つむじ風通信

「信州うらの畑」へようこそ!松代町は長芋の産地で歴史の山、妻女山(斎場山)は我が里山です。

良い加減料理レシピ「山くらげのコリコリ炒め」

2007-01-31 20:03:34 | 健康料理(良い加減料理レシピ)



本当にこう暖冬だと冬に食べる料理もいつもと違ってきてしまいますね。寒いから鍋とか熱アツの物が食べたいと思う気持ちが薄れてしまいます。冬に需要が伸びるはずのきのこなどの食材が打撃を受けているかもしれません。私などはきのこ好きなので年中食べますが、特に天然のきのこはやはり味が断トツに違います。

今回紹介する炒め物は山くらげ(観光物産展やデパートなどには売っているかも。)と言う名前で売られている乾物と茶きのこ(頂き物なのですが、茎が長く匂いはトリュフに似てる?とか。ダシが出ます。)なるこれも乾物になっている物でここに好きな肉や海老などを合わせて炒めます。

<材料>4人前
一束(たいがい三束で1,000円)・きのこ(何でも良い)1パック・肉(写真は豚)調味料の醤油・ゴマ油・好みで豆板醤など

<作り方>
山くらげはひたひたの水で半日位戻します。(少し固めに戻しておくとよりコリコリ感があります。)きのこも乾燥品は水で戻します。それぞれの材料を3~4センチに切っておきます。フライパンに油を引きそこに肉を先に入れある程度炒めてから残りの材料を入れます。醤油をまわし入れ最後に好みでゴマ油や豆板醤で味を整えます。

<ポイント>
コリコリ感を出すにはあまり戻しすぎない事ですが、仕上がりが少し固めになります。柔らかい方が良い時にはしっかりと戻してください。どの料理でも使う材料に出しがでる物がひとつでも入っている方が全体の味が良くなります。なので基本的には旨味調味料などは入れません。

これはご飯のおかずやビール、又日本酒にも合う一品です。

(川柳)寒なのに  コート片手の  町風景  
    食材に   頭悩ます  好き嫌い        FUKI

「風林火山」の舞台と信州・川中島平

2007-01-30 12:45:07 | 気まぐれ雑記


大河ドラマの「風林火山」の放映を機に関係する各県、各地ではこれを好機にと色々な企画、イベントを考えているようです。話によると、山梨県始め長野県でも上田市の生島足島神社など武田信玄の印である登り旗を敷地に沿ってぐるっと囲むように立ててあったと近くを通った人が言っていました。

私が住む松代町でも、商売をしている場所の多くはすでに「風林火山」の旗を立てておりそれに便乗して?いきなり饅頭やお菓子を作ったりして観光客がくるのをあてにしてその準備に余念がないようです。

ドラマでの舞台はまだまだ長野県(信州)に及んではいませんが、最終的にこの写真の地で行われた戦い(川中島合戦)に話のやま場がくるのではないかと?勝手に予想しています。先日も東京で信州を川中島合戦で紹介するイベントがあったようで武田・上杉両武将の扮装をして戦いをしている様子も再現したようです。ちなみにその時の風林火山の旗にはその上に信州の文字がしっかり入っていました。あちこちで同じ旗が立つので区別をしたのでしょう。

これから3月頃、又首都圏で同様の観光イベントを行うそうです。何しろ前知事の田中康夫氏の時には何かにつけてマスコミの注目を集めていましたが、今やそのおかぶはすっかり宮崎県の知事に就任した東国原氏に移ってしまいましたから。

ドラマの舞台になった場所は沢山あると思いますが、一番のやま場の戦いが行われた景色をここでご覧下さい。この写真を撮った妻女山の展望台には春になると桜が一面に咲きいつもは少し閑散とした空気も一気に華やかに変ります。時期的にはこの季節の妻女山が一番のお薦めシーズンです。(展望台より1.5キロほど上へのぼると上杉謙信が陣を張った場所があり、写真の桜は去年2006年春の物です。)
長野県にお越しの節はちょっと足をのばして松代町にもお立ち寄り下さい。




(川柳)ただ静か  戦い偲ぶ  妻女山

    観光も  ドラマ頼みの  ゆかりの地     FUKI




良い加減料理レシピ「春味天ぷら三点盛り」

2007-01-25 23:10:59 | 健康料理(良い加減料理レシピ)



やっぱりこの冬は暖冬ですよね。ここ10年来かそれ以上?今まで経験した事が無い位の暖かさです。今のところ2回ほど5センチ前後の雪が降っているので、北側の日陰などには多少雪が残っていたり、凍ってもいますがそれにしても一年で一番寒く冬らしくなければいけないこの時期にまるで毎日春先の様な空と空気です。ただ日ざしの強さはさすがにまだ弱いですが・・。

なので長野の北信地域(と言っても平地ですが)に住んでいる私たちはこの季節、道路は悪路でとても運転に気を使い雪が降れば雪かきと冬中、体力と気力を使って過ごす事が多いのです。特に去年は豪雪でひ、ひどい目にあいました~!ってなにせちょっと近くのスーパーに車で出かけるのにも、アイスバーンかそれが解け始めてシャーベット状になっている道路をビクビクしながら運転していたのですから。

その点今年はなにが良いって道に雪が無い事です。雪はスキー場だけでいいですよ!そんなこんなでこの暖かさに誘われて、春を感じる食材を求めてママチャリをこいで採ってきたのが、写真のふきのとうとヤーコンアピオスです。ふきはやはりいつもより日ざしが強いのか大きくなっており、他の二つの野菜は畑で年越しをしたのですが、両方とも堀あげてしまうと日持ちしないので使う分だけ収穫してきました。

ふきとアピオスとイカを使って季節を感じさせる天ぷら三点盛りを作ってみました。

<材料>約4人分
ふきのとう15個前後、アピオス15個前後、一夜干イカ2枚・天ぷら粉

<作り方>
ふきは洗ってざく切りにし、アピオスは小さめの物は洗うだけ、イカは皮をむいて適宜に切っておきます。天ぷら粉を溶いて揚げます。

<ポイント>
ふきは丸より大きめに切った方が火も通りやすく、香りも立ちます。食べ方は温かいうちに塩をふって食べます。(但しアピオスは栄養成分が強いのでほどほどに!)


(川柳)香り立つ  ふきの苦さに  春感じ      

    薬膳で  医食同源  医者要らず!?     FUKI

納豆、踊らされてしまいましたね。

2007-01-23 17:15:15 | 気まぐれ雑記


なにも納豆に責任がある訳じゃありません。よく調べもせずいい加減な番組を作っていた制作サイドに問題があるのですからね。例の番組は視聴率も良かったようだし、なんと言ってもダイエットに効く食材ともなればよほど痩せていて私には関係ないわ!と思っているほんの1部?の人を除いてやはり興味がある内容ですよね。私もしかりです。

普段から納豆は比較的に食べていたので、いきなり10~20パックもまとめ買いする様な事はしませんでしたが(買いたくても品切れでした。)それにしてもつい先日までは納豆コーナーはものの見事に空でした。それが今日たまたまスーパーに立ち寄ったらぎっしりあるじゃないですか。

以前にも我が信州、諏訪・岡谷地方の名産の寒天が取上げられ話題になった事がありましたが、その時の品薄状態は今回と同様でした。

もともと食品なのでそれ自体で何かに効くなんて事はありえないのです。その中に含まれている栄養成分はもちろん有効それもあくまで食品として食べる物であるので日々の生活、食事の中で摂取すると言う事ですよね。

ちなみにどうせ食べるなら美味しく味の良い物をと思い、いつも買っている納豆と豆腐を紹介します。両方とも賞を取っているだけあって美味しいですよ。(両方とも長野県内のメーカーです。)


(川柳)痩せたけりゃ  カロリー抑えて  運動さ!

    冬がきて  脂ののった  このからだ!?      FUKI

カラオケで100点目指す!

2007-01-22 16:34:58 | 気まぐれ雑記
お昼頃から100均ショップにトレーシングペーパーを買いに出たついでに、カラオケに行ってきました。先日TVの企画でカラオケで採点100点を出せるかなる事をやっていたので、素人ながらチャレンジしてみました。テレビでは2チーム、二人づつで6時間以上歌っており、しかも出だしはしばらく60点台でした。

私は今日二人で3時間コースなので、すでにある程度歌いこんでいる曲で挑戦してみようと18番の「珍土物語」「天城越え」を主に歌い続けました。私は今年2回目のカラオケですが、昨年まで1年以上ずっと行ってなかったので歌のレパートリーも広がっておらず、しかも一時期詩吟を習っていたので、ポップスを歌っても演歌バージョンになってしまうらしいのです。

さて最初は95点で「珍土物語」でした。前回も今回も平均点は個人的には85~90点位取れるのですが、90点後半はなかなか取れません。(あぁ、学生時代これくらいのテストの点取りたかったですねぇ~。)どうも高得点を得るコツはバラード調の曲であまり抑揚を付けないで歌うほうが良いみたいですが、それでは感情が入りづらいので逆に難しいのです。

そんな訳で今回の一番の高得点は95点でした。合い間に山口百恵の「謝肉祭」を歌ったのですが、途中でさびの部分しか知らない事に気付きキャンセルしてしまいました。それでも79点取れた!?

前回は96点をしょっぱなで出し私のそれがその部屋での過去最高点でした。今回の部屋では97点が過去最高得点なのでそれを超えたいと思いましたが、TVでやった様に6時間以上もしかも同じ曲を15回位歌う事も出来なかったので、とりあえず今日は諦めて帰ってきました。

歌手本人が持ち歌を歌っても、どうも高得点は出ずらいらしいのですがやっぱり一度は満点を取ってみたいですよね。

次回はもっと高得点と後、中島みゆきの「空船」を歌ってみたいです。その前にメロディーを覚えないと・・・。




(川柳)100点で  もっと若けりゃ  歌手デビュー!? 

    上手だわ   歌手ってやっぱり   プロなのね       FUKI

「妻女山」表山道にあるこれは何?

2007-01-18 11:57:18 | 気まぐれ雑記
  

年明けの新年登山をした時に妻女山の表山道を下りてきましたが、その出口の左手に石で出来た(写真)大きな桶?の様な物体がありました。今の時期だから確認出来たのですが、縦2M、幅1M、高さ1M、深さ15センチほどで全体としては何かの目的で造られた物の様です。

案の定クズの蔓に囲まれていて、今ではその役目も無さそうな感じでそこに鎮座しています。

何に使ったのでしょうか?不思議です。歴史のある物でしょうか。お清めの手洗い場所だったのか、浅すぎてお風呂にはならないし・・。今年は「風林火山」の影響でここの山道にも観光客が訪れそうだしちょっと気になります。

(川柳)これなんだ?  石桶鎮座し  まか不思議      FUKI  


今、話題の曲「千の風になって」

2007-01-17 16:48:42 | 気まぐれ雑記


年末31日には雪がなかった妻女山の展望台からの風景(写真)も今頃は白く冬景色になっているでしょう。今年は暖冬の影響か朝からの雪もお昼頃にはみぞれに変っていました。でも夕方にかけてはさすがに気温が下ってきています。

先ほどのTVではアメリカ中・西部に寒波が来ており道行く車もスケート場で滑って入る様な有様でしたね。いつもは雪景色のニューヨークでは逆に雪が降らず、先日は半そで姿でジョギングなどしていました。完全に地球温暖化の影響で世界的に異常現象が起こっている様です。いくら寒いのが嫌でも暖かければいいって物でもないですね。

畑仕事がOFシーズンの時にはどうしてもTVをつけながら何かをすると言うナガラ族になってしまうのですが、どうも年明けからの話題は暗い事ばかりでいけません。そんな中最近の話題として知っている人はすでに聞いた時に良いと思ったであろう曲が16日オリコンシングルチャートで1位になりました。それは「千の風になって」と言うクラシック系アーティスト、テノール歌手の秋川雅史さんが歌っている楽曲です。ここ何年かメロディーとしてはTVなどでたびたび流されていたようですが、私がこの歌を知ったのは昨年末の紅白歌合戦より1ヶ月ほど前だったと思います。そのメロディーとクラシック系の歌唱力で「あぁこれは良い曲だ!」とすぐに思いました。それにしてもなんだかんだと言っても紅白の効果は凄いですね。それなのに昨年の大晦日に限って9時過ぎには寝てしまいました。なので残念な事に紅白での秋川さんの歌声は聞けずじまいでした。

詩の内容は少しリアルな物でありますが、朗々と歌い上げるそのメロディーには広々とした青い大きな空にそよ風が吹いている様なイメージがあります。同じく別の事で話題になっている本人達だけ楽しかった?と思われる演出のステージとは対極にある物ですね。

歌っている本人のビジュアルも受けるのかもしれませんが、とにかく機会があったら一度聴いてみて下さい。


(川柳)サクサクと  音だけ響く  朝静か       FUKI
  
    


新年登山「薬師山から妻女山」へ

2007-01-07 09:42:36 | 気まぐれ雑記


年が明けてしばらく穏やかな天気が続いていましたが、このせっかくの三連休と悪天候が重なってしまい今まさに外は雪がしんしんと降っているところです。おとといの5日に今日が一番の晴天だろうと思い地元の「薬師山」から上杉謙信が陣どった「妻女山」にかけて新年登山をしてきました。

12時過ぎに薬師の上り口からいきなり急な坂道を登りはじめ20分ほどで薬師堂に着きました。そこからほどなく行くと写真のように土口将軍塚がありその上を通り抜けて行きます。



当日は晴天だったので尾根左手には川中島平の全景と飯縄山が綺麗に見えました。季節柄、木々の葉がないので遠くまで見渡せ所どころの急な坂にも私だけ?ヘキエキしながらも時間的には快調なペースで尾根を縦走して行きました。



先ほどの将軍塚から尾根伝いに30分ほどで妻女山古墳に着きました。こんもりした小山の上には、少し窪んだところにタラノ木が20本ほど群生していました。どこの古墳もかつて墓荒らしで掘り返されたところが多いようで、ここもその為に窪んでしまったようです。

ここからはひたすら下り坂で妻女山の展望台の所まで20分ほどで降りていかれます。今回はここから忠魂社の前から付いている石段を降りて表参道の道を下って行きました。



帰り際、地元の会津姫神社に初詣でをし2時過ぎに家に着いたのでした。天気予報が当たったようで?まだ雪がどんどんと降り積もっています。今年始めての雪かきになりそうです。


(川柳)山歩き  食べたもちを  消化する!

   暖冬と  油断してたら  大雪だ!     FUKI

大晦日登山「鞍骨城」

2007-01-02 12:47:15 | 気まぐれ雑記

年が明けて2007年になりました。昨年末、しかも大晦日に地元の里山妻女山から鞍骨山へ登山をする計画をたてており、当日の天気次第で決行するか否かと決めていました。
幸い?にもピーカンの晴れでイザ登山となったわけです。この暖冬傾向で雪も一度降っただけでしたが、山道ともなると日陰は完全に凍結しており、車は山の入り口手前に停めておきました。大人3人子供1人+年寄り2人の総勢6人での出発となりました。ここで気がかりな事が二つありました。ひとつは80才前後の両親は目的地までは到底無理であり、しかも冷え込みで山道が凍っているということ。もうひとつは猪猟が山に入っているのではないかという事でした。

8時55分に山道入り口からお昼用食料などを背負い歩き始めましたが、上の展望台へ行く途中でやはり猟目的の車が登って行きました。私達が行く目的地を教え先に行っている猟仲間に無線で連絡をとってもらいました。間違って撃たれでもしたら、年末に大変なことになってしまいます。そんなこんなで20分程でまず上杉謙信が陣どったとされる写真の陣場平に着きました。この辺で年寄り組は一休をしてからもう下山するように説得し?先を急ぎました。



上に進むにつれ山道も足元に雪が積もり、冬山の様子を呈してきました。幸い風がほとんど無かったので助かったのですが、すでに山に猪猟が入っているので私達がいることを知らせる声出しや笛、鈴などに気を使ったのでそちらの方が疲れてしまいました。



途中10分ほどの休みをとって2時間ちょっと歩いてやっと鞍骨城の手前まで来ました。最後は20メートルほど切り立っており積んである石や木々をつかまりながら自分の体の重さに逆らって少しずつ登って行きました。



登り始めて2時間と15分ほどでついに登頂成功です。なんて大げさな山でもないのですがほとんど途中まではハイキング気分でした、が最後の最後でキツイ急斜面があり足元は雪と凍結とさらに枯れ葉が積もっていてうっかりするとツルッっと急斜面を滑落しそうな箇所も幾つかありました。山はあなどるなかれですね!!!

城跡は、ほぼ平な場所が直径10メートルほどにわたってあり、家一軒は建てられそうなスペースでした。夏などは風とうしも良さそうで別荘にはいいかも?なんて思いますがなにせ他人の土地でありしかも熊の生息地でやっぱり無理そうな場所なのでした。持ってきたお昼を食べ15分ほどで下山の帰路につきました。帰り途中で猟の人に出会い今まさに少し下の方でもう一人が銃をかまえ猟犬が猪を追い出してくるのを待っていました。ここはいつもの私達のキノコ採りのエリアでもあります。

今の時期、葉も落ちて見とうしがいいので万が一、猪や熊がいても速めに発見出来そうですがなにはともあれ早く下山する事が一番なので帰りはいっそう足が速くなりました。往路復路で4時間半の登山となりました。年齢のせいか今日もまだ筋肉痛が残っています。


(川柳)大晦日  鞍骨城で  天下取り

    戦国の  戦い偲ばす  鞍骨城       FUKI