つむじ風通信

「信州うらの畑」へようこそ!松代町は長芋の産地で歴史の山、妻女山(斎場山)は我が里山です。

涼しい風、ゲレンデで山菜収穫

2008-06-23 18:49:23 | 気まぐれ雑記


先日21日に長野県の某スキー場に山菜を採りに行ってきました。(今時はほぼ入山禁止か有料です)ず~と空梅雨が続きここにきてやっとまとまった雨が降り、畑に植えた夏野菜もようやく生き返ってきたようすです。ただ今日はやや降り過ぎで千曲川の水量もいつもより2Mほど増水していました。

土曜は朝方の雨があがり夕方まで曇り空のままでいてくれたのでやや蒸し暑いくらいの中、時折吹いてくる涼しい風に癒されながらゲレンデの下からてくてくとワラビやちょっと時期が過ぎてしまった山ウドなどを採りながら上へと進みました。写真の場所は上級者コースなので、ゲレンデ整備の重機も入れないような急斜面になっています。草も腰丈ほどにも伸びワラビが隠れてしまうので草をかき分けかき分け進み時間もかかってしまいました。(でも知る限りゲレンデをその日訪れていたのは5人だけなので、ほぼ貸切り状態でした)

おまけにその草むらで黒い蛇に遭遇し、巨大な芋虫も葉っぱに付いていたりでスリルも満点でした。そのかわりに中腹でお昼を食べた後に、珍しい蝶が舞っているのを発見しました。半分茶系で残りが白と黒ぽかったような・・そして白い斑点が所々についていました。夏にも涼しいこの地域は時折天然のクーラーの如くヒヤ~とした気持ちの良い風が下のほうから吹き上げてきて下界とは別天地の天国のような気分に浸りました。あたりの様子はひぐらしの声と野鳥の声が入り混じってもう初秋かと勘違いしてしまうほどでした。

普段ほぼ平らの場所で生活していると、このゲレンデの傾斜がとてもキツク知らずしらずに体が下のほうへとずり下がってしまいます。(単にメタボなだけですが・・)3時ごろややまだ気持ちを山に残しつつ帰路につきました。途中温泉につかり冬の終わりからず~と続いた仕事の疲労と今日の山菜採りの疲れを軽減してから夕飯の買い物もして、今日はとても充実した一日となりました。

(川柳)ヒューとふく  天然クーラー  独り占め  
    山中で  熊に出会わず  ひと安心  
    山菜の  エグミもおつな   旬の味      FUKI