つむじ風通信

「信州うらの畑」へようこそ!松代町は長芋の産地で歴史の山、妻女山(斎場山)は我が里山です。

突然の雷雨!!梅雨真っ最中です。

2010-07-07 18:49:07 | 野菜畑だより


梅雨とはいえ、今年の雨は降りすぎです。(特に九州南部など)今日も連日の雨で次から次と生えてくる長芋畑の草を取りに畑へ出かけたのですが、1時間ほどで東南の方角の雲行きが怪しくなり、付けているラジオにもノイズが入り始めました。上田市真田の山から広がってくる雷雲はいつも強烈なので雷が大嫌いな私はさっさと帰り支度をし、逃げ帰ってきました。案の定途中からは大粒の雨が強くフロントガラスを叩きつけワイパーはフル稼働です。

今年は春先に上空に冷たい寒気が入りやすくなっていて、特に5月などは天候不順と低温で農作物の成長も不安定なまま7月になってしまいました。ニュースによると、レタスなどは産地間の出荷が重なってしまい値崩れが起きているそうです。又果物の桃や杏、梅なども2割減ほどの収穫になりそうだとか・・。

其の春の流れが今、この夏にも同じように起きていて梅雨前線とは別に北からの寒気の流入による雲の急激な発達で突然の大雨が降ってきます。不快指数の高い毎日ですが、早く来ないかと思いつつ梅雨明けを待ちながら畑仕事に忙しい日々を過しています。

長芋蔓燃やしで、焼き芋しました。

2009-11-04 19:27:39 | 野菜畑だより
先月下旬に長芋畑で蔓を燃やす作業中、我が家で作ったサツマイモで焼き芋をしました。紅東のほくほくとした食感とサツマイモの甘さが引き立ちとても美味しかったです。
11月に入り長芋堀りも始まり、一段と農作業が忙しくなってきました。果樹園や米農家はもう収穫のピークが過ぎましたが、長野市松代町名産の長芋の収穫はこれからが本番で12月の半ば頃まで続きます。
里山は例年より早く紅葉しており温暖化と言われて久しいですが、今年は10年ほど前の様子に似ています。秋に発生する川霧で有名な「霧の川中島」はさすがに昔ほどではありませんが、昨日一昨日の突然の冬将軍到来でもう秋も晩秋に差し掛かっている事を実感しました。

まだまだこれから忙しい日々が続くので、今流行りの新型インフルエンザに注意しながら農作業に頑張りたいと思います。

最長!?長々芋(長いも)が掘れました。

2008-11-21 19:16:51 | 野菜畑だより
里山も晩秋の様相を呈し、周りの高い山々では白い雪の衣をまといました。長いもの産地長野市松代町では今収穫作業で賑わっています。

そんな今日、我が家の畑から写真の様な超長々いもが掘れました。千曲川の肥沃な土で育ったとはいえ、こんな代物は初めてです。その長さ、149センチ重さは3・5キロでした。重さでいえば4キロ5キロなどと、重量級の物もたまには出ますが(もちろん規格外になってしまいます)長さと重さが両方揃った長いもはそうそう収穫できるものではありません。

これから先もう少し忙しい日々が続きますが、寒さと共に糖度ものる美味しい長いもの収穫作業が続いていきます。
(比較する品を置くのを忘れてしまったのでその長さが分かりにくいですが、なんと我が母の身長より高かったのです)


長いもの蔓燃やし

2008-10-27 16:16:36 | 野菜畑だより


長いもの蔓を燃やす作業をしています。エコからいえば、何かに(バイオ燃料とか・・)利用できないかと思うのですが、燃やす以外に畑全体の分量を片付ける方法がありません。畑の地中に埋める人もいましたが、葉は枯れて土に戻っても茎はなかなか土に戻りにくいのです。

昨夜降った雨の影響で、見た目枯れているわりには燃えが良くなく時間がかかってしまいました。北風も今季一番に強かったので、煙も低くたなびいています。昔は地区の風物詩だった作業も、今は全て環境に配慮しながらやらなければならないので大変です。

近くで野良猫がふ~ん、そうなの~・・ってな感じで冷たい北風に背中を丸めていました。

イチジクの木

2008-10-26 21:10:57 | 野菜畑だより


秋も日ごとに深まってきましたが、ここのところ雨が少ないですね~。キノコ採りもこんなに山が乾いていたらお手上げ状態です。霧のまく標高の高い高原などでないと山の恩恵を受けられません。雨降らないかな~!!!

ところで秋は「○○の秋」といわれますが、我が家はいの一番に食欲の秋です。うらの畑に植えてあるイチジクの木にも次から次へと実がなってなかなか食べきれません。なぜならたった一晩で実が割れて熟しすぎてしまうからです。実割れがおきる前に砂糖煮にすると、もっとデザート感覚で食べられるのですが私はまだ試した事がありません。食べた事はありますが、ちょっと砂糖を大目に使うようなので甘ったるいのが苦手な私は、躊躇しているところです。合いそうな洋酒を入れれば、大人の味になるでしょうか?いつか試してみたいです。

次の山登りではキノコをゲット出来るか?それまで仕事がんばろう!


秋晴れの一日、畑仕事は長いもの蔓こわし

2008-10-16 18:50:35 | 野菜畑だより


秋晴れの一日、長いもの蔓こわしが始まりました。今年は適当に雨も降ったので、長いもの生育には適した年でした。里山の紅葉もだんだんすすんできて、目の前に見える山に生えているであろうキノコに思いをはせながら?セッセセッセと支柱を抜いていきます。1本1キロの重さの鉄製の支柱は運ぶのに10本でも10キロになり、結構な力仕事になります。

我が家の長いも畑は除草剤を使っておらず、また畑での土への漂白剤も使っていません。その年の気候や栽培環境に合わせて、必要最低限の土壌消毒や病害虫消毒を行っています。食の安全を追及するには、大変な手間がかかるのです。特に他の皆が使っている除草剤を撒かないとなると春から夏、また秋の初めまで日をおかず草取り作業をしなければなりません。農家は高齢者経営も多い為に、大変な負担になるので除草剤に頼らざるを得ない事情もあります。

日本で採れた野菜でも、それぞれ畑の環境は違うのでその中からより安全な野菜を消費者の方にも買って食べてほしいと思っています。今日本で一番問題なのは、見た目を重視して農産物を買うことです。土壌のウィルスや特に近年の温暖化に伴い昔(ここ10年ほど)より病害虫や以前には生えていなかった草が増えてきました。それらを予防し見た目が良い物を作ろうと思うと、より多くの農薬を使用する事になります。多少の虫食いや形を気にしなければ、その方が安全に栽培出来るのですが・・。

手間はかかるかも知れませんが、これからも出来る限りより安全で安心して食べられる野菜を作って行こうと思っています。そして千曲川沿岸の上質な堆積土で作った長いも始め野菜たちは大変美味しいです。

食の安全、ニンニクの植え付け

2008-09-25 18:16:48 | 野菜畑だより


昨今は食の安全が叫ばれていながら、次から次へ問題が起こっています。どこぞのへたれ牛やあちらの餃子や諸外国から輸入した事故米など、いつ自分の口に体に有害な成分を取り込んでしまうかわかりません。特に私がスーパーなどで国産にこだわる野菜はニンニク・生姜・椎茸です。なぜならば農家の我が家でもこれらは殆ど栽培してこなかったからです。でもニンニクと生姜に関しては栽培がそれほど難しくないので、先日ニンニクの種の植え付けをしてみました。

夏野菜は5月頃、冬野菜は9月ごろに植えつけるのが通常ですが(あくまで露地ものの時)ニンニクも今頃に植えます。JAでジャンボタイプと普通の大きさの2種類を買ってきて、畝を作り芽の出る方つまり尖った側を上にして土の上に置いていきます。土を被せてもう作業は終了です。来年の5月頃立派なニンニクが収穫出来るはず・・です。無臭の種も売っていましたが香りも味の内なので、それは止めました。でも食べる量はほどほどにしないと、翌日貧血になり大変な事になってしまいます。なんでも過ぎたるはなお及ばざるが如し、ですね。

雨乞いでもしたい気分。

2008-08-04 19:20:52 | 野菜畑だより


連日のこの暑さなんとかならないですかね~。年々最高気温が更新されている気がしますけど・・。それに雨の降り方も局地的になってきており、災害をもたらしています。当地も雨が少ない地域なので本当に雨乞いの儀式でもしたい気分です。畑の作物も水がなければ、成長できません。ここ数日はスプリンクラーの設置で忙しく、熱中症ぎみになりながらなんとか今日終わりました。これで長芋畑の緑の蔓も生き返るでしょう。

日本の極端になってきた自然現象はチベット高原の砂漠化が影響しているのだとか先日のTVで放送していました。切実な話しなので日本人一人一円募金でもして緑を植えたい気持ちです。

やっと今夜あたりまとまった雨が降りそうです。恵みの雨になればいいのですが。

                      FUKI

木漏れ日の中、キノコのこま打ち込み

2008-05-09 22:23:45 | 野菜畑だより


長野市内某所、我が家の里山をこれから先の生活に役立つ山にしようとの思いから、ここ2~3年キノコを始め色々な植物を植えています。今回は春先に買っておいたムキタケのこまをすでに切っておいた木に打ち込みました。ムキタケの菌は枯れかかった木に寄生するのが特徴で、来年にはきっと美味しいムキタケが沢山収穫出来るかと思います。(期待をこめてですが)

ムキタケはその形が有毒種のツキヨタケに似ているのですが、その違いはツキヨタケはその根元に、裂くと黒いシミがあり(まれに無いものもある)又その名の由来か闇夜ではうっすらと光るそうです。それにツキヨタケは比較的標高の高い場所に生えるキノコだそうです。ムキタケはその名の通りキノコの皮がむけたりします。少しぬめりがあり油との相性も良いので、肉類との炒め物に合います。私は好きなキノコのひとつです。

次の写真は見るて分る人は山菜通だと思いますが、3年ほど前に手に入れたもので今年やっと山に定着し、地下茎で新たな芽も出てきたのであと数年で収穫にこぎつけるまでになりました。結構時間が掛かってしまいました。

今日は近隣小学校の遠足が多く、お昼頃には50人ほどで賑やかにこの山にも登ってきました。明日からはお天気も悪く、気温も3月並みに低くなるようなので丁度良かったですね。

それにしても山仕事は大変です。草木で藪ヤブになる前の今頃までが、山の手入れにはお薦めです。(昨年は6月に手入れをして、何かの植物にかぶれひどい目に遭ってしまいました)



(川柳)平成の  自給自足を  目指すぞ~!      FUKI

畑から卵発見!?

2008-03-24 18:19:47 | 野菜畑だより


3月も下旬になってやっと暖かさの目安としていた近所のお宅の梅の花がほころび始めました。今日は春特有の降ったり止んだりの不安定な空模様でしたので、結局畑仕事は久しぶりに一日のお休みとなりました。

長芋を中心に栽培していますが、そんな先日の仕事中に母が地中数センチのところに写真のような卵が埋まっている?のを発見しました。えぇ~!!!何これ?なんで卵がこんな土の中から出てくるの!・・としばし唖然とし連日の仕事の疲れが溜まって来てついに疲労による幻覚症状が出たかと思ってしまったくらいです。

いつから地中にあったのか、なんの卵かと家族と協議した結果どうもカラスがくわえて来て土に埋めたのではないかという結論に達しました。(普通は胡桃なんですけどね)ほぼ、たぶんニワトリの卵だと思いますが、いままでは長芋堀りの最中に出てきたものとしては冬眠中の蛙や芋虫の幼虫、ミミズくらいですからビックリしたのなんのってです。

これからまだしばらく長芋堀りの作業が続きますが、昨年の5月と8月の豪雨で畑にだいぶ影響がありました。これも地球温暖化による気候の極端化に起因するものと思われます。日常なるべくエコを意識して生活しているつもりですが、これも地球規模でやらないと目に見える成果、変化がないのではないかと思っています。

暖かくなった代わりに花粉症、全身の筋肉痛と格闘しながらの作業に、いましばらく頑張ろうと思っています。


(川柳)うらの畑  卵を発見  埋め直す

    ありえない  誰が埋めたか  ナマ卵    FUKI

年末にヤーコンの収穫

2007-12-27 17:58:57 | 野菜畑だより


今年中にヤーコンの収穫をしておかないと寒さに弱い根菜なので、掃除がひと段落ついた午後にうらの畑に行きました。今時になると朝の冷え込みで土が凍っているので、それが午後になると溶けてきて少し泥状態の畑に入らなければなりません。4本植えた中で大きめのヤーコンだけを収穫してきました。今年はねずみに5本ほど食べられてしまい、ほぼ好き嫌いの無いその食欲には半分呆れてしまいました。でも来年の干支がねずみなので今回だけは、サービスしておきましょう。

写真では分かりづらいですが、横25センチ太さ15センチ以上の大きさに太り巨大化してしまいました。スーパーによっては、置いてある店もありますがなにせ一度掘りあげてしまうと、日持ちがしないので早めに料理し使い切るのがコツです。

一番のお薦めは、薄くスライスしたものをアク抜きし酢と砂糖で漬け込みゆずの薄切りを入れ風味をつけた一品です。もうひとつはヤーコンと乾燥椎茸のキンピラです。見た目は芋のようですが、火を通してもホクホクはしません。このヤーコンの持ち味はたっぷりのオリゴ糖とそのシャキシャキとした歯ざわりです。年末の一品に加えようと思っています。

明日の午後から天気が崩れて、年末年始はずーと雪マークが付いている長野県北部の天気予報ですが夏の猛暑もカンベンだけど、冬の寒さもほどほどになってほしいと願っています。


(川柳)明日から  メタボ予防に  ウォーキング       FUKI

霧の中の、特産長芋堀り

2007-11-25 17:20:30 | 野菜畑だより


晩秋の3連休の最後の日曜日は、久々の霧の川中島になりました。とはいっても温暖化の影響か昔ほどの凄さはありませんが、それでも朝の通勤には車のライトを点けなければなりません。写真の後方には山なみの向こうに一段と高く連なる北アルプスが見えるはずですが今朝は霧で真っ白です。

長野県長野市松代町特産の長芋堀りもいよいよピークを迎え、専業、兼業共にまたまた忙しい一日になりました。今日は霧が晴れた後は、今年11月に入り一番の小春日和になりお日様の下では汗ばむほどでした。

特産の長芋は5月から10月までの長い生育期間を経て、千曲川がもたらした褐色低地土の肥沃で上質な土目に根をしっかり張って育っていますので味も良い長芋になっています。又これから12月の寒さが増してくると、一段と甘みとコクが増してくるので、お歳暮などの贈答品としても喜ばれています。

今はシーズン中なので、上杉謙信が陣を張った妻女山(斎場山)への入り口近く、国道403号線沿いに産地直販の店が営業中です。売り出しの、のぼり旗が目印です。

写真は今日掘った長芋の一部です。1本2~3キロほどの長芋で贈答用や家庭用として、出荷されていきます。長芋料理などカテゴリー「良い加減料理レシピ」もご覧下さい。



(川柳)芋堀りは  ブートキャンプか  霧の中
   
   朝飯に とろろを食べて  元気だす       FUKI  

ついに収穫!原木キノコ

2007-10-28 17:20:38 | 野菜畑だより


一昨年原木キノコの栽培を試そうと我が家の山林にナメコとクリタケの菌を、切った木に植え付けてみました。説明書によると2年目にクリタケが出て、3年目にナメコが出ると書いてありました。昨年はキノコはキノコでも目的と違うのは出たけどさっぱりでした。でも今日山に天然のキノコを採りに行ったついでに、見てみると50本ほど菌を植え付けた内の2本に一種類づつ生えているのを発見しました。つやつやした方がナメコで栗色のがクリタケです。どちらも美味しいキノコでナメコは今晩早速、お豆腐と一緒に味噌汁にして食します。

天然キノコ採りは日曜日もあってライバルが多く、又この秋のキノコの不作も影響してハナイグチとクリタケ、ムラサキシメジを少々採ってきただけでした。



原木キノコはその環境も味も天然そのものです。今回はこれだけの収穫でしたが(写真は原木キノコのみ)夕飯に秋の山の恵みをいただきます。


(川柳)キノコ採り  他人のカゴが  気にかかる   FUKI

個人的里山再生プロジェクト「キコリは楽し!」

2007-10-19 21:21:02 | 野菜畑だより


今日は久しぶりにまとまった雨が午後から降り続き、体感温度も一段と寒く感じました。それほど遠くない秋の中ごろまで暑いアツい!と大騒ぎしていたのが嘘のようにグッと秋めいてしまいました。

仕事が忙しくなる一週間ほど前に山の手入れをしました。せっかくの檜が夏の間の下草や、場所によっては厄介なアレチウリにその成長を妨げられています。三脚と長ハシゴを軽トラに積んでまるまる2日の枝打ち作業をしました。私はもっぱら増えすぎた山桜の木を切ったりアケビの木を切ったりと、山に日ざしを当てて風通しを良くする為の作業をしました。但しそのなか半日はそのまま同じ山にキノコ採りに行ってしまったのですけどね。(今年は大不作です。)

先日のTVでフィンランドの赤松林に松茸を探しに行くという企画を放送していましたが、永遠と続く赤松の森に3時間ほど入っていくとまさに日本の松茸とほぼ同じ外見の立派な松茸が何本も生えていました。ここフィンランドでは森などでの木の実やキノコはだれでも自由に採っても良いという法律があるとかいっていました。父の話によると昔は日本でも薪用の小枝拾いやキノコ採りなどは習慣的にだれでもやっていたそうです。皆が山を持っている訳ではないし、かまどがありましたから法律はないにしろそのようにしないと日々の生活が出来ないですからね。

でもそれが今の時代、中国産に代わる日本への松茸輸出事業としての大きなマネーチャンスとなりつつあるようです。そうなるとやっぱり誰でも採って良いなどというのは無くなり、日本の松茸山の様に止め山になる事は必至でしょう。30年ほど前に一度だけ職場の仲間と今でも有名な産地、長野県上田市の松茸小屋に行った事があります。実際松茸の生えている山を見学したあと、当時5000円位の松茸づくしを食べた記憶がありますが、今ほどキノコ自体に関心がなかったのでその感動も今ひとつだったような気がします。

山も手入れをしないと、あれやこれやの蔓系植物がはびこり美しい日本?とはほど遠くなってしまいます。木を切るのは結構ストレス解消にもなります。自然を残しながら使える山を目指してギコギコとノコギリを挽き里山再生をしています。


(川柳)オレンジの 木の実は何ぞや  鈴なりだ!

    野生柿  ひと口かじり   その渋さ    FUKI

温暖化と雑草の因果関係は?

2007-09-26 17:20:14 | 野菜畑だより


今年は雨の降り方が全国的に異常でしたね。台風の影響もあるでしょうが長野市南部でも5月8月合わせて3回ほど豪雨がありました。長芋畑をやっているのでせっかくの畝が所々陥没したり、台風の影響で千曲川が冠水したりでまさに地球温暖化の影響か年間の天気が夏、冬中心に極端になってきたと思います。特に夏の暑さは我慢の限界を超えています。日本は湿気が多いので、しかも台風が来るとなると南からの湿った空気が流れ込んでくるのでなおさらです。個人的に夏の温度を2度下げよう・下げたい!が目標です。一人で何が出来るか?でも世界中の人々が同じ気持ちでやれば案外実現可能かも?!

ところで写真のような雑草がここ5~6年畑にはびこってきて困っています。我が家では今のところ除草剤を畑にまいていないので(今どき貴重な畑なのです。)色々な草が生えますがこの草だけは始末におえません。ほぼ一年中生えてきて、取ってもとってもその実がこぼれて繁殖します。ネットで調べてみたら似た様な雑草がありました。「吐金草」と書いてありましたが、実か花がその写真と違うような気がします。これも温暖化の影響でしょうか?周りを見れば川岸にはアレチウリ、高速帯には葛、土手側面ではセイタカアワダチソウがはびこっているのが現状です。

(雑草という名の草はない)と昭和天皇が言ったとか・・でも農家にとっては手作業で取るか除草剤を数回まくか草だらけにしておくかのいづれかなのです。でも除草剤を使っていない農家はほとんど無いに等しいでしょう。手間がない事と重労働な事とそれに関して一般市場では作物の値段に付加価値が付かないからだと思います。草取りが趣味なんて奇特な人がたまにいるらしいですが仕事となれば別ですからね。

(川柳)外来種 帰化植物は  困りもの        FUKI