つむじ風通信

「信州うらの畑」へようこそ!松代町は長芋の産地で歴史の山、妻女山(斎場山)は我が里山です。

長々芋を食す。

2009-02-06 19:06:00 | 気まぐれ雑記


昨年に収穫し大切に保存しておいた全長149センチ、重さ3・5キロの長々芋をついに節分に切ってしまいました。(アボカド付やまかけ丼になりました)ラップに包んで大切に座敷に鎮座し年を越した長々芋はどんなに美味しいことでしよう。
と、ところがです後生大事に全身ラップに包んでおいたのがいけなかったのか、思ったより糖度がのっていませんでした。今まで掘った長芋をそのまま置いておくと糖度がのりより美味しくなったのですが、それは寒さのおかげではなく?水分が適度にとんでいたかららしいのです。でもその分みずみずしく掘りたての長芋のようではありましたが・・。

長野県の北信地域の信濃町ではこの日に恵方巻きならぬ、とろろを食べる習慣があると聞いた事があります。生産者としてはそのような習慣が広く日本列島に広まってほしいのですけどね。


暖冬のせいで今年はスキー場始め各地で冬のイベントが中止になっているとか・・。そんな中、明日から始る善光寺灯明祭りは天候に関係ないのでいつもと違った善光寺の表情を見たいかたはお出かけ下さい。

皆神山登山と、虫歌の湯

2009-02-06 10:44:02 | 気まぐれ雑記


先日長野市松代町の東に位置する皆神山に登ってきました。普段山菜やキノコ採り以外はめったに山には登らないのですが、散歩・ウォーキングを少し発展させ冬場の運動不足の解消を目指しました。この山は40年ほど前に松代群発地震の震源地としても有名な山で、今ではその麓に皆神温泉、虫歌の湯があり山から下りた後は温泉に入れるという絶好のコースです。ただ登山というにはその入り口からたった徒歩30分で山頂というほどの600数十メートルのほんの小さな里山ですがその山頂には総称、皆神神社があり複数の社が建っています。写真はその中でも一番大きな建物ですが、本殿はこの右奥の建物になります。



神社から西北に少し下りていくと、北アルプスの雄大な景色が大パノラマで見えてきます。冬晴れの空気が澄んでいる日には、きっと感激すると思います。帰りは今来た道を戻るのもつまらないと思ったので、旧表参道へ下りていこうと思って途中まで下ったのですが、どうもそれは途中から沢道になるようでしかもカラマツの落ち葉でツルッと足を滑らせたのでこの低山で怪我や遭難をしても大変!と思い30分ほど山中をさ迷ったあげく、結局車道をそのまま下りてきました。

この山はその独特の形が原因か以前某週刊誌の企画が元でピラミッドではないかとの伝説が出来てしまうなどで(これは殆ど遊びのレベル?)興味深い山ではあります。ただ山頂にはその神社を取り囲むようにハーフのゴルフ場があり、実際頂上もその敷地の中にあったりロケーションの良い場所に入れなかったりするので、とても残念に思いました。バブルの頃はこんな狭い場所まで開発したんですね~。

なにはともあれ山を下りた後は麓にある虫歌の湯にでも入って、その疲れを癒してくればお昼をはさんでも十分時間は足りる行程です。温泉ちょっと情報ですが、夜6時以降だと大人500円で入れます。また夜専用回数券だと4000円で利用できとてもお得になるようです。

実際皆神山に行かれるかたは、地図や他の情報も参考にしてお出かけ下さい。それから参道手前神主宅で飼っている白い犬は凄く吠える(特に私達みたいな犬嫌い人間には)のでビックリしないで下さいね。あ~怖かった!!