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つむじ風通信

「信州うらの畑」へようこそ!松代町は長芋の産地で歴史の山、妻女山(斎場山)は我が里山です。

旬の味、コシアブラの天ぷらは美味しかった。

2008-05-10 17:48:22 | 気まぐれ雑記


夕方思わぬ御すそ分けがありました。北信の山で収穫してきたコシアブラの新芽を沢山頂いたので早速天ぷらにしました。今日のお天気は曇りから雨で標高の高い場所では雪の予報でした。平地でも驚くほど寒かったのに山での作業は寒さも手伝って大変だったことでしょう。それをかるがる頂いてしまい申し訳ありません。

コシアブラはここ2~3年ほどスーパーでもタラの芽に代わって台頭してきた、山菜の有望株です。味はほど良い甘みと茎のぬめり、そして万人向けの上品な味です。地下茎で増えるので植林地帯では案外迷惑がられる木ですが、山菜として利用出来るので近年その人気はうなぎ上りのようです。今日の話しを聞いても大木が切られ木の芽も全て採られ、丸裸になっていた木々が倒れていた場所があったそうです。そういうやからは山菜愛好家とは呼べませんね。

とにかく美味しい天ぷらを頂くことが出来てH夫妻に感謝です。(写真のものは、今晩の神楽の練習の後の肴に持って行きます)

(川柳)山菜の  苦味もおつな  旬の味     FUKI


五月晴れの北アルプスを望む

2008-05-04 17:53:40 | 気まぐれ雑記


いやぁ~、今日の長野県北部は暑かったですね~!!28.5度もあったんです。明日は多少お天気がくずれるようなので、南風が吹いていました。フェーン現象もあったのでしょうか?しかしお天気の良さも手伝って北アルプスがくっきりと綺麗に見えました。肉眼だともっと鮮明かつ近くに見えたのですが、写真だとちょっとその雰囲気が伝わらないのが残念です。

先日登った鏡台山への登山ルートは昔利用した道無き道を通ったので、随分大変な思いをしましたが、案内の人によると北アルプスへの登山のほうが楽?だそうです。それはきっと私が思っている以上に登山道が整備されているという事でしょうか。でもアルプスは眺めるもので、私にとっては登る対象の山ではありません。

今頃の季節は山菜採りも楽しみなのですが、里山のキノコ類はほぼ知っていても山菜となると基本的な種類しか分りません。もちろんキノコと同じで有毒種もありますから、さすがの私でも何でもかんでも試食とばかりに味見をする事はしません。

今は昔と違ってしっかり所有権を表している山も多いですから、入山出来る場所か、又山菜があったとしても売る為の栽培品ではないか・・などと気を付ける必要があります。(私も原則としてテープなどで意思表示しているエリアには入りません)なので我が家の山にささやかに生えているワラビや畑に植えてある山ウドで春の味覚を楽しんでいます。


(川柳)山菜を  採りたい食べたい 旬の味    FUKI


その昔は、鏡台山で運動会

2008-05-02 18:18:01 | 気まぐれ雑記


先日の鏡台山の山登りの続きの話しですが、家に帰ってきてからその山の名の由来をネットで調べてみました。冠着山から見た時に丁度その鏡台山から月が昇るので山を鏡台の台の部分に見立て、その上の鏡に月が写っているというような説明がありました。ならば西側にある冠着に夜居ないとその景色は見られないという訳です。(残念!)

頂上の約500M手前にこのような看板があるのですが、ここはその昔尋常小学校の生徒達が遠足やキャンプなどで訪れた山だそうで、我が父がその経験をしており実際その道を歩いてみると、特に松代町からは相当時間が掛かるのでなんと当時の先生方は無謀な企画を立てたものだと思いました。父の話しによるとキャンプでは夜中火を焚いて熊などの獣よけをしていたそうです。(それって恐すぎる!)

今回のルートは案内がないと迷ってしまうし、個人ではなかなか昔の山道なので登れません。この企画の第1回目の時に、皆で鎌などを持って行って小枝や笹などを整備しなが登っていったという事です。ただ歩くのにも大変だったのに凄いご苦労な作業をしていただき、お陰様で今回は藪での足元の困難は無く大変に助かりました。

今日になってようやく足の筋肉痛も和らいできたので、当日の苦労も良い思いでになりつつあります。でも同じルートでの山登りはこれっきりでかんべんです。

(川柳)鏡台山  誰が呼んだか  その名前

    沢筋に  黒い釣鐘   毒草だ!    FUKI

初、鏡台山への登山!

2008-04-30 20:44:53 | 気まぐれ雑記


昨日29日に千曲市「みどりを守る会」主催の鏡台山(長野県上田市と坂城町にまたがる山)に登るイベント、四季折々の里山を歩こう「第一回鏡台山の昔の道を歩こう」があり、長野市民ではありますが、参加自由、当日現地受付だったので地元のお祭りの役員だった旦那をおいて一人で参加してみました。コースは大峰山北東尾根~鏡台山山頂~サワグルミの木~百瀬~三滝です。

鏡台山という山の名前は以前から知っていたのですが、道案内が必要なのと上に行くと禁猟区になっており、熊が確実に生息しているのでこの機会を逃したら登るチャンスは無いだろうと思い朝8時半の集合に間に合うように家を出発しました。(集合場所までママチャリで30分かけて行ったので、その時点でもうやや疲れ気味でした)

時間ぎりぎりまで参加者が到着していたので受付の後の出発は8時50分になってしまいました。今回の趣旨は昔の登山ルートをたどる事でもあったので歩きは最初から山の沢道を入りました。休みも手伝ってか総勢70名弱の大人数での登山となりました。見渡すところ団塊の世代が殆どで小学生2人の子づれ家族と30代位の男性4人組、最高齢は74と77歳の友達コンビでした。私の様に一人参加者も男女共に数名ずついたようですが、休憩中などに何人かと話しをすることがあったので、知る人が居なくて不安ということは全くありませんでした。

林道ではないので石などの足場の悪い箇所もあり難儀しましたが、どうにか行きの3分の2位までは体力的にも大丈夫でした。行程最後のほうは気温が高かった事もあって手足がだんだん疲労してきて汗も吹き出て、前の人について歩くのがやっとという状態でした。それに全体の歩きのペースが思ったより早く私より10歳ほど上の年齢が殆どなのに、登山が趣味の人が多いせいか健脚揃いで隊と遅れれば後は熊の餌になるだけ!?の可能性大です。一応100円の保険代も払ってあるので置き去りは無いはずですが、これは体重を落としてくるべきだった、なんてことが脳裏をかすめつつひたすらついて行きました。(日常はほぼ平らな場所に住んでいるので、坂は苦手です)

写真は12時半頃の山頂でのお昼タイムの風景です。眼下には屋代地区から稲荷山や姨捨、坂城や上田方面まで一望出来ます。1269mの山頂は思ったほど涼しくなかったのですが、道すがらあった山野草や珍しいギフチョウにも出会う事が出来たので良かったです。タラノ木やコゴミ、モミジガサなどもありましたがすっかり採られているか、時間的に山菜採りをやるそんな余裕はありませんでした。(私は何の収穫の目的もなしに山へ登ることは殆ど無いので・・少し心残りでした)

帰りは途中から右に折れ別ルートを三滝沿いに下りてきました。これが又いっそうキツク石が多い不安定な沢を下ってきたので膝にきてしまいました。山は帰りのほうが気が抜けないですね。最後尾の方でついていけない人が出てしまい隊列も途中、間が空いてしまったので一度ストップの号令がかかりました。何だかんだで無事に下山出来たのは4時半でした。(山では怪我しなかったのに夜、家の階段で弁慶の泣き所をしたたかに打ってしまいました)

晴天も手伝って全体的には良い登山だったのですが、やや全体のペースが速すぎた感じがします。(初心者に合わせてほしい)さすがに今日は足がみしみしと筋肉痛が一日続きました。
途中で写真を撮っている余裕など殆ど無かったのですが、やっと写したのがこの可憐な花です。これは雪割り草(園芸学上とは別もの)と言っていましたが、他に一人静かやカタクリの花も咲いていました。疲れたけれど充実した一日ではありました。


(川柳)やっとこさ  鏡台山に  登ったぞ~!

    サァ歩け  置いてきぼりは 熊の餌     FUKI

桃の花咲く信濃路「長野マラソンと聖火リレー」

2008-04-23 21:13:52 | 気まぐれ雑記


先日の4月20日に第10回長野マラソンが開催されました。当地区でも給水係りや応援の妻女太鼓クラブがボランティアとして参加選手の皆さんのサポートをしました。7000名以上の参加中6000名以上が完走したそうです。今回は丁度千曲川河川敷の桃の花がほぼ満開だったので、春らしい風景の中での激走となりました。

そしてこの26日にいよいよ長野市で北京オリンピックの聖火リレーが行われ、その第一走者(星野仙一氏)が今日発表されました。出発地点が残念ながら善光寺ではなくなりましたが、今日の時点で又新しい走者(野口みずきさん)も発表され本番が近づいてきたという思いがします。ただTVの報道などを見るとそうとう物々しい警備になるようで、実際そのリレーの聖火や走者を見るのは無理そうです。

実際長野市も10年前の冬期オリンピックの余韻で観光客は集められないのでここらで一区切りつけたらと個人的には思うのですが・・。そして来年には善光寺の御開帳があります。それまでには地元の新赤坂橋が21年の3月で完成するのでより千曲川を渡るのに便利になるはずです。今はこんな感じでローゼ桁橋が出来上がりより橋らしくなってきました。

この冬は厳冬だったのに、桜や桃の花もここにきての暖かさで例年より10日ほども早く咲いてしまいました。やっぱりこれも地球温暖化の影響かと少し心配をしています。


(川柳)なぜ走る  そこに道が  あるからか?

    桃畑  期間限定  花ジュータン     FUKI

酒の試飲と、臥竜公園の桜

2008-04-21 17:57:55 | 気まぐれ雑記


昨日は朝から仕事以外で忙しい日で、ガソリンの安売り(126円)や食品の買出し、又長野マラソンの応援とお昼間際まで飛び回っていました。その後先日ローカルTVで紹介していた、須坂市にある酒造メーカーで土・日にイベントがある事を思い出したので、急きょ電車に乗って行ってみました。その会場は店舗とは離れた臥竜公園の近くだったので片道、30分ほどの歩きとなってしまいました。会場について受付をしてから200円で試飲用のお猪口を買い、10種類ほどの酒を飲み比べていきました。写真のは別に300円でマスを買いそこに搾りたてのお酒(生原酒)をついでもらい、飲みました。これが私の中では一番美味しく母に残りのひと口をあげると言っておきながら、気がついたら全部飲んでしまっていました。

ここ遠藤酒造場は須坂の中でもなかなか頑張っている酒蔵で代表のブランド、「渓流」やこの冬に雪の中で熟成させたお酒、又濁酒などそれぞれの味の違いを出しつつひとつのブランドとして確立しているのです。

お昼の前に酒を飲んでしまったので、さすがに酔いがまわり公園内の満開の桜と人ごみを千鳥足で縫う様に赤カンガルーのハッチ親子に会いに行きました。ここも相当な人出です。TVで何回も紹介されているので話題性はあります。ハッチはあいかわらずマイペースでした。(まさにその姿は休日のおとうさんのようです)

帰りは買ったお土産のお酒の袋を母に持たせ、千鳥足ながら頭は冴えており暗くならない内に帰路につこうと駅めざして歩きました。酒を持たされて御付武官の様になってしまった母はえらい目にあってしまったとのたまいながらも無事に夕方家にたどり着く事が出来ました。

家に着いたら、午後納品される予定だった地デジ対応液晶TV(亀山モデル)が設置されており今年のオリンピックはクリア画面で見られるぞ~!と期待も高まります。平穏無事に開催されてほしいですけどね。

この26日には地元、長野市で聖火リレーが行われます。どうなることやら、少し心配です。



(川柳)桜色  ピンクのソフトは  春の味     FUKI

妻女山のソメイヨシノは満開です。

2008-04-15 17:58:48 | 気まぐれ雑記



4月に入ってから今日が一番気温が上がりました。千曲市の杏の花はもうそろそろ終わりに近づいてきたと思いますが、それと入れ替わりに妻女山のソメイヨシノがほぼ満開になりました。畑からよく見えるので今日明日が一番綺麗かと思い、お昼に写真だけ撮りに行ってきました。国道403号線からもよく見えるので桜目当ての車がたびたび登って行きます。(観光用展望台があります)

昨年の「風林火山」の大河ドラマ放映の期間は大勢の観光客が年間を通して訪れましたが、今はようやくいつもの静けさを取り戻しつつあります。時間があったらお弁当持参でピクニックでもといきたいところですが、忙しくてそれも儘なりませんね。残念です。

桃の花が咲く頃には桃のお花見をしたいですね~。千曲川沿岸のピンク色のジュータンのさまはそれはそれは桃源卿のようです。桃は川中島白桃のブランドで有名です。ちなみに長芋は長野県松代産が昔からの産地として有名です。


(川柳)桜咲く  この暖かさで  春爛漫     FUKI

在来杏の木と斎場山

2008-04-13 12:23:50 | 気まぐれ雑記


千曲市、森地区の杏の花は全国的に有名ですが、近所にも在来品種の杏の巨木があります。味は酸味が強くジャムに向いているようです。20M以上もあるでしょうか。バックには斎場山古墳が丁度写っていて杏の木との春の共演をしているようです。今日はまだこれでも8分咲きといったところです。

この20日には長野マラソンもあるので、それまでには長野県の北信松代地区の桜の花も満開を迎えていることでしょう。

今朝から花曇りで、冷たい南風がふいていて寒い一日になりそうです。

(川柳)杏の実  焼酎漬けて  珍味だよ     FUKI

千曲市、杏の花は今見ごろです。

2008-04-12 07:13:35 | 気まぐれ雑記


4月に入っても春めいた暖かな日は少なく、雨が降り春の嵐となる事も少なくない今年です。そんな昨日に雨の影響で畑の水はけが悪く仕事が出来ないので、隣の千曲市の杏のお花見に行ってきました。幸い親戚があるのでそこに車を止めて伯母も誘い4人でぶらりぶらりと花をめでながら村落の中心のほうへ歩いて行きました。

今年は暖冬だった昨年より一週間遅れての開花で、昨日あたりは村落内は写真の様に満開で山手の斜面はまだ1~3分咲きでした。全部花でおおわれるのは来週の前半でしょうか?ただ杏の花は雨に打たれると色が褪めてしまうので、これからのお天気が心配なところです。

村内には観光客目当てのお土産があちこちに出店していますが、そこで品物を選ぶポイントはその商品が地元のものであるか、ですね。せっかくのお土産が他地方で作られていたり外国産でしたら興ざめしてしまいます。いろいろありますがやはり杏製品が一番だと思います。

食事はここ何年か出店していた主婦グループのユメセイキで出来たうどんがあったのですが、今年は残念ながらやっていませんでした。(楽しみにしていたのに・・)食べるとしたら地区内から1キロほど離れた森街道沿いの杏の里物産館の食堂を利用するのが良いかもしれません。ここにもユメセイキのうどんがありますが、機械で粉を挽くので小麦の風味があまりありません。でも他のメニューも豊富なのでお薦めです。

杏や桜その後は千曲川沿岸の桃の花(私はこれが一押しです)がお薦めです。いつもより春うららの日は少ないですが、仕事の合い間ぬってのお花見はしばしの休息になりました。

(川柳)香り付き  杏の花の  賑やかさ     FUKI

3月だというのに・・。

2008-03-01 14:20:49 | 気まぐれ雑記


寒いですね~。今朝は未明から雪が降っていたようで、朝、外を見たら細かい雪がしんしんと降っていました。お昼前がピークで午後になったら曇天の北風が冷たい3月とは程遠い月始めになってしまいました。

去年は2月の後半から晴天が続き、土も乾いていて畑仕事もはかどったのですが、そのかわり乾燥しすぎていて3月に入ってから風邪をひいてしまったようです。その前の冬はやはり寒く、ここにきて永らく暖冬に慣れてしまっていたせいか特に今年の冬は原油の値上がりもあって暖房を小まめに消していたので、より寒く感じました。

この春と夏の長期予報によると、春の気温は例年より暖かく(寒いぞ~)夏はより猛暑になるとか・・。今年の冬は日本以外にも中国の一部やアフガニスタンなどにも寒さや荒れた天候を惹き起こし、これも地球温暖化の影響かと思っています。

暖かくなると花粉症の心配もありますが、戦後大量に植林した杉によって今のような国民病ともいえる状態をもたらすとは当時は想像も出来なかったでしょう。幼少の頃の童謡で「もしもし、杉の子起きなさいお日様にこにこ声かけた~声かけた」という歌がありましたからね。あれはどういう意味の歌だったんでしょうか?そういえば今朝のTVでワサビから作った花粉防止グッズが開発されたとか・・。症状がひどい人にとっては医者以外にもなんでも有効なものは試したい気持ちでしょう。

ともあれ早く春の日差しになってもらいたいものです。今のところ春のお彼岸までの三寒四温になっていませんからね。


(川柳)この寒さ  夏の部屋に  届けたい     FUKI

歴史講座で地域を知る

2008-02-24 13:52:51 | 気まぐれ雑記


週末となると決まったように天気が悪く、今回は風と雪の大荒れ模様でせっかくそこまできていたはずの春がまた遠のいてしまった感じです。いつもは鳴き声がうるさく人間よりも早く「春がきた~」と騒いでいた鳥達も昨日、今日は何処かへ避難しているようです。

そんな昨日に千曲市屋代にある「長野県立歴史館」に信州ふれあい歴史講座があり、興味深いテーマだったので午後に出かけてみました。1月から3月までの間2回ずつほどテーマ別の講座があり(当日受付、無料)昨日は「土地や建物の顔」で前半が「古代の地名の話」で後半が「看板建築」についてでした。

時間に余裕をもって行ったのですが、駐車場はすでにほぼ満車状態でやっと停めてから受付をし会場入りしました。聴講者は全体で70~80人ほどでしょうか?予想通りその殆どは中・高齢者の方達で、自分もしっかり中年の仲間ですが見渡したところ一番若いようでした。

さて話しの内容ですが、古代といっても奈良から平安時代までのシナノの国の地名の呼び名の変換についてで、それが大宝律令によって整備が進められていったこととそれが後に木簡などにより確認され、その時代の呼び方、書き方が判明することなどを学んできました。又税を納めたときに押された印を見てもその時の地名の呼び名を特定する証拠になることも分かりました。

720年頃には今の行政地名の大元になる郷名が全国的にほぼ定まり、今に至っているそうです。合掌造りで有名な白川郷などはまさにその時の呼び名であるそうです。実際はその前の古墳時代に興味があったのですが、昨日の講義でもそれ以前の地域の様子、特に勢力範囲がどこにあったかが推測されました。最後の質問タイムで埴科郡イソベ郷の礒部とはどのような意味があるのかと聞いてみましたが(現在の自分が住んでいる地域)その答えが・・自分の様な(講師)考古学をやっているような変った人?や他は郷名が決まっていてその他の場所という意味・・でその名があるそうです。(はい~?)残念ながらかつては埴科郡の北のはずれで、その後何回かの編入合併があり、今は長野市の南のはずれとなっている我が集落、その時どきの時代に振り回されていた歴史はなんとすでに700年代からだったのですか・・・。(想定外の答え、説明に大分ガッカリしてしまいました)私がすでに持っていた地名の史料にはイソベ郷とそこだけカタカナで書いてあり、磯部か磯辺だと思っていたのですが、礒部だと分かりました。

屋代遺跡群は高速道路を造るにあたり発掘作業が行われたそうですが、そういえば以前私が若かりしころ勤めていた会社(屋代)が移転する際に、その時の建物を壊した後その土地を発掘調査した話を思い出しました。又、今の松代町内の道路拡張工事の前にもそういえば発掘調査が行われていました。私の住んでいる地域は古代にはどの位の集落があったのでしょうか?うらの畑では毎年長芋の収穫の為に土を1M以上深く掘り返していますが、戌の満水の頃流れてきたであろう茶碗のかけらしか出てきません。歴史はすでに時間が過ぎてしまったことで変えることは現実に不可能ですが、今を知ることは昔を知ってこそ今に至ると考えられるので色々な意味で歴史をさかのぼるのは興味深いものです。

後半は別の講師でしたが、専門はやはり考古学だそうですが今回は「看板建築」について講演をされました。なんの事かと思いきやこれがなかなか面白い内容で、いままで町並みを見てそういえばあんな建物あったなぁ~と、一種時代背景も想像させるユニークで笑える(建てた本人は本気)建築方法でした。

3月にも興味深い講座がひとつあるのですが、仕事の都合で行けないので又来年の歴史講座に参加しようと思いつつ、冬も終わりに有意義な半日を過ごしました。


(川柳)戻れない  時をひも解く  歴史学     FUKI

    





あまりに寒いので「竹林の湯」に行ってきました。

2008-02-14 19:41:05 | 気まぐれ雑記



昨日今日はこの冬一番の寒さで、冷蔵庫に入ってしまったような底冷えのする日々でした。(北海道の冬の嵐にはかないませんが・・)そこで昨年12月にオープンした千曲市桑原にある佐野川温泉「竹林の湯」に初めて行ってみました。写真の様にその名の通りに竹に囲まれた建物で、入館料が大人250円と安いです。なのでシャンプーや石鹸などは基本的に持っていかなければなりません。

あまりに寒いので10時の開館前に玄関に入れてくれました。お休み処はそれほど広くないのが残念です。又食堂が無いのでアルコール以外は持ち込みOKになっています。浴室は熱い・ぬるい・中間と3種類の温度の浴槽が並んでいて好みで、あるいは全部に入ります。泉質は無色透明でさらっとしており全く癖のないお湯でした。ただ湯量がそれほど多くないらしく、露天風呂はありません。(とっても残念!)又、加熱と循環もしているようです。千曲市は他に戸倉上山田にも7箇所の外湯があり、そちらは硫黄泉なのでより温泉の雰囲気が楽しめます。

私の住んでいる長野市にも「松代温泉」がありますが、そのまれに見る泉質と寒さのお陰か?連日満員御礼の様でいましばらくゆっくり湯船に浸かるのは無理そうです。

長野県の北部も含め県下には毎日というほど低温注意報が出ています。こんな日には温泉が一番ですね。我が家の山林にもまかり間違って温泉でも湧き出ないかな~と思っているこの頃です。(夢枕にでも場所が具体的に出てこないかな!世間にはそんな人がいましたよね)

余談ですが、雷が鳴っている時に「くわばら、くわばら」と言いませんか?その雷の伝説(物語)の基になった場所がこの桑原という説があります。(でも似た様な話は全国に幾つかあるようです)


(川柳)あったかい  温泉浸かるも  春いずこ    FUKI

この寒さ、鴨にとってはなんのその!

2008-02-13 17:03:00 | 気まぐれ雑記


夕べからの強風も朝にはやみ、夜に雪もあまり降らずひと安心しましたが気温は上がらず寒い一日になりました。今期最後のウォーキングになるルートは、10年前に長野冬期オリンピックの開閉式会場でありスタジアムがある南長野運動公園にしました。11時半に家を出発し1時間ほどで着きました。公園の北側には写真の様に浅い水辺があり、今の季節鴨がたくさん泳いでいました。今は野球のスタジアムになっていますが、他にもテニスコート・競技場・マレットゴルフ・室内プール・相撲の土俵まであります。公園内に子供向けの遊戯施設もあり、又公園を取り巻く歩道はジョギングやウォーキングの定番コースになっています。

地方でも安全に歩ける道は少なく、より車を使っての移動が多いので健康の為に歩く時には、その目的の場所まで車で行ってから歩き始める人がほとんどの様です。私達は幸い家からそのまま歩きでぐるっと千曲川左岸を下流に向って歩いて行けるのでガソリン代も使わなくて済むのですが、季節的には5月の桃の花が咲く頃だともっと桃源卿の様な素敵な景色を眺める事が出来ます。(4月の長野マラソンの時には残念ながらまだ桃は咲いていません)


途中で100円ショップとパン屋に寄って、帰りも来た時と同じサイクリングコースになっている土手を戻り2時頃家にたどり着きました。(山を5時間歩いた方が足は疲れないのに、今回はコンクリートや石畳なので足全体が痛くなってしまいました)

5月の桃の花が咲いている時に、今度は自転車で土手を走ってみようかと思っています。

(川柳)何処見ても ぐるっとパノラマ  山だらけ

    千曲川  空の青さを  映し出す        FUKI 

明日は大荒れですか?

2008-02-12 18:02:11 | 気まぐれ雑記


今年の2月は本当に天気が悪いですね。長野市南部の妻女山の麓に住んでいますが、その妻女山(斎場山)も先日連休中の雪振りですっかり白い景色になっています。又明日は今期一番という冬の嵐になるそうで、等圧線もびっしり縦縞になっています。雪降りも2種類あって大陸(西)からの湾岸低気圧による雪雲と、シベリア(北)からの寒気による低気圧の雪雲とあり、私の住んでいる場所はいつも両方の影響を受けてしまいます。(降っては融け、融けては降っての繰り返し)

去年は暖冬でしたが、今年は厳冬でしかも温暖化の影響か低気圧も発達しやすく、これはこの頃「爆弾低気圧」などと呼ばれていますね。東北、北海道が被害を受けやすく海藻や漁業に影響が出ているようです。

我が家ではこの原油高で暖房もこまめに調節して、夜は湯たんぽが大活躍しています。(・・なので寝入りばなだけは天国です)そこにもってきてこの冬は食の安全をおびやかす問題がおきてその結論も未だでないままで、日々の献立に頭を悩ましている人も多い事と思います。幸い我が家では自家栽培の越冬野菜があるので助かっていますが、家の母も「何を信用していいか分からない・・」というので「自分達で作っている野菜は信用出来るでしょ」と答えています。(日本人は見た目を気にしすぎです。無農薬・減農薬の多少形や虫食いのある野菜と農薬・除草剤をしっかり使った見た目の良い野菜のどっちがいいですか?という話しですよね)大分昔に日本人と結婚した欧米のお嫁さんが、姑がほうれん草を茹でたあとに水にさらして入るのを見て「おかあさん、栄養が逃げてしまう・・」と言っていたのを思い出しました。たしか色を良くする為との説明で納得はしていなかったですね。

とにかく明日から2、3日はとっても寒いらしいので暖かくして過ごそうと思っています。そしてまたまた雪掻きです。(豪雪地帯から比べれば微々たる雪ですが、これが融けかかってから凍るのが一番恐いんですね。歩きはべた足、車はスリップ注意です)

ところで昨日の昼間に地震があったのですが、なぜかTVの地震情報が流れませんでした。ついにかねがね言われている類いの大地震かと慌てたのですが、どうも巨大モグラが我が家の下を南から北に向けて通り抜けていった様です。(そんな、ばかな!)


(川柳)暦では  もう春きても  雪景色   FUKI

千曲川左岸を上流へウォーキング

2008-02-05 17:46:27 | 気まぐれ雑記


午前にまた何日振りかのウォーキングに出かけました。いままで一度も通った事がない、近くを流れている千曲川の左岸を上流に向って歩きました。この土手は下流は村山橋までず~とサイクリングロードになっていて、めったに車も通らないので安心して歩ける場所です。(でも指定車と農耕車はOKです)写真は左岸の護岸工事をしている様子で近年千曲川の冠水で荒れてしまい、以前同じ場所を直していたのですが数年もすれば草や柳の木が多く茂り、あっという間にそれらに埋め尽くされてしまいます。

篠ノ井橋に向かい左岸の土手をどんどん進みます。左手に妻女山脈の西の支山、薬師山を見ながら、前方には篠ノ井橋やしなの鉄道の橋を見て歩いて行きました。その橋の手前で今回はUターンして今度は集落の中を通って戻ります。途中、神社と寺院に寄ってこの春受験する甥っ子の為に、よ~く手を合わせ合格祈願をしてきました。(しかし今日歩いた土手はその高さが低めで、洪水になったら民家のある土手中まで水が押し寄せてきそうな感じでした)

仕事が忙しくなる前に、あと一度位はウォーキングに出られるでしょうか。年明けからの厳冬で運動もままならないので、そんな時の運動不足には一番最適でお金もかからないのが歩く事ですね。次回は土手経由で途中ショートカットして、長野南運動公園へ行ってみようかと思っています。(ここは長野冬期オリンピックの開閉式会場でその周りでは多くの人々が歩いていて、いまやウォーキングスポットになっています。又長野マラソンのゴール地点です)


(川柳)偽装なし  はっきり出ます  体重計

    体脂肪  しっかりメタボの 我が数値

    知り合いも  同じ目的?  すれ違う    FUKI