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ふかよんライフスタイルファンド日記Ⅱ

生活・仕事・遊びのポートフォリオを重視し、ライフスタイルの「運用」を考えていきます。

EU、「成長と財政再建両立」に軸足 23日に首脳会議

2012-05-09 06:16:25 | Weblog
 【ブリュッセル=御調昌邦】フランス大統領選で「反緊縮財政」のオランド氏が勝利したのを受け、欧州連合(EU)が経済政策の微修正に動き始めた。バローゾ欧州委員長は8日にインフラ整備を柱とする成長戦略に言及。ファンロンパイ大統領は同日、オランド氏を交え、23日にEU首脳会議を開く方針を示した。政策の軸足を「成長と財政再建の両立」に移すことで、欧州市民の不満を和らげる狙いがある。

 ドイツと並んでEUをけん引する仏の新大統領に「雇用と成長の重視」を訴えるオランド氏が選出され、市場ではEUの政策がどう修正されるかに関心が集まっていた。

 バローゾ欧州委員長は8日、インフラ整備や労働市場改革を柱とする成長戦略を公表。記者団には「財政再建と成長をどう融合させるかが課題だ」と述べた。すでに独仏など主要国が46億ユーロ(約4800億円)の投資で合意。投資規模はさらに膨らむとみられる。EU各国がオランド氏の主張に歩み寄った格好だ。

 メルケル独首相は8日に「成長は必要だが効果の薄い財政出動はすべきでない」と語り、過度に財政規律が緩むのをけん制した。首脳の多くは緊縮財政を支持する立場だが、23日の首脳会議ではオランド氏の主張をふまえ、今後の危機対応などを協議するとみられる。

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ドイツはEUの他国政府によるもっと支出することに同調する以外に選択肢はないのかもしれません。

短期的に失業率を削減し、不況の厳しさを制限し、ヨーロッパの経済を助けるからです。

追加の借入はまた政府が支えなければならない債務の負荷の原因の一つになるでしょう。

以下の TIME の記事が現実になりそうです。

Germany may have no choice but to go along with more spending — and more borrowing — by national governments. In the short run, that would help Europe’s economies by reducing unemployment and limiting the severity of any recessions. But additional borrowing will also contribute to the debt load that governments have to carry.
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