つむじ風通信

「信州うらの畑」へようこそ!松代町は長芋の産地で歴史の山、妻女山(斎場山)は我が里山です。

大晦日の夕飯、鮭を食べる。

2007-12-31 20:20:33 | 健康料理(良い加減料理レシピ)


2007年もう一年の最終日、大晦日になってしまいまいた。仕事の後の年末掃除や買出しなどで、あっという間に時間は過ぎていきました。朝からの雪が今、夜になっても降り止まず明日の朝は雪かきかな~と思っています。

長野県の北信地域では、年取り魚には鮭を使う家が多いと思いますが、西側の大北地域では鰤が多いようです。自分の畑で収穫した牛蒡や人参、長芋などでかき揚げを作り、後はマーボー豆腐とひじきと鶏肉の煮付けなどなるべく野菜を摂る献立にしました。9時過ぎには年越し蕎麦をおしぼり大根で頂きます。豪華なメニューではないけれど、我が家で採れた安心野菜を中心とした料理を食べる事が出来るのは今のご時世一番の贅沢かもしれませんね。

明日元旦の朝食は、我が家はうどんと決まっています。正月太りを心配しつつ、先日買ってきた小倉百人一首やトランプで、若い甥っ子相手にエネルギーを発散しようと思っています。


(川柳)大晦日  シンシン降る雪  銀世界     FUKI

年末にヤーコンの収穫

2007-12-27 17:58:57 | 野菜畑だより


今年中にヤーコンの収穫をしておかないと寒さに弱い根菜なので、掃除がひと段落ついた午後にうらの畑に行きました。今時になると朝の冷え込みで土が凍っているので、それが午後になると溶けてきて少し泥状態の畑に入らなければなりません。4本植えた中で大きめのヤーコンだけを収穫してきました。今年はねずみに5本ほど食べられてしまい、ほぼ好き嫌いの無いその食欲には半分呆れてしまいました。でも来年の干支がねずみなので今回だけは、サービスしておきましょう。

写真では分かりづらいですが、横25センチ太さ15センチ以上の大きさに太り巨大化してしまいました。スーパーによっては、置いてある店もありますがなにせ一度掘りあげてしまうと、日持ちがしないので早めに料理し使い切るのがコツです。

一番のお薦めは、薄くスライスしたものをアク抜きし酢と砂糖で漬け込みゆずの薄切りを入れ風味をつけた一品です。もうひとつはヤーコンと乾燥椎茸のキンピラです。見た目は芋のようですが、火を通してもホクホクはしません。このヤーコンの持ち味はたっぷりのオリゴ糖とそのシャキシャキとした歯ざわりです。年末の一品に加えようと思っています。

明日の午後から天気が崩れて、年末年始はずーと雪マークが付いている長野県北部の天気予報ですが夏の猛暑もカンベンだけど、冬の寒さもほどほどになってほしいと願っています。


(川柳)明日から  メタボ予防に  ウォーキング       FUKI

煌めく我が家の、クリスマスツリー

2007-12-23 20:59:21 | 気まぐれ雑記


12月に入って、師走の雰囲気もあまりないままもう明日はクリスマスイブです。とはいっても別にクリスチャンではないので、多くの日本人と同じく?一年のイベントのひとつとして今夜、クリスマスツリーを点灯してみました。
今時はどこも発光ダイオードのツリーがほとんどで大概、青系やオフホワイトの光りが町中で煌めいています。景色としては以前のイルミネーションよりちょっと寒そうな様子になった気がします。

そろそろ長野県、北信の平地でも雪が降るようになってきましたが、まだ路面に積もっているわけではありません。でも昨夜は雷こそなりませんでしたが、夜半にかけて猛烈な風と叩きつけるような雨が降りました。今日の日中は天気が回復したのですが、年末の30~31日にかけてシベリアから強烈な寒気団がやってきて日本列島は荒れ模様の年越しになるようです。これに関しては、はずれてほしいですね。

年末の掃除もあと窓ガラスを残すのみとなりやっと、いままで忙しかった日程に余裕が出てきそうです。でもまだ畑のヤーコンを掘らなければならないし、年末年始の料理の献立も考え中で、秋からの仕事でたまった体の疲れをあまり癒している時間も無さそうなのが残念です。

寒くなるほどコタツの人になってしまい運動不足にもなるので正月太りも警戒しつつ、来年元旦の年賀状をそろそろ書かないと間に合わないしなどと、今年一年を振り返りながら撮りためた中からどの写真を使おうかと思案中です。


(川柳)手作りに  チャレンジしようか  ブッシュド・ノエル   FUKI

第49回風林火山「死闘川中島」を見ました。

2007-12-10 20:17:26 | 気まぐれ雑記
いよいよ妻女山に武田軍が攻め入る「キツツキ戦法」の場面にきました。海津城(現、松代城)での武田軍の兵糧をかっこむ場面がありましたが、NHKの公式HPによると、音楽を担当した作曲家の千住明さんと、題字を担当した書家の柿沼康二さんが短い台詞付きで出演していたとか・・。千住さんの顔は知っていましたが、扮装をしているので全然気が付きませんでした。ただ以前他局の素人の家に突然泊まる旅番組の中で凄く食が良く、お酒も強い人だとビックリしたことがあります。でもやっぱり音楽的才能は沢山お有りのようで、今回のこのドラマの曲も戦国時代のある意味スケールの大きさが表れていてなかなか良い曲だと思っていました。

ところで前回と今回は特に謙信が本陣とした妻女山という台詞がたびたび出てきましたが、以前にもご紹介しているように本当の妻女山は今、展望台や松代招魂社のある場所ではなく、それより南西に20分ほど徒歩で登った斎場山古墳のある場所になります。ドラマの中でも山頂と中腹の場面がありましたが、今の展望台の場所では低すぎてましてや山のピークでもなく、よって山の中腹などといえるほどの場所はありません。本来、斎場山が後に妻女山になり、しかもその山の名前まで今の場所に移ってしまったのでその歴史の流れを知らない観光客などはあの展望台のあたりが本陣だと思ってしまうのも無理はありません。実際その林道を登って行かなくても展望台の上から左後ろを振り返ってみれば一段と丸みを帯び高くなり、赤松が沢山生えている所が妻女山(斎場山)の本陣跡の山頂として確認が出来ます。

次回は最終回で時間も拡大して放送するそうです。地元としてみれば、始まったと思ったらもう終わりで少し寂しい感じもしますがまさに風林火山の如く、山は動きませんので本当の妻女山(斎場山)を見てもらうべく地元としては個人的にもですが、観光にも引き続き力を入れ地元を活性化出来ればと思っています。


(川柳)霧深く  びわの音響く  妻女山      FUKI

良い加減料理レシピ「鶏と長芋の唐揚げカレー味」

2007-12-10 19:20:52 | 健康料理(良い加減料理レシピ)


忙しい仕事の後、夕食に作る簡単料理のひとつに我が家では鶏の唐揚げがあります。定番の料理ですが、味と切り方や長芋も使っての少しアレンジした料理にします。

<材料>約4人分
鶏もも肉2ブロック・長芋30センチほど・カレーパウダー・醤油・ゴマ・小麦粉・片栗粉

<作り方>
鶏もも肉は端から3センチ幅に切っていくか、二等辺三角形に切り、肉厚の部分と薄い部分があるようにしておく。長芋は皮を剥き2~3センチの大きさに切っておく。
それらの材料をボールに入れ、カレーパウダー・醤油少々・小麦粉・片栗粉を適宜入れ混ぜ合わせておく。
しばらく(15分ほど)おいてから油であげるがやや低温から入れ始め、揚げる前には強火にすると2度揚げの必要はありません。

<コツ>
カレーパウダーを使うので、他の味付けは醤油だけで味の調整をしますが、写真のように白ゴマを、揚げる前にボールに振り入れてから調理しても良いです。


長芋は自宅で作っているものなので、野菜を補う意味でもこのように料理して食卓に出しています。長芋は食感も良く案外唐揚げにも合います。
鶏肉は肉の厚い部分はジューシーに薄い部分はカリッと仕上がるので、肉の切り方でより美味しく感じられます。

(川柳)唐揚げは  我が家の定番  ひと工夫     FUKI  
    


第48回風林火山「いざ川中島」を見ました。

2007-12-04 18:15:57 | 気まぐれ雑記
いよいよ大河ドラマ「風林火山」も、川中島の戦いの中でもっとも有名な第4次の場面になってきました。永禄4年、1561年の10月17日と18日にその戦いは行われたようですが、ドラマの中でもあったように千曲川の川霧が発生するころでその霧がお互いの戦いに影響をおよぼしています。ドラマの中では雨宮に住んでいた老婆(緑魔子)が、勘助に明日の朝、霧が出ると告げていましたね。物語の演出とはいえあまりの老婆のそのキャラクターに驚いてしまいました。

それとガクト演じる上杉謙信が妻女山(本来は斎場山)に本陣を張り、びわをひきながら戦機を伺っていた様子がなかなか興味深かったです。なぜならばその山の麓に住んでいるし、そこへも何回か行った事があるからです。大昔とはいえ戦争なので歴史ロマンというにはいささか抵抗がありますが、当時の実際の様子を想像すると眼下に見える川中島平らや海津城(現松代城)などとほぼ同じ景色・地形を眺めているのかと思うと数百年前の話なのにいやにリアルに感じてしまいます。(千曲川の流れは当時と大分変わっています。)

今の妻女山は国土地理院の地形図上、本来赤坂山といわれる場所に移ってしまいましたが、このドラマの放送と共に増えた山への観光客はそこが上杉謙信の本陣と勘違いして帰った人がほとんどだと思われます。あの場所は展望台から眼下の川中島平らは良く見えますが、本当の本陣はそこから約20分ほど南西へ林道を登った(徒歩で)本来斎場山といわれる古墳のある場所なのです。どちらかといえばその古墳時代に関しての歴史のほうが重要である山です。

その斎場山も今では冬枯れで、山の地形もよりはっきりと認識出来る様になってきました。熊が冬眠している間に、もう一度その古墳まで登ってみようかと思っています。(私有地で観光地化されていないので、マナーが大事です。)

(川柳)秋深し 武将がびわ弾く  妻女山

    決戦の  勝敗分ける  霧深し      FUKI