「津波、南海トラフ、２０メートル超」

昨年、３．１１東日本大震災の結果を目の当たりにみており、最大級地震の想定報道でもパニックにはならないだろう。

しかし、２年前にこのような発表をしたら騒然となっただろうと思う。

それほど日本では、危ない話はこれまでタブーとされてきた。

いま、それとは逆の状態となっている。

「千年に一度の話」として、非難されていたであろうが、しかし今は、「千年に一度でも、冷静に備えを」と言う時代になったのだ。

これほど実際に、「経験」「体験」は、考え方を１８０度変えてしまうものである。

カラーで示された日本地図を見て、現在の自分では想像することも出来ない。

日本の四分の一が、震度６～７となっている。

もうこれでは、物理的には安全な国とは言い切れまい。

しかし、この国に住まなければならない、どうすることも出来ない。

本当に冷静に、考え方を変えなければならないときにきていると思う。