のはずが
背中の方、茶色くなりかけていてやばいです。。。
まあ、幼虫のことを心配している場合じゃないんですが。

奈良の事件、コメンテーターが憶測に過ぎないと言いながらも
さも事実であるかのごとく発言するのをみて
またまた、マスコミの軽佻浮薄を思う・・・

マスコミといえば、自分の高校の頃の進路希望は
Y大の一文を出て新聞記者になることだった。
父親は何も言わなかったが、母親が大反対、
毎晩部屋に来ては「女の新聞記者なんて務まらないって」とか
「私の知り合いの人の娘が東京で新聞記者になったんだけど
身体を壊して帰ってきた」だの、後ろ向きなことばかり言って
東京へ行かないよう説得してきた。
いま、自分がここにこうして生活しているのは
そのとき、反対を押し切ってまで東京に出て行く強い気持ちが
なかったからなのか。。。

人は一生で何度か岐路ともいうべきところに立つだろう、
そのときの選択は果たして自らの意思によるものだったのか?
一見、自分で選んでいるように思うが、実はもろもろの事情の中で
選択せざるを得なかった道、ということが多いのではないだろうか?
そんなことをふと思う。

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