つむじ風通信

「信州うらの畑」へようこそ!松代町は長芋の産地で歴史の山、妻女山(斎場山)は我が里山です。

食の安全、ニンニクの植え付け

2008-09-25 18:16:48 | 野菜畑だより


昨今は食の安全が叫ばれていながら、次から次へ問題が起こっています。どこぞのへたれ牛やあちらの餃子や諸外国から輸入した事故米など、いつ自分の口に体に有害な成分を取り込んでしまうかわかりません。特に私がスーパーなどで国産にこだわる野菜はニンニク・生姜・椎茸です。なぜならば農家の我が家でもこれらは殆ど栽培してこなかったからです。でもニンニクと生姜に関しては栽培がそれほど難しくないので、先日ニンニクの種の植え付けをしてみました。

夏野菜は5月頃、冬野菜は9月ごろに植えつけるのが通常ですが(あくまで露地ものの時)ニンニクも今頃に植えます。JAでジャンボタイプと普通の大きさの2種類を買ってきて、畝を作り芽の出る方つまり尖った側を上にして土の上に置いていきます。土を被せてもう作業は終了です。来年の5月頃立派なニンニクが収穫出来るはず・・です。無臭の種も売っていましたが香りも味の内なので、それは止めました。でも食べる量はほどほどにしないと、翌日貧血になり大変な事になってしまいます。なんでも過ぎたるはなお及ばざるが如し、ですね。

墓地に咲く不思議な魅力の花

2008-09-23 12:19:36 | 気まぐれ雑記


今日は秋分の日なのでお墓参りに行こうと、庭に咲いていたコスモスやその外適当に見繕いお線香を持って出かけました。朝はどんよりとした空模様でしたがお墓に着くともうすでにお線香が手向けられたお墓がいくつかありました。

もろもろの事をお願いし?まわりを見回すと墓地の一角に目にも鮮やかな花が咲いていました。どうしてかお墓がある場所に咲くことが多いこの花は、曼珠沙華で彼岸花ともいいます。この花が墓地に似合うのはその花の言われからでしょうか。

有毒種ですが、じっと見入ってしまう不思議な魅力のある花です。

ブタクサのトンネル

2008-09-12 12:44:08 | 気まぐれ雑記


美しい秋晴れの青空をバックして写っているのは、帰化植物のブタクサです。土手外の畑の河川敷にこのブタクサとアレチウリがワンサカ茂りはびこっています。写真は春先より成長し続け今や4~5Mもの巨木ならぬ巨大草に成長しており、それが道の両側にでも生えようものなら次の写真の様にトンネル状態になってしまいます。このブタクサはより大型なので、オオブタクサと呼ぶようですね。


帰化植物は繁殖力が強いので私が住んでいる長野市南部でも、河川敷や土手にはブタクサ・アレチウリ・セイタカアワダチソウまた山手には葛(中国・日本原種)アレチウリが特に勢力を伸ばしています。葛は今時はその根こからクズ粉を作ることもしないし、その外の雑草も全くなんにも人間(特に農家)にとっては利用目的が無いという迷惑だけな代物なのです。(野鳥や小動物の棲家にはなっているでしょうが・・)

特にブタクサは植物アレルギー原因の代表格だそうで、今まさに花粉が沢山付いており風が吹くたびにあちこちに飛散していることでしょう。セタカアワダチソウはそのイメージと違って花粉は飛散せずアレルギーにもならないそうです。

今朝も我が家も含め、地区代表で数人が土手堤防排水路の一画のアレチウリを電動草刈り機で駆除してきました。帰化植物始め雑草の繁殖は昨今の温暖化の影響もあるようですが気候の極端な変動などで全てに関して生活しずらくなってきているので
、一人ひとりでちょっとづつでも出来るエコ生活を進める事がますます重要になってきていると感じています。

初食!アカヤマドリ

2008-09-11 15:17:36 | 気まぐれ雑記


昨日のキノコ採りの収穫は初めて採った写真のアカヤマドリ一本や今が旬のサクラシメジ沢山、ウラベニホテイシメジ数本と他数点の不食キノコでした。このキノコは今朝スライスしてスクランブルエッグに入れました。大型のキノコで今回は幸いに傘に虫も入っておらず、味も癖が無く色々バリエーションが楽しめそうです。アカヤマドリタケも含めイグチ科のキノコは、まだ暑さの残る時期に生えるものは虫などが付きやすいので採る時に注意が必要です。

採ったものは7~8センチの傘の直径でしたが、まだまだ大きく成長するそうです。例年より早めに山に入ったお陰で出会えたった1本だけの発見でしたが、私の中で又一種類食べられるキノコの種類が増えました。サクラシメジは昨夜天ぷらにして食べましたが私の中では◎の料理のひとつです。後は茹でて塩漬けにしました。

だんだん秋めいてきています。これからの山へのキノコ採りも期待が出来そうです。

キノコシーズン到来!山に入ってみたら・・・。

2008-09-10 17:06:11 | 里山だより


9月に入りそろそろ里山でもキノコの生えてくるシーズンとなりました。先日来の雨もひと段落し一週間ほど過ぎたので、キノコと我が家の山林の偵察に行ってきました。

いつもの長野市の駐車場まで車で行きそこからは徒歩で1時間以上登ります。つい先日、山に不法投棄があったのでそれも注意しつつ(帰りに又不法投棄発見!いい加減にしてくれ~!!!)山の動物や蜂、くもの巣も今の時期には注意が必要です。

30分ほど歩いた山道の分岐点に写真の様な新しい案内看板が設置されていました。(9月になってから?つい先日設置したようだ)こんなデカイ!立派な看板はどこの誰が建てたのか?多分我が家の山のあたりから林道の両脇淵を草刈した人達と同じだと思われます。その下の林道は我が地区が定期的に草刈をしていますが、そこから上へ今回の様に整備してあるのは初めて見ました。

それにしてもこの山は全国的に知られる歴史の山で地区外からの観光客やハイカーも登るので設置する意味合いも分るのですが、巨大な案内看板でもあるしその設置者自身の団体名も書くべきではないかと思いました。ここより左に登って行くともう2基似た様な看板が建っておりそのひとつには「草木の採取禁止、蝶や昆虫の捕獲禁止」などと書かれていました。あれ!いつここが国立公園になってしまったのか?なんて思いましたがここには「地主」と記入されていました。待て待て・・この山はほとんど地元所有で幾つもの家で細かく分かれているはずですが全部で3基あるどれもが同じ所有者ではないはず・・。このように書いておけば効力が発揮されると思ってやったのでしょうが、事情を知っている地元の人間としては違和感を覚えました。

今回の他にもう何十年も前に設置した金属製の錆びた看板は撤去してほしかったですね。それも今回と同じ団体が設置したと思われますが、何個も同じ場所に新旧かたまっていると見栄えも悪いし朽ち果ててやがてゴミにもなりかねません。

この山には山林も所有していてキノコ採りにも年5~6回入るのですが、行政区分が長野市から途中、千曲市に替わってしまうので今回の看板設置もどこの誰がやったのかいまひとつ分かりません。想像はつきますが、私が思っている以上に山登り愛好家や歩こう会などの団体が(大きなグループだと100~200人が登録)あって林道整備しながら、看板などの設置も行うという活動をしているようです。この様な案内はある意味役立つかもしれませんが、本当に自分の所有でない限り、市道(公道)か他人の土地なので本当の「地主」に許可を得てから建ててもらいたいと思います。(我が家の山林に通る道も、以前勝手に広げられた経験があるので)

肝心のキノコ採りの成果は次回ブログにて・・。