大掃除を終えてひと息。
「ありがとう。すごく助かったよ」
「いえいえ。貴明さんこそおつかれさまでした」
俺がこたつに足を突っ込んだのを見計らって、右側に陣取っていたイルファさんが言う。
「ダーリンは休んでてくれてもよかったのにぃ」
「それだと逆に居心地が悪いし」
ただでさえ『俺のうちの大掃除』を手伝ってもらっているのに、自分だけ何もしないなんて考えられない。
正面に座るミルファちゃんに苦笑を向けると、
「気にすることないよ。あたしはダーリンのせ・ん・ぞ・くメイドロボなんだし、どんなご奉仕だってお手のものだもーん」
まばゆいばかりの笑顔が返ってくる。
等価交換とは言い難い超過供給だ。
レジで千円を出したら、お釣りに一万円を渡された、みたいな?
「――専属はシルファれすけろね」
「……むっ」
ダイニングキッチンの方からお盆を持ったシルファちゃんが現れると、ミルファちゃんの目がすっと細くなる。
ああ、また新たな紛争の火種が。
「粗茶れす」
「ありがとう」
煎茶のいい香りが鼻孔をくすぐる。
目の前に置かれた湯飲みから、湯気が立ちのぼっている。
その湯気の向こう側で、
「……ちょっと。それってどーゆーことよ」
「ろーしたもこーしたもないれす。シルファがご主人様の専属めいろろぼっていうのは単なる事実れすし」
しれっと言って、シルファちゃんは向かって左側に腰を下ろした。
これでこたつの四辺はすべて埋まったことになる。
こたつを囲む俺+メイドロボ三人。よく考えると、なかなかシュールな光景かもしれない。
「そういえば貴明さん」
イルファさんが胸の前で、ぽん、と両手を合わせた。
一触即発の状態を収める意図があったのかどうかは分からないが、絶妙のタイミングの紛争介入だ。
「なに?」
場の注目を一身に浴びながら、イルファさんは嬉しそうに微笑み、
「それ着てくださってるんですね」
「あ、うん」
それ、というのは俺の着ているセーターのことだ。
その口ぶりからも分かるように、クリスマスにイルファさんから貰ったもので、首をすっぽり覆ってくれるので暖かい。
ちなみに、手編み。珊瑚ちゃんと瑠璃ちゃんも貰っていたので、今ごろは着ているかもしれない。
「コレ、すごく助かったよ。ほら、今週に入って急に冷えこんだでしょ?」
少し前までは、暖冬だなあとか、年末は秋物で十分だとか思っていたのに、本当に最近の地球は油断ならないから困る。
「編んでいるときは暖かかったので、もしかしたら無駄になるかと思ったんですけど。お役に立ててなによりです」
「いや、ホント、ありがと」
「男の方は手編みのセーターとか重く感じてしまうって聞いていたんですけどね」
「そうなの?」
「はい。女性週刊誌に書いてありました」
へー。
「そんなことないと思うけどなあ」
むしろ、それを今こうして俺に聞かせる意図の方が気になるというか。
重く受け取られるのを承知で送ったとしたら一体なにが目的なんだろう――なんてのは考えすぎなんだろうけど。
「あーっ、ダーリンあたしの送った時計つけてくれてないの?」
湯飲みに手を伸ばそうとしたら、正面から声があがった。
言われて自分の左手首を見やるが、もちろんそこに腕時計は巻かれていない。
そりゃそうだ。夢遊病でなければ、巻いた覚えがない腕時計があるはずがない。
「うちの中じゃ外してるからね。それに掃除してるときに汚しちゃったらイヤだし」
つい先ほどまで窓を雑巾で拭いたりしていたわけで、せっかくの贈り物をそんなことで汚してしまうのも忍びない。
ミルファちゃんから貰った時計は、大切に机の上に置いてある。
「あたしだと思っていつもつけてて欲しいのになー」
「三学期になったら、また毎日使わせてもらうよ」
「絶対だよ?」
「うん。もちろん」
実際、腕時計というのはかなりありがたい贈り物だった。デザインが俺好みというのもあるが、何より実用的だ。
これまではうちの中に転がってたショボイのを使ってたし、かといって壊れでもしなきゃ新しく買う気にはならなかったし。
「……でも、ちょっと意外でしたね」
右を見ると、イルファさんが思案顔を浮かべている。
「なにが意外なの?」
イルファさんは、俺の疑問を代弁してくれたミルファちゃんに向かって、
「いえ、私はミルファちゃんのことだから、てっきり自分の身体にリボンでも巻いて『あたしがプレゼントだよ、ダーリン♪』とかやるんじゃないかと思ってました」
がつん。
こたつが揺れ、湯飲みの中に波が起きた。
「なにしてんのよひっきー」
「……べべっ、べつになんれもないれすよ?」
シルファちゃんの声は、これ以上ないってくらい上擦っている。
こたつが揺れたのはシルファちゃんのひざが当たったからで、声が上擦っているのはそのせい――というわけでは、もちろんない。
この場合重要なのは、どうしていきなりこたつにひざをぶつけるハメになったかということであり、そしてその理由に俺は心当たりがある。
そう。
イルファさんが何気なく口にした台詞。
自分の身体にリボンを巻いて……って。
それ、たしかにミルファちゃんはやってないんだけど――
「シルファちゃん、どうかしたんですか?」
「ろ、ろーもしないれすっ! シルファにはおかしなところなんてなにひとつないれすっ!」
シルファちゃん焦りすぎ。
感づかれたわけでもないのに、こんなふうにしたらかえって怪しいというか、勘の鋭いイルファさんには気づかれるかもしれない。
おそるおそるイルファさんの様子を窺うと、
「どうしちゃったんでしょうね」
超! 笑顔!
生暖かい笑顔という表現は、きっとこういうときに使うのだ。
「貴明さんはなにか心当たりあります」
そこは「あります?」って訊くところじゃないの!? 既に確信をお持ちですか!?
「いや……俺は……あるような……ないような……」
「で、どうしてミルファちゃんは自分をプレゼントしなかったんです?」
めちゃくちゃ強引に話題を元に戻したー!
俺に答える意思がないと見るや、なんという判断の速さ。
これバレてる! 絶対にバレてるよ!
「もう、ヘンなこと聞かないでよね、お姉ちゃん」
しかし、恐るべきことにミルファちゃんは特に不自然さを感じなかったようで、そのまま受け答えをした。
「あたしがいくらおぽんちでも、そんな恥ずかしいことできるわけないでしょ」
がつーん。
こたつが揺れ、湯飲みが倒れそうになる。
危ないところで押さえたが、中身がちょっとこぼれた。
ちなみにこたつが揺れたのは、シルファちゃんが勢いよく突っ伏したからだ。おデコ痛そう。
「シルファちゃん、だいじょうぶですか?」
分かってて聞くんだから、イルファさんも人が悪い。この場合は、メイドロボが悪い、とでも言うべきなんだろうか。
「…………………………ほっといて欲しいれす」
突っ伏したまま、か細い声が聞こえてきた。
これは、『ああいうこと』をしたという事実どうこうではなく、ミルファちゃんのコメントにショックを受けたんだろうな……。
ぴくりとも身動きしないところを見るに、シルファちゃんの受けたダメージは相当大きいみたいだ。
「ま、改めてプレゼントしなくても、もうあたしは身も心もダーリンの所有物だもんね」
そう言うと、ミルファちゃんはむにむにと口を動かし、同時に、こたつの中で俺の足の裏を突きはじめた。
「ミ、ミルファちゃん。くすぐったいから足動かさないで」
「ダーリンがなにを言ってるのかわかりませーん」
このすっとぼけ方は、やめるつもりはないという意思表示に他ならない。
今はシルファちゃんからの助けも期待できないし、これは俺の分が悪いみたいだ。
こたつは日本における最高の暖房器具だが、中でイタズラする格好の遊び道具でもある。
「こ、これ飲み終わったら珊瑚ちゃんのとこ行こうか」
こうなったら早いところ出かけるしかない。
湯飲みを手に取り、一気飲みしようとしたとき、そそそ、と、ふとももを撫でさする感触。
「――っげほっ!」
危ねえ。
水平噴射しかけた。
吹き出すのを無理矢理我慢したせいでヘンなところにいった。
「げほっ! ごほっ!」
「だ、だいじょうぶ? ダーリン?」
涙目でむせる俺に、心配そうな声がかけられる。
自分でやっておいてなにを、と思ったのだが、よくよく考えてみれば俺のふとももにミルファちゃんの足が届くはずがない。
ハッとして右を見ると、
「……す、すみません……つい……」
俺と目が合ったイルファさんは、ぽっと頬を染めてうつむいた。
ちくしょう。ずるい。こんな顔されたら責められないじゃないか。
「むー……」
そのやり取りを見て察するところがあったのか、ミルファちゃんは低いうなり声をあげながら、俺のつま先への攻撃を再開する。
「……あら」
それでは私もとばかりに、イルファさんも横から俺のふとももを突きはじめる。
早くお茶を飲み終えて珊瑚ちゃんのところに行きたいのに、お茶を口に含んだら吹き出してしまいそうだ。
救いを求めて、左に顔を向けるが、
「……シルファはおぽんちじゃないれす……シルファは恥知らずじゃないれす……シルファは慎み深いめいろろぼれす……」
シルファちゃんは突っ伏した体勢のまま、ぶつぶつとうわごとのようにつぶやき続けていた。
だいじょうぶ。シルファちゃんがちゃんとしてるってのは俺がわかってるから。
なんて心の中でフォローしたところで届くはずもなく。
シルファちゃんが立ち直るまでに要した時間は、俺がミルファちゃんとイルファさんに突かれた時間とほぼ等しいのでありました、とさ。
END
「……やっぱり降り出したね」
俺のつぶやきは、返事が返ってこなかったので、単なる独り言になった。
ざあざあ、ざあざあ、と窓の外から音が聞こえる。バケツをひっくり返したような大雨だ。
雷が鳴った直後って、よくこういう雨が降るんだよなあ。
それでなくとも、この時期は夕立に気をつけないといけない。
洗濯物を取り込むタイミングとか、出かけるときに傘を持っていくかどうかの見極めとか、なかなか際どかったりする。
まあ、今は家の中にいるから、雨に濡れる心配も、雷に打たれる心配もないんだけどさ。
「ぴひゃ」
「あ、また光った」
カーテンの向こうでストロボがたかれたみたいな閃光。
最近ホントに雷が多いな。これも異常気象ってやつなんだろうか。
数秒の間をおいて、
「ぴいっ」
「おー、けっこう近いね」
そういえば、光ってから音が聞こえるまでの秒数で、雷までの距離がわかるんだっけ。
今は四秒くらいだったから、場所的には通学路の途中あたりだろうか。
雄二んちに落ちてたら笑えないな、さすがに。敷地面積が広いから、落ちてもおかしくないだろうし。
「ぴひゃ」
うーん、それにしても……。
「ぴいっ」
「ねえ、シルファちゃん」
「な、なんれすか」
「さすがに腕にしがみつかれてると困るっていうか、課題ができないんだけど……」
「――っ!」
俺の言葉を受けて、シルファちゃんがぴょこんと飛び退る。
それこそ雷に打たれたみたいな、小動物的な動きだ。
机に向かって夏休みの課題をやっている俺の右脇に、シルファちゃんは付き従うように立っていた。
「あ、利き腕じゃなければ掴んでてもいいよ」
「なっ、なにゆってるれすか! シ、シルファがご主人様のうれを掴む必要なんてぴひゃ!?」
外が光ったのを合図に、飛び退ったのと同じぶんだけ、シルファちゃんとの距離が縮まった。
早い話、先ほどと同じ状態に戻ったのだが、指摘を受けたシルファちゃんは、バツが悪そうな顔でこちらを見つめている。
「ち、ちがうれす。ご主人様がこんなとこにいるのが悪ぴいっ!?」
こんなとこって、ここ、俺の部屋なんだけどな。
どうやら、自分が雷を怖がっているということは、絶対に認めたくないらしい。
「そ、それにしても、最近は雷が多いれすねー」
超棒読み。露骨に話をそらしましたよ。
まるで今初めて気づいたみたいに話題にするあたり、必死でごまかそうという思いだけは痛いほど伝わってくる。
普通に考えて、ここまでわかりやすいとごまかすのは無理だと思うが、そんなことにも気づかないくらい今のシルファちゃんはテンパってるということなんだろう。
「ぴひゃ」
シルファちゃんの手に力がこもる。
ちょっと……いや、だいぶ痛い。
イルファさんが「メイドロボの力は人間の三倍」なんて言ってた通り、思いっきり腕を掴まれると、ほとんどつねられているようなものだ。
あるいは長袖だったら袖を掴まれるだけで済んだのかもしれないが、シャツに短パンという格好でそれは望めない。
「ぴいっ」
シルファちゃんは先ほどからずっと、外が光ると「ぴひゃ」、雷が鳴ると「ぴいっ」を繰り返していて忙しなかった。
こんなに雷が苦手だったなんて、少し意外だ。
俺がいないときは、どうやって凌いでいたんだろう。
「だいじょうぶ?」
「な、なにがれすか?」
「いや、雷がさ」
「た、たしかにすごい雷れすね」
まだとぼけるのか。
「雷がすごいっていうか、シルファちゃんが雷をすごく怖がって――」
「ないれす」
「え?」
「シルファをそのへんの家れん製品とぴひゃ同じにしないれ欲しいれす。優秀なめいろろぼは本能的なぴいっ恐怖も押さえ込めるのれすよ」
「でも悲鳴が混ざってるし」
「悲鳴ってなんれすか。幻聴じゃないれすか」
そうか……力業で押し切るつもりなんだ……。
まあ、わざわざ指摘してシルファちゃんを追いつめるような真似はしなくてもいいか。
しかし、家電製品が雷に本能的な恐怖を感じているというのは興味深い。
雷が落ちてパソコンがダメになることもあるし、なんとなくわかる気はするんだけど。
「イルファさんやミルファちゃんも雷苦手なの?」
「も? もってなんれすか」
声に不機嫌な色が混ざる。
なんだか突っ込みが細かいぞ。
「……イルファさんやミルファちゃん〝は〟苦手なのかな?」
「聞いたことないれすけろ、苦手なはずれす。ぷぷぷ、きっと二人とも布団にくるまって部屋のすみっこれ震えてるれすよ」
「あー、シルファちゃんも一人のときはそうしてたんだね」
「なにか言ったれすか」
「いや、なにも」
わかりやすく墓穴を掘るタイプだよなあ、シルファちゃんって。
「ところで」
「な、なんれぴひゃ、ぴぎゃーっ!?」
うわ、今のは近い。ひょっとするとそのへんに落ちたかもしれない。
光ってから音が鳴るまでのタイムラグがほとんどなかった。
シルファちゃんの「ぴいっ」が「ぴぎゃ」にグレードアップしてたし。
痛いくらいに握りしめられた二の腕から、震えが伝わってくる。
「う、うう……」
体裁を整える余裕すらないのか、シルファちゃんは俯いて肩まで震わせていた。
落ち着いたら腕を放してもらおうと思ったんだけど、どうもそれは無理そうだ。
仕方ないので――というほど大げさな話ではないが、俺は空いていた左手をシルファちゃんの手に重ねる。
シルファちゃんがハッとして顔をあげたので、ばっちり目が合った。
シルファちゃんは、べつに涙目になっていたりはしない。
が、嘘泣きをするシルファちゃんが嘘泣きをしていないせいで、逆に『本当に泣いている』ような気がした。
「もう少ししたら収まると思うよ。雷雲って、そんなに長いこと一箇所に留まらないし」
雨はしばらく止まないだろうけど、とつけ加えた俺を、シルファちゃんは半信半疑といった表情で覗き込む。
「ホントれすか……?」
「うん。だからまあ、それまではこのままで、」
ちょっとだけ考えて、
「いてもいいかな」
結局、そんな言い方になった。
あまり押しつけがましいのもあれだし、かといって気を遣ったというのがあからさまだと、シルファちゃんに反発されてしまうかもしれない。
なにせ、この子は、素直じゃないというのを地でいく女の子なのだ。
「べ、べつに構わないれすよ」
こちらの真意を知ってか知らずか、シルファちゃんはぶっきらぼうに言い放ち、ついっと顔を背ける。
赤く染まった横顔の向こうで、窓の外が光る。
シルファちゃんはかすかに肩を震わせたものの、「ぴひゃ」とも「ぴいっ」とも口にしない。
続けて雷の音が聞こえてきたが、やはりシルファちゃんは押し黙ったまま――いや、なにやらしきりにこちらの様子を気にしはじめ、ちらちらと視線を送ってくる。
もじもじと恥じらう仕草は、恋する乙女のようにも見えるような、見えないような。
「どうかした?」
「あ、あの……」
ちらちら。
「あの……ご主人様……その……」
もじもじ。
「あ……」
ちらちら。
「あ……あり……」
もじもじ。
「あ……アース……」
【アース】
電気装置などを大地と接続すること。また、その接続線。電位を大地に等しくさせ、また過大電流が装置に入るのを防ぐ。地絡(ちらく)。接地。
――広辞苑 第五版
一瞬、呆然。
「……えっと、俺の聞き間違えじゃなければ、シルファちゃん今、アースって言った?」
「そ、そそそそそそそうれす! シルファがこうやってご主人様に触ってるのは、ご主人様をアース代わりにするためれす! それ以外の理由なんてひとつもないんらもん!」
「ええー」
言うに事欠いてアース代わりて。
言い訳するにしたって、もっと上手い切り抜け方があると思うんだけど。
「なにか文句あるれすか」
「文句っていうか、アースって言う前に、あり……って言ってなかった?」
「聞き間違いじゃないれすか。雨音がすごいれすし、きっと雷のせいれ耳がおかしくなってるに違いないれす」
「そうかなあ」
「そうれす。まったく、らめらめご主人様には困ったもんれす。まったく」
なんてやり取りをしながらも、相変わらずシルファちゃんは俺の腕から手を離そうとはしない。
いくらキツイことを言われても、こんなのは微笑ましいだけだ。
「なににやにやしてるれすか。もしアースなしれ雷が落ちてシルファが壊れたら、ご主人様が責任取るんれすよ」
「……えー、そこは来栖川エレクトロニクスがなんとかしてくれるんじゃないの?」
「基本的にめいろろぼの責任はご主人様が負うものれす。それともなんれすか。なにか文句あるれすか」
「とりあえず、さっきも同じ台詞言ったよね」
まあ、それはともかく。
「シルファちゃんになにかあったら俺が責任を取る……ってのは構わないんだけど、なんかあれだね。責任を取るとか言うと意味深な感じがするよね」
「めいろろぼは妊娠しないれすよ」
「せっかくぼかしたのに!」
この子の恥じらいの基準がイマイチよくわからない!
「れも、シルファの場合は、もうご主人様登録してあるれすからね。あれは、めいろろぼにとっては、いわゆるれきちゃった婚みたいなもんれすよ」
「衝撃の事実! ユーザー登録じゃなかったの! あれ!」
「軽いジョークれす」
とかなんとか。
こんな風に話しているうちに、雷雲はとっくにどこかにいってしまっていたというお話。
……今度イルファさんに、ご主人様登録について詳しく聞いておこう。
マジで。
END
[FlexComix ブラッド にゃんこい!]
http://comics.yahoo.co.jp/magazine/blood/nixyannk01_0001.html
最新話きた━━━ヽ(∀゜ )人(゜∀゜)人( ゜∀)ノ━━━ !!!!
サムネ見た瞬間→「ひょっとして新キャラ? ……っていうかメガネかよ。チッ」
読み進めて→「ナwwwwギwwww先輩wwww」
リアルでこんな感じでした。ええ。
というわけで、まさかのナギ先輩当番回。
特別先輩が好きというわけではないんですが、ここのところ加奈子プッシュが激しく、かつコメディ分薄目の話が続いていたので、この抜擢は素直に喜ばしい感じで。来月発売の5巻表紙が先輩だったりするんで、それに合わせた部分もあるのかも。よかったね先輩!
や、でもホント面白かったです。読み終わったあと、なんだか久しぶりに『にゃんこい!』を読んだなーと思いました。どのヒロインも魅力的なのでドタバタに合うんだよなあ。二~三コマとはいえ、水野や双子の出番もありましたし。
しかし、今回の内容といいオチといい、先輩は完全にギャグ担当ということなのだな。
喜びのあまりよだれまで垂らした可哀想な先輩……嬉ションならぬ嬉ダレ……。
うん……これはこれで……。
だけど僕は。
変装のためとはいえ眼鏡をかけた先輩を認めるわけにはいかない。
ら~マニア 1 (IDコミックス 4コマKINGSぱれっとコミックス) 価格:¥ 840(税込) 発売日:2010-02-22 |
各種アンソロやエロゲのSDキャラデザインで活躍されてる、こもわた遥華さんの漫画。
応援バナーなんぞを貼ったりもしてましたが、発売していたので購入。流通なんかは昔に比べたら格段によくなってるハズなのに、新潟で書籍の発売が一日遅れってのは何年経っても変わらず。本以外は発売日に出るのになあ。何か理由があるんでしょーか。
それはともかく、四コマ漫画を作者買いというのは初めての経験。
正直、中身も何も知らずに買いました(^q^)
表紙絵も書店で見たときにはじめて目にしたので、「有名ラーメンブログの管理人のところにラーメンの精がやってくる」なんて内容はもちろん知らず、こりゃまたニッチなところを突いてきたなあというのが第一印象だったんですけど。
読んでみたら、やったら面白ェのな、コレ。
作者買いしたってところからもお分かり頂けると思うんですが、今回に限っては中身がどうであれ関係なかったんです僕。この『ら~マニア』に関しては作者買いというか、絵が好きで買ったというか、エロゲのSDキャラが元のキャラクターデザインを凌駕する勢いで愛くるしかったという理由でファンになったので、ぶっちゃけ絵柄以上のものは求めてなかったんですけど。
読んでみたら中身も面白い四コマで吃驚でしたというオチ。
なんていうか、とにかくキャラがイイ。特にしおがイイ。
ココだけの話、僕は塩ラーメンが好きではなくて、もっぱら豚骨か味噌なんですけど、しおちゃんを見ていると「ああ……今度ラーメン食うときは塩ラーメンにするかな……」と思ってしまう不思議。いや、そんなことあるわけねーだろって思ったヤツ、ぜってーなるから。コレ嘘じゃねーから。嘘だと思うなら『ら~マニア』読んでみるといいよ。
あと、話も凝ってて、まだ一巻とはいえ毎回異なった展開で楽しませてくれるのは僥倖。四コマ漫画というと毎度毎度似たようなオチになる作品が少なくないだけに、「対人恐怖症のラーメン好き」という主人公とラーメンネタを絡ませて、よくもまあこれだけ多彩なネタを作れるものだなと。
そして、僕みたいな萌えヲタにとって意外と大きいのが、「ラーメンの精たちが人間サイズにもなれる」という設定。とんこつの人間化ネタはよく分からない感じでしたが、ちょうど一巻を締める形でしおの人間化を持ってくるのにはヤられた。あとがき見たら、件の13話は好評だったみたいなので、やっぱ僕のような人間は多いということでしょう(^ω^)安心スマイル。
この漫画、全体通して面白かったんですが、一番気に入ったのは冒頭カラーの「とん子ってどんなラーメンにも紅しょうがばっかり」「あんたこそ最後に酢を入れるクセやめなさいよぅっ」のやり取り。ラーメンネタ細けぇ。
というわけで、良い感じだったので、ラーメンスキーのヲタクの方は是非。
>チャーケニストがいるようですね。チャー研全部見た人も、
>まだまだの人も、チャーケニストゲームに挑戦だ! Here we go!
>1、まずPCを立ち上げ、麦茶またはコーヒーを準備します
>2、麦茶またはコーヒーを口に含み、含んだまま以下に挙げる3つの動画を見ます。
>それぞれの動画の合間に口の中の飲み物を飲み込んで構いません。
>その場合は次の動画を始める前に新しく含んでください。
>3、全部見終わってPCとキーボード両方無事なら貴方の価値です。
>4、視聴リスト
>http://www.youtube.com/watch?v=g5UwqDfnTUQ
>http://www.youtube.com/watch?v=0C_fXfYi5VY&feature=related
>http://www.youtube.com/watch?v=r0Ind-dYxD0&feature=related
>※なお、本ミッションによって、君、もしくは君のパソコンが壊れ、
>或いは汚されても、当局は一切 関知しないからそのつもりで。成功を祈る。
教えてくださってどうもありがとうございます!
早速見てみましたけど、あんまり面白くなかった……っす……(^q^)
あ、でも、最後を無理矢理いい話っぽくまとめてるのを見て
「アンソロジーとか二次創作SSでこういうのよくあるね」
って友達と頷き合ったのが面白かった。
>ADV形式のゲームに次世代ハードは必要か否か論について。
>自分は必要派です。否、ハード「だけ」ならドリキャスで十二分です。
>が、DC→PS2で変わらなかったのにPS2→PS3で大きく変わったことがあります。
>TVの方です。
>DCやPS2は縦方向に480本の(横方向に色がついた)線を表示します。
>例えば横方向に640の点からなる線があるのをPC的には640x480(VGA)と言います。
>DCやPS2では表示対象とされるテレビはほぼ全てが4:3の640x480なテレビ。
>これに対しPS3は縦方向1080本のハイデフ画像を出力することを前提に
>ゲームが作られています。
>また、対象となるほとんど全てのテレビはワイドです。
>現在ADVゲームの対象となるコンソールはPSP、NDS、Xbox360、PS3、Wii、PS2、
>携帯と言うわけですが、ほぼ全てがワイド画面に出力することが前提です。
>ここでPCを考えてみましょう。2006年頃までPCの画面≒4:3でした。
>これに合わせてエロゲと呼ばれる紳士専用のゲームは800x600で作られてきました。
>が、2006円頃以降にわかに市場が変化します。
>長らくPCの画面解像度の主役だったXGA(1024x768)がWXGA(1280x800)に、
>テレビの主役がSD(640x480)から
>HD(1280x720もしくは1920x1080)にうつったのです。
> 現在ほぼ全てのPCやテレビはワイド画面に。
>このように「表示すべき画面」が変化したので、それに対応したコンソールが
>必要と言うのが持論。
>我々に対するメリットは画像が高精細になったこと。
>最近ではワイド対応の紳士専用ゲームが増えてきましたね。
>初めての邂逅は「片恋いの月」で1024x600。杏奈様にやられました。
>長らくプレミア化していた「秋色謳華」も1024x600。翼様にやられました。
>そして「鬼が来りて甘えさせろとのたもうた」略して「鬼うた」が1280x720。
>続編の「鬼まり」も含めて姫歌様に(ry
>この様に、「ハードの性能」は我々紳士に関係なくとも「ハードの進化」
>はある程度必要なのです。
>紳士なら! スペック(胸jの大きさ等)で人を見ない!
>むしろスペック(身長や見た目の年齢)イラネ!! 中身で勝負! ロr(以下略)
すみませんちょっとよくわからなかったっす……(^q^)
前後関係がない話がいくつか連なってるような?(^p^)