深堀大三郎の生涯マナビスト

自然や街を歩いて観察するのが大好き、歩いて歩いて楽しみたい。
また、お城の石垣を眺めると力が湧いてくる。

「問責攻防はうんざりに、もううんざりだ」

2012-04-21 10:33:43 | Weblog
民主党政権になって、大臣の人材不足が問題になっている。

見るに耐えない、また、聞くに耐えない国会答弁に癖へきしてきた田中防衛大臣。

公職選挙法違反の疑い濃厚な前田国交大臣の2人が問責された。

大臣として適任でないと明確に我々の眼に映っていても、総理大臣以外は、解任や交代させられない現状では仕方がないと思っている。

この人事は、輿石幹事長の影の人事といわれるくらいだから、尚更ややこしい。

また、いつもながら、「問責決議にうんざり」と言う言葉にも、うんざりしている。

交代させての民意が多いこの件で、問責以外に何があるというのだろうか。

有識者達よ、「うんざり」と言う前に、こうしてとの提言をお願いしたいものである。

「新しいルール作りをせよ」だけでは、国民は分からない。

一例でも挙げて、「このような、新しいルールにしなさい」と踏み込んだ提言をして欲しい。

抽象的な提言こそ「もう、うんざり」だ。





「いま、大学開国が面白い」

2012-04-20 11:00:27 | Weblog
いま、近所の大学で、履修生として学んでいる。

留学生も多い私大だから、そんなに制約もなさそうで、不便は感じていない。

新聞記事によると、昭和のはじめから、東大は9学部で授業時間がばらばらだったそうでびっくりした。

やっと今年から統一されたという。

そういう意味で、「大学開国」がなるほどと理解できた。

テレビなどで、日本をリードしているような先生方が、このような些細な時間の調整も出来なかったとは・・・

学部の独立性なんて、もっともらしい言い訳に過ぎない、単なる「縄張り意識」なんだろう。

「世界で戦う条件」などと、大上段で論ずる問題と言うよりも、いかに日常的な常識問題の類であるかが知れてくる。

まだまだ道のりは通そうだ。











「都知事の行動は筋が違う?」

2012-04-19 10:27:03 | Weblog
日経社説に「都が尖閣を買うのは筋が違う」のタイトルで、やはり筋が違うのではないかの書き出し。

一介の反論する力もない読者が、ちょっと頭をかしげながら読んだ。

そういいながら、「本来ならば国が保有し、しっかり管理すべきだ」と言い切っている。

何を言いたいのだろうかと読む進むと、「個人の所有はのぞましくない。だからと言って都が保有すればしむ問題でもない。安全保障は国が責任を負うべき分野だ」とある。

そこは、だれもが納得できることである、当然の話である。

にもかかわらず、なぜ、都知事が尖閣を買うといっているのか。

都知事は「国が買い上げればいいが、買い上げない。東京が尖閣を守る」と国が保有することには反対していない。

国が国有化をしないところから、都知事の購入行動があると考える。

社説が分かりにくいのは、ここなのだ。

何故、社説は、都知事にたいして「反対的矛先」を向けた論説を書くのか。

なにか、都知事に対する反対のための反対のような感じで、また、論理矛盾ではないだろうか思えてならない。

全国紙である日経の社説なら、本件については、野田政権に向けての社説であっても不思議ではないものと思えてならない。





「尖閣諸島、東京都が買い取る?」

2012-04-18 06:55:15 | Weblog
日本は多くの島々からなる国だ。

離島だって国がしっかり守る必要がある、当然だ。

国の手ぬるさに、とうとう石原都知事が動いた。

さあ、国民もしっかりと国土意識を改めて持ち直さなければならない。

国を守るということがどういうことか。

真剣に考え、行動する時が来たようだ。

先の大戦では、兄は国に命をささげた。

そのような行動が、今は何の価値もないように見られている。

さあ、これからが本番だ。

覚悟は出来ているか?





「いい加減、オドシはやめて欲しい」

2012-04-17 10:27:37 | Weblog
政治家は極道なのか。

仙谷氏の「原発停止は集団自殺」は、正に極道の使う脅しの文句である。

ここまで国会議員は、成り下がってしまったのだろうか。

エネルギー問題を、原発だけの問題に摩り替える言葉でもある。

福島原発事故からまだ1年ちょっとしかたっていないのに、もう、事故の深刻さを忘れてしまっている。

一体、「安全性」とはなんなのか。

火薬爆弾と原子爆弾の違いは、広島長崎だけの人の問題だったのか。否そうではなかっただろう。

福島原発事故は、火力発電事故と同じレベルの問題でないことはみな知っている。

国民みなが、自分達の問題として考えたはずである。

それが今ではこの体たらく。

株価を吊り上げるために、恐怖をもって値動きさせようとすることと同じ政府の態度には納得できない。

国民不在で、ただ電力の「必要性」だけで原発の再稼動に突っ込むことは、国民の生命を蔑ろにする何ものでもない。





「旬の食べ物、タケノコ」

2012-04-16 10:29:49 | Weblog
食べ物、野菜など年中売られている時代になった。

先日、夕食にタケノコ料理が出ていた。

どうせ、去年のものだろうと軽く考えていて失敗した。

まだまだ寒い季節と思っていたが、もう、タケノコが出ていると言う。

これだけは、ハウス栽培は出来ない。

実は、かって道路一つ隔てて、竹林だった。

荒れ果てた竹林だったが、タケノコだけは立派に育っていた。

おいしくいただいて、春を感じたものである。

新聞に「竹原市のタケノコ」が紹介されていた。

名前が竹原だから、竹に関係した土地柄だろうと想像できる。

「えぐみ」のないタケノコとPRされていたが、実は、自分はその「えぐみ」が大好きなのだ。

タケノコの季節で忘れられないのは、この季節になると親父がタケノコ工場に出稼ぎに出て行くことだった。

喜ぶべき春が、毎年、ブルーに感じられる季節だったのである。








「花見の季節だが、気分は花曇り」

2012-04-15 10:20:37 | Weblog
花曇のような気分にさせられるのは、「何故、政府は原発再稼動を急ぐのか」である。

福島原発事故から、まだ、1年ちょっとだ。

これほど痛い目に国民があっているのに、また、安全性も何も国民は知らされていないのに、電力の必要性だけが目立っている。

国民の命を犠牲にしてでも、「電力の必要性」は守らなければいけないものだろうか。

企業経営者にも良心があれば、安全性が完全に判断されるまでの「待ち」は、何でもないはずである。

また、原発事故での被爆者たちは、広島長崎の原爆被爆者同様一生涯、その不安感と生きていかなければいけない。

今は、福島の一部のみが避難と言う形で安全を保っているが、全国にある原発の安全性はまだ、何も国民には知らされていない。

そのような中で、電力が必要だからと言う理由で、冷温停止している原発を放射能がいつもれてもよい状態にするということは、考えただけでもゾッとする。

原発を否定するものではないが、コントロールできないものを簡単に、どうして野放しにするのだろうか。

政治家に良心のかけらも見られないとき、正直な学者の解かり易い説明が欲しいものである。








「常識で判断すべきか、価値観で判断すべきか」

2012-04-14 10:26:48 | Weblog
昨日の北朝鮮のミサイル問題には、世界が大なり小なり巻き込まれてしまった。

報道各局は、一斉にこのニユースであふれていた。

ことに、外国のメディアの現地からの報道は、非常に興味を持って聞いた。

制約された中で、如何に自分なりの常識的な判断力の元で、北朝鮮の現在の価値観みたいなものを取り入れての報道に興味を持った。

もし、この報道内容について、暗号でも決めておいてやり取りするならば、もっと面白いものになるだろうなあと想像をしながら聞いた。

時間をかけて聞いていて、北朝鮮の表とウラの姿、民衆の考え方など少し分かったように思う。

しかし、わが国だってあまり大きなことは言えない。

このミサイル問題情報に対する政府の対応や、原発再稼動問題に関する考え方など、常識的判断、価値観からの見方にしても、どうも危ない感じがしてならない。



「大山鳴動鼠一匹、しかしそれでよかった」

2012-04-13 11:15:40 | Weblog
北朝鮮のミサイル発射、失敗。

これで本当に、よかった。

ここ何日も、周辺国は北朝鮮に振り回されてきた。

実に「オドシ」の最たるものである。

これが見事に失敗したが、まだまだ、二の矢、三の矢があるものと思う。

それは、このようなことで「生業」をしているものの常套手段だからである。

だったらどうするか。

迷惑な話であるが、北朝鮮の出方に冷静に対応を続けていかなければいけないだろう。

時間はかかるが、相手に兵糧がなくなるまで辛抱が肝心だ。




「北朝鮮、ミサイルは何を教えてくれるか」

2012-04-12 10:46:32 | Weblog
今日は朝から、どのテレビも北朝鮮ミサイル発射予告でかまびすしい。

野田総理もいつもは見せない姿を記者達に見せていた。

官邸に入る前に、いつもは済ました顔で通り過ぎるのだが、何か答えていたことだ。

そのミサイル問題を食い物にする輩もいるし、日常の仕事を邪魔されるものと、いろいろある。

このような国があるから、地球上ではいろいろな問題が起こる。

北朝鮮そのものが、この騒ぎで「おまんま」を得て生活しているようなものである。

世界中が、少なくともアジア中が大なり小なり彼らに振り回されている感じである。

次元が低いたとえかもしれないが、実に「ツカミ」がお上手な国である。