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7月15日からの梅雨末期の大雨による千曲川の洪水で冠水した、土手外の長芋畑のその後の様子です。場所によりその被害には大きな差があり土地が高めで千曲川沿いの傾斜がついている場所などは土が持っていかれたり、ペットボトルを含む不燃ゴミや川原の葦や樹木などが大量に畑に入りこんでしまいました。
写真は我が家の土手の畑に面した道路ですが、今回も10センチ以上の泥の土が溜まってしまい車が通れないのでスコップで泥土をよけました。何年か前の洪水では2~3日後には重機で道路の土が片付けてあったのですが、市道だったら市に依頼するのかそれとも地元の区長達が動いたのか分りませんがとにかく今回はそんな動きもなさそうなので自分の為に早めに作業をしました。一刻も早くゴミを片付けないといつまで経ってもらちがあきません。
大きな写真は我が家の土手の畑におきざりにされた膨大なゴミの様子です。
川の流れの中に、また別の流れがあるらしくこの様なゴミの塊が土手外の畑の幾つかの場所に見られます。土地全体の起伏の影響か残念ながらいつも同じような場所にゴミが流れついてしまいます。
北側の下の畑や隣の畑などはこれほどのゴミではありませんが、その代わり畑全体の長芋の支柱がなぎ倒されてしまいました。
昨日ようやくの晴れ間の中、toeさんの協力を得て3人で半日作業をしましたがまだ下の方は水分を含んでいるのでなかなかはかどりません。地区としてのゴミ処理の指示やお知らせも未だなく、各自で一番近い河川敷きに運ぶより仕方ありません。普段はもちろんゴミ投棄禁止なのですが、時間が経ち腐るものはこの際よしとしましょう。それにしても洪水のたびに思うのですが、どうしてこんなに不燃ゴミがあるのでしょうか?川べりや土手外へのゴミポイ捨てがいかに多いかと言う事が分かります。
昨日のニュースでは長野市含め3市の千曲川沿岸の桃、りんご、長芋などの農業被害が10億ほどになっているそうです。一昨年も水害にみまわれましたが家屋などの被害と違い義捐金も災害ボランティアもありません。桃は出荷間近かでやられ長芋などはこれからどんどん成長しなければならない時期です。長雨による夏野菜の高騰や水害による作物の品薄は避けられないところです。
ニュースなどに取上げられない所でも深刻な被害が発生しているのです。丁度今、長野県では知事選の選挙期間中であり作業中も近くの道を通った選挙運動の車の声だけが通り過ぎていきます。どちらになってもやはりトップになる人にはいろんな意味で機動力をもってほしいと思っています。ただあまり先走り過ぎる人も旧体制に戻ってしまうのも問題だし・・。ただひとつ確実なのは誰になっても、このゴミは片付かないと言う事です。
水害を繰り返して肥よくな大地を形成してきた歴史はあるにせよ、平成に入ってからの水害が多すぎます。
未だ明けない梅雨空の合い間を縫ってせっせと作業を続ける日々が続きそうです。
(川柳)世界的 災害多く 誰のせい
アジア水害 欧米猛暑で 地球危機!
千曲川 戌の満水 再来か? FUKI