深堀大三郎の生涯マナビスト

自然や街を歩いて観察するのが大好き、歩いて歩いて楽しみたい。
また、お城の石垣を眺めると力が湧いてくる。

「花見の季節だが、気分は花曇り」

2012-04-15 10:20:37 | Weblog
花曇のような気分にさせられるのは、「何故、政府は原発再稼動を急ぐのか」である。

福島原発事故から、まだ、1年ちょっとだ。

これほど痛い目に国民があっているのに、また、安全性も何も国民は知らされていないのに、電力の必要性だけが目立っている。

国民の命を犠牲にしてでも、「電力の必要性」は守らなければいけないものだろうか。

企業経営者にも良心があれば、安全性が完全に判断されるまでの「待ち」は、何でもないはずである。

また、原発事故での被爆者たちは、広島長崎の原爆被爆者同様一生涯、その不安感と生きていかなければいけない。

今は、福島の一部のみが避難と言う形で安全を保っているが、全国にある原発の安全性はまだ、何も国民には知らされていない。

そのような中で、電力が必要だからと言う理由で、冷温停止している原発を放射能がいつもれてもよい状態にするということは、考えただけでもゾッとする。

原発を否定するものではないが、コントロールできないものを簡単に、どうして野放しにするのだろうか。

政治家に良心のかけらも見られないとき、正直な学者の解かり易い説明が欲しいものである。