つむじ風通信

「信州うらの畑」へようこそ!松代町は長芋の産地で歴史の山、妻女山(斎場山)は我が里山です。

雪の「箱根、ガラスの森バスツアー」

2006-02-26 14:25:35 | 気まぐれ雑記


たまたま日帰りバスツアーの懸賞に当たり24日に箱根に行ってきました。協賛2店舗からの参加で総勢81人バス2台で長野駅前を朝6時10分に出発しました。
今日の天気は全国的には晴れなのに、これから向かう地域は雪の予報です。途中山梨県にあるジュエリーメーカー、白金工房に立ち寄り(以前当たった山梨バスツアー含め今回で3回め)目、の保養をした後一路箱根へと向かいました。

箱根の山は天下の剣と言われるほどの難所なので、山国長野県から行ってどのような険しさなのだろうと想像しましたが、思いの他くねくねした山道を登るにつれ天気予報通り悪天候になってきてしまいました。12時過ぎ頃芦ノ湖の湖畔のレストラン兼土産店ノアで昼食をとりました。一応鮭イクラご飯と豚汁が食べ放題になっていて、勇んで席に着いたのですがご飯が鉢盛りで置いてありどうみても5人ひとグループで食べても2膳ずつはありそう。同席したご婦人が面倒見が良く私達の分まで装ってくれましたが、食べ始めてまだ5分ほどしか経ってないのに隣のグループがもうご飯の鉢の御代わりをしています。見ると親子らしき人と若いけど痩せている女性です。な、なんでそんなに早く食べられるの?と、とたんに私達グループにも火が付きここは負けじとペースを上げましたがごはん2膳と豚汁の御代わりがせいぜいでした。
おかずも豚鍋や天ぷら、うどん、ショートケーキなど結構付いていたのでそんなに食べられません。食べ放題もほどほどにして1Fの土産スペースで小田原名物のかまぼこを買ったり、恒例の試食で時間をつぶしました。

大桶谷に着いた頃は横なぐりの雪になっており(写真では雪が写らず)、とても草原を散策できる状況ではなく(遭難しそう)早々に土産店に入り名物、黒茹で卵を買いました。硫黄の臭いが付いたその卵はひとつ食べると7年長生きするとか。2つ、3つと食べれば軽く100歳は越してしまいそうです。

今来た道を戻り、最後の見学場所ガラスの森美術館に向かいます。来る道すがらも、山の中にゴルフ場や景色にそぐわない建物などバブル期にでも建てたのかと思うような物が目に付きどうも自然になじんでいません。
このガラスの森美術館はアンティークのべネチアンガラスがメインの展示物(とても繊細な作品が多かったです。)で、後中庭などにガラスのオブジェやガラスを飾り付けた木など手の込んだ造りになっていましたが、一寸やりすぎ?の感もありました。



写真は庭園の一部とお昼(鮭とイクラのご飯と豚汁の食べ放題)の様子です。

箱根は一番高い神山で標高1438M、ガラスの森美術館あたりで665Mだとか。長野県の山と違うのは山の土台の海抜がないのでそこに噴火で出来た山だから思ったより標高が高くないのですね。(富士山は別格ですが。)あまり雪は降らない箱根らしいのですが、昨年の立山、黒部のバスツアーに続いての悪天候に、どうも山での天気には恵まれてないようです。豪雪の飯山から参加したおばさん方が雪の中から来てここでも雪かと嘆いていました。

帰りは予定の時間を30分ほど遅れて8時に長野駅前に着きました。しかし日帰りの箱根まではちょとキツイですね。バスのクッションも悪く体が痛くなってしまいました。それにしても自分で運転したわけでもないのに疲れました。

長野は山国と言われるけど、山沿いの高速に乗って行くと住んでいる地域よりよっぽど山奥に行ってきた様な感じです。帰ってから改めて地図を見ると箱根から海(小田原など)はすごく近くてびっくりです。しかも芦ノ湖はすごく南北に細長い湖でした。残念ですが悪天候で富士山は最後までその姿を見る事が出来ませんでした。

(川柳)新春の 走りを阻む 箱根山
    
    氷上に 天女舞い降り 華の宴       FUKI

里山の手入れ

2006-02-20 17:44:52 | 気まぐれ雑記


そろそろ雪も雨に変わる頃、それに合わせるかの様に今週は全国的にお天気がぐずつく日が多いと言う予報です。今日も午前中は何とか曇りのままもちそうな様子なので、春の畑仕事が忙しくなる前に我が家の山の手入れに行ってきました。
丁度今頃が山の作業をするのには適した季節です。一番山で恐ろしいスズメ蜂や熊の心配がない事と、葉が茂っていないので、作業がしやすいのです。

もう山への道も雪は融けているだろうと思い、冬はお休みしているノーマルタイアの軽トラックで出かけました。登り口まで来てあらら~、どうしょうカーブのところが7~8mに渡って雪が圧雪になっており氷の塊状態です。スワ、四駆に切り替えて何とか登っていきました。

山は檜を中心に植えてあるのですが、他にから松(戦後、国の奨励で植えたが立ち枯れてしまい役に立たない)と赤松(松くい虫で順次伐採される)が植っています。

昨年から気になっていた場所を手入れしようと、早速伸びほうだいになった蔓を先ずかたずけます。特に日当たりの良いところはくずや、なんだかんだ名前の分らない蔓が何処の木へも巻きつき、しまいにはその木を枯らしてしまいます。作業としては次に伐りたい木の小枝などをある程度伐っておくと楽です、そして後は本体の幹のなるべく根元にノコギリを入れます。

山も植えた木ばかりでなく、雑木がたくさんはえてくるので毎年の手入れがかかせません。特に山桜は実が落ちるのか、思いのほか繁殖力が強くあちらこちらからはえてしまいます。

ギコギコと2時間ほどの作業で、とりあえずスッキリとした状態になりました。

ここの山は歴史的に有名な場所でもあるので、年間を通して人が訪れます。そのため中には不心得者が不法投棄をしていきます。ご多分に漏れず我が山も一時期はごみが捨てられていましたが、目印のテープを貼り、注意がきの看板を設置してから大分改善されました。せめて捨てるにしても、何年も腐らないものはやめてほしいですね。以前、市により置いてあったゴミ入れも各自持ち帰りさせるために撤去してしまいました。

あと一度くらい来て、もう少し雑木を伐ろうと思っています。それにしても雑木は成長が早いのに、肝心の檜はなかなか大きくなりません。今はせいぜい犬小屋が作れる程度の太さ?でしょうか・・。まだまだ先は遠いです。

予報通りお昼過ぎには雨降りになってしまいました。寒くなってきたので夕方には雪に変わるかもしれません。


(川柳)檜風呂 入れる頃は おばあさん
    
    くずの木が 太くなりすぎ バケモノだ                                         FUKI


ジャズコーナー、ポール・チェンバース「ベース・オン・トップ」

2006-02-18 10:26:59 | 気まぐれ雑記


トリノオリンピックもいまいちメダルがとれず、盛り上がらないのでここはひとつ気分を変えてジャズの心地よい旋律を聴いて癒されましょう。

今回はハード・バップを代表する名ベーシスト、ポール・チェンバースの「ベース・オン・トップ」を紹介したいと思います。
これはブルーノートを代表する一枚であり、チェンバースの最大の傑作であると思います。
彼の魅力的な躍動感とやさしく包むような音色がさわやかな印象を与えます。
生まれはデトロイトで、どちらかと言えば脇役なのにいつの間にか主役になっている不思議な感じのする演奏が彼のベースワークなのではないかと思います。
共演のケニー・バレルの哀愁をおびたギター演奏が特にすばらしく心地よい気分にしてくれます。ハンク・ジョーンズのピアノは落ち着いていて安定感があります。
アート・テイラーのドラムがシンプルなリズムをきざんでいます。

このアルバムに収録されている中で「ディア・オールド・ストックホルム」と「ユ-ド・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ」が特にビギナーや女性の方にも気に入ってもらえるお薦めの曲です。二度三度と聴くほどに、心にしみ入ってくる感じになります。ぜひ一度聴いてみてください。

参考資料、東芝EMI(株)              YOSHI


善光寺界隈「長野灯明まつり」と「表参道宵まつり」

2006-02-16 11:38:18 | 気まぐれ雑記


第三回オリンピック記念イベント「長野灯明まつり」は照明デザイナー石井幹子氏による五輪をイメージしたライトアップになっています。

今回は鐘楼の黄色と経蔵の緑を紹介します。この写真をクリックしてみてください。グゥヲ~ン!と鐘の音が聞こえてくるような気がしませんか?(無理

今回はトリノオリンピックに合わせイタリア大使館の後援も加わっての開催になり、17・18日には合わせて「表参道宵まつり」が開催されイタリアンフェアが善光寺表参道・中央通りの歩行者天国で行われワイン・チーズ・ピザの販売やカンツォーネのコンサート又フェラーリなどイタリア車の展示があります。
又信州あったかフェアとして松代真田地鶏を使った料理の販売もあります。

オープンして間もない、ぱてぃお大門も賑っています。特に寒天関連商品を販売している店(今年から2月16日は寒天の日だそうです。)と豆腐店がやっている豆腐・大豆料理の店がお薦めです。

今年は雪が多く雪質もいいので、善光寺と合わせスキー場へも足を伸ばして見て下さい。吉本興業とタイアップして芸人さんを呼んでイベントをしているスキー場もあり、誘客に頑張っています。

                       
                       経蔵は緑色でライトアップしています。

(川柳) メダルなく 寝不足だけの 朝がくる

     プレッシャー  力に出来ない  日本勢         

                            FUKI      




「長野灯明まつり」に行ってみませんか?

2006-02-12 11:42:20 | 気まぐれ雑記


善光寺
・五色のライトアップ 「第三回長野灯明まつり」にでかけました。
参道入り口の仁王門はオレンジ系の赤、三門はただ今補修中ですがそこに平和の文字が浮かび上がりました。


                            

本堂は正面は赤で寒い冬の中よりくっきりと闇夜にうかびあがりました。本堂の西が紫、東側が青、鐘楼は黄色で照らされていました。
2月11から19日まで夜、PM6:00~9:00までやっています。
これは8年前の冬季長野オリンピックを記念して行われており、それに合わせて宿坊の茶会や蕎麦スタンプラリーもやっています。
照明デザインは石井幹子氏です。
寒いほど色というのは、さえてみえます。初日から境内は大勢の参拝客で賑っていました。
長野駅前からシャトルバスも出ています。(片道100円)

丁度今トリノオリンピックの熱戦が行われていますが日本勢にはこれからどんどん登り調子に活躍してほしいものです。

(川柳)善光寺 ひかりのけさを 身にまとう

                           FUKI


良い加減料理レシピ「春味の天ぷら」

2006-02-09 17:37:20 | 健康料理(良い加減料理レシピ)


立春も過ぎても、歌のごとく(春は名のみの風の寒さや~)の日々が続いています。
それで無理やりどこかに春はないか!・・と探してみました。
やっぱり食から春を見つけようと思い、まだ所々残雪のうらの畑に行ってみました。
出てました!春を待ちきれないフキのとうが。朝夕の寒さにやられ外側の葉が少ししもやけ状態でしたが、早速家に持ち帰り夕食の食卓に天ぷらとして、のぼりました。
写真の様にちょっとした籠に盛り付けて、あと暖かい汁物や漬物などを添えれば来客用のお昼ご飯などに丁度良いと思います。

天ぷらは右からごぼう・人参・干桜海老のかき揚げ、次茶色く見えるのは干し柿(椎茸ではないよ!)を縦スライスした物、左がフキをザク切りにした物です。
ご飯には塩けがきつくなった野沢菜を刻んだ物を、炊き上がりにまぶして黒ゴマをササッとふりました。
右上の小鉢は自家製の長いもの粕漬けです。(これがなかなかいける!)右下はおすそ分けの鮎を煮付けた物です。(メスはお腹に沢山の卵が入っており、身が少なくなります。)川魚はどうしても臭いがありますので、生姜のスライスや梅漬けなどをいれて煮ましょう。

野沢菜漬けは2月ともなると塩分がきつくなってきますので、細かく刻んでチャーハンの具に入れると最高に美味しいです。その時にあと干桜海老や鶏肉の細切れを一緒に入れるとより美味しくなります。

(川柳) フキのとう 頭を出して 風邪をひく
     
     ウグイスも 何処へ行こうか 迷ってる

ジャズコーナー、ハンク・モブレー「ワーク・アウト」

2006-02-08 11:14:48 | 気まぐれ雑記


今回は日本では、人気も実力もA級のテナーマンとして代表的な存在であるハンク・モブレーを紹介しようと思います。
彼がブルーノートに残したレコードはたくさんあります。リーダーやサイドプレーヤーとして「ソール・ステーション」「ディッピン」など数えきれないほどの多数のアルバムがありますが、その中でも一押しアルバムが「ワーク・アウト」です。
さてその「ワーク・アウト」はこのアルバムのタイトル曲であり、彼のテナーはテンポが良く柔らかいトーンと滑らかなフレージングで軽快なスイング感になっています。
それにグラント・グリーンのギターソロには実に安定感があり、モブレーのテナーに真っ向から挑んでいる様に感じます。
ウィントン・ケリーの美しいピアノ演奏がこの曲のメロディ-、軽快なテンポには打って付に合っており、又ポール・チェンバースのベースやフィリー・ジョー・ジョーンズのドラムがしっかりしたリズムセクションで、全体の演奏がバランスのとれたプレイになっています。
ハンク・モブレー代表作の1枚であり、尚且つブルーノート代表作の1枚と言っても過言ではないでしょう。
タイトル曲のほかに「アー・ハー」「スモーキン」「ザ・ベスト・シングス・イン・ライフ・アー・フリー」「グリーシン・イージー」などが収録されています。

時間があったら、聴いて見て下さい。

参考資料、東芝EMI(株)              YOSHI

信州 上田の「別所温泉」

2006-02-01 14:39:16 | 気まぐれ雑記


この季節温泉に浸かるのが一番の楽しみ、と言う事で一度乗ってみたかった上田市別所線にカタコトゆられ、信州の鎌倉・小京都とも言われる別所温泉に行って来ました。
丁度外出日和の温かい天気になり、上田、塩田地区の田園地帯をのんびりと行くと車窓両側にはマツタケ産地の赤松がはえた里山が見えてきます。
行く手左側には一段と特徴的な山の形をした独鈷山が見えてきて、そのゴツゴツとした竜にも似た山なみが目をひきます。
終点駅別所には、30分ほどで着きます。上田駅から別所駅までは全部で15の駅があります。
写真のレトロな丸窓電車には帰りに乗ったのですが、上田市は名所旧跡が多く古い建築物もあるので市を挙げて映画やTVドラマの誘致に力を入れています。

駅から降りて散歩がてら温泉街方面に歩いて行くと、右手に立派な道祖神の建物があります。
近くで撮ってしまったので全部入りきれませんでしたが、とても高度な技術の宮大工の仕事が感じられるものでした。

15分ほど歩いていよいよ今日の宿に入ります。と言っても入口どこなのよ?
冬季から春先にかけて毎年行われる3地区合同(別所、鹿教湯、浅間温泉)の温泉祭りの企画なので、通常では泊まれない高めの宿も、この企画だとお手ごろな金額で泊まれるのでいつも一番良いランクの宿を選んでいるのですが・・・。
分りました玄関が、ちよっと先に上っていったら左手の別館らしき建物から、自分の肩幅も開けないで出ようとしてしたたかに体を打ちつけていたそそっかしい若い男性従業員に聞いたら、その向かいが本館でした。
なにせ別所温泉は傾斜地の全体的に狭い土地に幾つかの旅館、ホテルが建っているので、どこの宿もそんなに大きい規模ではありません。選んだ宿も建物が点在したこじんまりとした、老舗宿です。


                   

部屋へ案内され、しばらく休んで早速お風呂へと向かいました。時間により男女入れ替え制になっており夕方は本館、岩風呂が女湯になっていました。
行ってみると、私達だけで貸切状態でしたが別所の湯はいままでも何回か入った事があり、湯の花が浮いていて無色透明で硫黄成分が入っているのでかすかに茹で卵臭があり、肌への当たりも柔らかく美肌の湯としても有名です。

夕飯は本館2Fの個室で温泉の楽しみはこれがメインでしょう。いままで行ったことのある所と比較してここなら普段自分達が作れない手の込んだ板前の料理が出てくるだろうと期待していたのですが、アレレどうしたの?ほとんどフツーの主婦でも作れるレベルの料理じゃん!!!
いくら誘客の為の企画でも、ぜんぜん工夫が見られない。初めてこの企画で来たとしたら、こんな程度かと思うかもしれないが、他は同じ設定でももっとメニューや味に工夫を凝らす努力とプロの技が見られたのに、どうしたのと残念と怒りを通りこして逆に笑うしかなく、笑いのつぼに入ってしまいその理由も言う訳にいかず世話をしたベテランの仲居さんに不思議がられる始末でした。お品書きからして、とても老舗に不釣合いな粗末なもので、しかも全部表記されてなく主食がなくてこれで終わり?と客を不安がらせてしまうものでした。それにお運びの間、あいだが長く空いてしまい、どーもペースが良くありません。
しかもその仲居さんが普通は食べ終わりに入れるお茶を、間をつなぐ為にか早々に入れ始め家でも作れるような牡丹鍋とご飯なのに、おかわりしてお腹いっぱい食べていって下さいだって・・。
どう言う意味だぁ~。朝はフツーの感じのメニューでしたが今回は料理に関してはおおはずれでした。

棚の写真は館内に飾ってあった上田市国分寺の蘇民将来と言う木製の置き物(護符)で、ここに置いてあるものは30センチ位あり、5万円以上する値の張るものばかりでした。

朝は離れ別館の檜風呂に入りここに限ってはとても満足出来ました。そうだ!岩風呂のドア取っ手の風呂側が一瞬模様?と思う位カビが生えていて、ギョとしました。それと水道蛇口などの故障は早く直しておくべき。
いつも思うのですが、女将やっている人はたまによその旅館に泊まってみて、自分達の仕事や工夫すべきところに生かす努力が必要ですね。
あと部屋の乾燥や風呂に入るので、とてものどが渇きます。気の利く宿は部屋にミネラルウォーターが置いてあるし、自販機の飲料や売店でアイスなども売っています。それにアンケート用紙を置いてない所は、やる気もないような印象を受けてしまいます。この宿もそうでしたが・・。

今までの中でお薦め宿は、別所なら「七草の湯」ここは数年前にリニューアルしてから若い女将中心にとても館内活気があり気配りも出来ており又お料理も良いです。あと「柏屋別荘」です。ここは事情あって戦後場所を移した老舗宿ですが、その老舗にあぐらをかく事なく大女将中心に特に料理に力をいれ、私達が利用した時には、古代米や地元の食材を中心に工夫をこらした料理が印象に残りました。
鹿教湯では「望山亭 寿」の料理は良かったです。浅間(松本です)では老舗の「おもと」や数年前にリニューアルした「お祭り長者」は料理もお風呂も良かったですね。浅間温泉は何年か前の温泉旅館のTVドラマ「はるちゃん」の舞台にもなった場所です。

でもなかなか宿の雰囲気、従業員の態度、料理、温泉と全部そろって満足出来る旅館と言うのは少ないですね。特にホームページなどの写真と表記内容だけで選ぶと結構はずれを引いてしまいます。実際行った人の感想が良くも悪くも情報となって広まるのです。口コミの力はバカに出来ません。

ちょっとした情報ですが温泉選びの参考にしてください。それから北向き観音のすぐ近くに足湯が出来ました。小さいけれどよく温まります。無料ですよ。

別所のお土産は定番の温泉饅頭、胡桃入り羊羹、生朝鮮人参のパック、あと地酒やその肴にもなるうるかの瓶詰めなどがあります。

北向き観音にて3日の豆まきにはいつも九重親方、大山のぶ代、佐川啓介など毎年ほぼ同じメンバーが来ます。3時からのようです。

2月に入って今日は雨振りから雪へ変わりました。しばらくまだ春はきそうもありません。    


(川柳) 老舗宿 主婦にも作れる 夕御膳        
     
     美肌湯に 首まで浸かり 脱皮する            FUKI