つむじ風通信

「信州うらの畑」へようこそ!松代町は長芋の産地で歴史の山、妻女山(斎場山)は我が里山です。

戦国軍師の墓

2006-01-23 12:50:05 | 気まぐれ雑記


この写真のお墓を見て誰のものか分ると言う人は相当なファンかマニアです。って私はそれほど戦国乱世の話に興味はなかったのですが、たまたま関係する地域の一角に住んでいるもので先日放送されたTV朝日系「風林火山」の北大路欣也演ずる山本勘助には見入ってしまいました。
そうなんですこれがその勘助のお墓なのです。放送後晴天の日に、圧雪の土手の上を散歩がてら行ってきました。武田家の軍師勘助は体のハンディを持ちながらも天才的な才能で武田軍を率いて天下統一に向かって行ったそうです。
5回ほどあった川中島の戦いの4度目で死んだと言う事ですが、その最後になったであろう場所がここらしいのです。(お墓自体は移してここへ来たようですが。)
千曲川の右岸の堤防道路のすぐ下(松代地区)の畑、隅にひっそりと建っています。
「風林火山」と言えば通常武田信玄・上杉謙信ですが、次期NHK大河ドラマ(2007)は、山本勘助を中心に据えた話しになるようです。
北と南から攻めてきた両軍がこの川中島で5回ほどの戦国の戦いを繰り広げました。この「川中島の戦い」に関して詳しく知りたい人は長野市立博物館がお薦めです。

ここで観光案内をしますと長野県北信の市街地近辺の観光地と言えば善光寺、私立博物館がある八幡原(決戦の銅像、資料などがある)、真田家や佐久間象山・松井須磨子由来の松城町、栗の産地小布施、杏の花で有名な森地区などがあります。大概のバスツアーではこのあたりを巡りますが、勘助のお墓は簡素な所すぎて入っていません。

それにしても北大路欣也扮する勘助はとても役のイメージにあっていたと思います。ただ人相や顔の造作については実物がどうだったかは、知る由もありませんが・・。
そんなこんなで、その帰り道の皆神山を写しました。



この山の北方向(写真左手)に松代温泉があります。地元新聞にその温泉の成分に関する記事が載っていましたが、温泉と認定されるのに必要な温泉成分が数多く含まれており、あまたある温泉地の中でもまれにみる優良な泉質だと言う事です。
その理由がこの皆神山の下にある巨大な湖でこのマグマ溜りの水から由来する温泉だからと言う事です。この様な温泉は成分的にも濃く色々な事に効能があるらしいですよ。得に皮膚疾患や血圧を下げる効果もある様ですが、それは人それぞれなのでまだ入った事がないと言う人は一度試してみるのもよいでしょう。

(川柳)  餅食べて さらに重なる 肉襦袢
                                 FUKI


ジャズコーナー、ジョン・コルトレーン「ブルー・トレイン」

2006-01-18 11:38:10 | 気まぐれ雑記


寒い冬の到来で部屋にいる時間が長くなる今日頃ごろですが、今回紹介するのはジョン・コルトレーンの「ブルー・トレイン」です。
1957年9月15日に録音され、ブルーノートでの唯一のリーダー作品です。
この時のメンバーはジョン・コルトレーンのテナーサックス、リー・モーガンのトランペット、カーティス・フラーのトロンボーン、ケニー・ドリューのピアノ、ポール・チェンバースのベース、フィリー・ジョー・ジョーンズのドラムで構成されています。
曲全体の印象では特に若き日のリー・モーガンのトランペットが、力強い吹きっぷりになっており、カーティス・フラーのトロンボーンの渋い音色が曲全体を際立たせています。
ピアノ・ベース・ドラムのサポートも見逃せません。
メインのコルトレーンのテナーサックスは太い音色でなおかつリー・モーガンに劣らずの力強い演奏になっています。
この曲はブルーノートの中でも名盤であり、ジャズ通でなくても一度は何処かで耳にした事のある名曲です。
このジャケットには「ブルー・トレイン」の他に「モーメンツ・ノーティス」「ロコモーション」「アイム・オールド・ファッションド」「レイジー・バード」が収録されています。

機会があったらぜひ聴いてください。        YOSHI

参考資料、 東芝EMI(株)

道祖神祭り「どんど焼き」

2006-01-16 16:28:45 | 気まぐれ雑記


どんど焼きの伝統行事が1月15日の夜に行われました。通常この日にち行われるのですが、この頃は休みの関係もありその年により日程が動くようです。ハッピーマンデーなどと休みをつながるようにしてありますが、世の中は案外と会社カレンダーでやっている所が多いようなので、役員さんも日にちを決めるのに頭が痛いようです。
道祖神のお祭りどんど焼きは神事なのでその年の祭典委員になっている人、を中心に消防の協力を得て行います。ちょうど次年度の祭典委員になっているので、参考がてら何年ぶりかの参加です。
正月飾りや書き初め、役目をおえただるまなどを家から持ち寄り、木や竹で組んだやぐらの間に入れておきます。
点火前に御参りをしいよいよ午後7時に点火となりました。



あっという間に炎はあがり天高く火の粉が舞いあがります。神様を送り又それで焼いた餅を食べると一年間無病息災でいられるというものです。時々竹の節が燃える時に大きな破裂音をだします。それが山にこだましてより神事らしい雰囲気を高めていきます。
いわしの頭も信心しだいではないですが、とりあえず手の合わせられる場所では拝んでおきます。・・でも御さい銭を忘れてしまいましたが。
小さな地区ですがそれでも老若男女合わせて100人ほど集まったでしょうか。
この頃は伝統行事も環境問題や高齢化による人手不足、又宗教絡みのものはなかなか皆で一緒にいままでの慣例に沿ってと言う様にはいかなくなりました。
昔の環境でやっていた事を今同じ様にやると言う事が出来にくいご時勢になりました。
ちなみに温泉とスキー、野沢菜などで有名な下高井郡野沢温泉村の道祖神祭りは国重要無形民族文化財に指定されており江戸時代からの祭事のようです。やはり15日の夜行われ高さ7メートルほどの社殿が炎に包まれ観光客含め5000人ほどの人びとで大変な熱気だったようです。
何につけその年の役員さん達はごくろうさまです。(どこもそうだと思いますが結構似た様な役があります。ダブっているものはひとつにして小さな政府ならぬ小さな自治会にしてほしいです。でもこれが結構むずかしい。みな最初の成り立ちが違うので一本にならないのです。)

そして今回からど素人ですが川柳をひとつ載せていきたいと思います。

(天高く揚がる火の粉に思いのせ)     FUKI


信州 「善光寺」初詣で

2006-01-12 15:36:30 | 気まぐれ雑記


先日8日に善光寺へ初詣でに行きました。参道を行くと右手に六地蔵があります。人間の6つの苦難を救う地蔵さんのようです。(詳しくは検索リンクを見てね。)しっかりと御参りをしました。
本堂正面の写真です。すでに新年8日目なのでそれほど境内は混んでいませんでしたが、いつもは見られない野球部や修学旅行でスキーに来たついでに参拝に来たと思われる中・高校生たちの団体が何組かいました。
善光寺は宗派を選ばないのでどなたでも参拝出来ます。特にこれからの時期は受験祈願の親子連れが多くなります。全国からの善男善女で年間を通して賑わいをみせます。ベテラン俳優の健さんも毎年お忍びで来るとか。そういえば何年も前の節分の時に豆をまきに来た事があり、その時に生、健さんを見ましたっけ。
いつも本堂の中のおみくじを引きますが、今年は末吉と中吉でした。いまいちの時はそれを境内の木やそれ様の細い綱にくくりつけてきます。去年は二人とも大吉でしたが、凶が出ないだけまだまし?と思い一年の幕開けの運試しのつもりです。
参道をおりてくるとほどなく左側に「ぱてぃお大門蔵楽庭」(パティオダイモンクラニワ)と言う蔵を集めた一角を造りその中で色々な店が営業を始めました。地元の食べ物、ラーメン家、雑貨、寒天ショップ、ギャラリーなど地元の人も観光客も楽しめるこじゃれた?空間です。ひとつひとつは小さなショップですが20店ほど集まっています。その一軒の蔵の軒にみごとなつららが出来ておりそれがさらに近くの木につながりまるで野外彫刻の様なすばらし造形美になっていました。
長野善光寺のお土産といえば、参道登り口近く手前右側に八幡屋磯五郎と言う有名な七味唐辛子やお焼き専門店、又生そばなどが定番ですが新しく出来たぱてぃお大門にもお土産になりそうな品物があると思います。



今年は大雪と共に気温も低いので、例年なら見られないような大きなつららがいたるところで見られます。これから大寒がくるというのに・・・寒すぎですよ。
                FUKI

2006良い加減正月料理レシピ「牡蠣と牛肉の味噌鍋」

2006-01-04 16:49:12 | 健康料理(良い加減料理レシピ)
明けましておめでとうございます。
信州 うらの畑より元日の太陽と正月年始会時(夕食)の料理を紹介します。



2006元日の太陽です。朝日ではないのですが、この日は晴天で昨年来より悪天候が続いたのがうその様に晴ればれとした新年にふさわしい一日になりました。



1月3日の夕食のメニュー
メインは牡蠣と牛肉の味噌鍋です。材料は牡蠣、牛肉、ごぼう、焼き豆腐、里芋、ネギ、春菊、舞茸を味噌、酒、本みりんをだし汁でとかした中に入れ煮あがったら七味、粉山椒などを好みでかけて食べます。又溶き卵につけて食べても良いですね。
あとの皿は海老マヨネーズ(ケチャップを少量入れると色もきれいなマヨネーズソースが出来ます。)
海老のチリソース、里芋のゴマ醤油和え、レンコンなど冬野菜と鶏肉のXOジャン炒め、青大豆とりんごのサラダ、馬刺しなどの刺身、数の子です。
主食は粒あんしるこであとは漬物(野沢菜漬け、大根の辛子酢漬け)などです。

正月は自家製のお餅を主食にし(29日につくと福もちです。)元日の朝は郷土料理のおしぼりうどんを食べ年越しや新年明けの何回かあるお年とりには新巻鮭を食べます。
これらのメニューは同じ長野県でも地域によりだいぶ異なります。
お年とりの魚は西部側(大町、安曇地方など)では鰤を食べます。

新春初ブログでした。         FUKI