今回は少し足を延ばして上田市へ散歩(ウォーキング)に行きました。でももちろん市内までは車ですが・・。某所より歩きはじめ今回はハッキリとした目的地があるのでただひたすらその場所を求めて行きました。それは白蛇神社という名の5月には火渡り・刃渡りの儀式があるという神社です。私の記憶ではたしか上田バイパスの山沿いに大きくて高い(10Mほど?)の案内看板があったような気がしたのですが、いざそのあたりまで行くと思っていたのより大分小さい案内看板が建ってはいました。でもその位置も道沿いで予想とは違っていました。実際そこの信号を山に向かい登って行けば良かったのですが、あまりの急勾配の道にここではない?との判断で一度その入り口を通り過ぎてしまいました。改めてその道を登っていくと少し前でにもう一人老人の先客が歩いていました。その勾配にも驚いたのですが、その道沿いの家々の作りにはもっと驚いてしまいました。殆どの家が煙突付きのログハウス風の家々なのです。え?ここはなんのどういう集落と思いつつ数十メートル登って行くと、突然目の前に真っ白な本殿が冬枯れの山肌から浮き立つように現れました。
やっぱりここが白蛇神社?と思い鳥居を見ますと別の名前が書かれていたのです。なんなの?どうして?と狐につままれたか、狸に化かされたか、はたまた白蛇にまかれそうになったのかなどと思いつつとりあえず本殿に手を合わせ今来た道を戻って行きました。出かける前にHPで情報を得ていたのですが、改めて家に帰り調べてみると、本当の名の他に地元では白蛇神社と呼ばれているのだそうです。そうだったの・・。紛らわしい不思議な体験に浸りつつ、山手の高台から見下ろした上田の市街地と美ヶ原方面の雪を被った山々が日々のささいな日常を忘れさせてくれるように雄大な景色を見ることが出来ました。明日にはきっと足が痛くなっていることでしょう。
ところで本当のこの神社の名前は松尾宇蛇神社だそうです。