ブログよりも遠い場所

サブカルとサッカーの話題っぽい

【サッカー】三次予選Coda

2011-11-15 | サッカー・その他

 vs北朝鮮。アウェイで対戦。
 0-1で負け。
 チーム全体が低調なパフォーマンスに終わり、戦力の底上げもできず。


西川*:5.5 ハイボールの対応に気を取られたのか失点時はお粗末なステップ。
駒野*:5.5 チームが機能しない中で及第点のパフォーマンスを見せた。
栗原*:4.5 全く競り勝てずに北朝鮮のFWに好き勝手にやられてしまった。
今野*:5.5 守備が崩壊していたので無理な対応を迫られる場面が多かった。
伊野波:5.0 慣れないポジションで使われ左サイドの攻防で後手に回る。
長谷部:4.5 球離れ、ポジショニング共に悪く攻守でチームの足を引っ張った。
細貝*:4.5 一つ一つのプレイが雑。大味なサッカーの中でしか生きない?
清武*:5.0 トリッキーなプレイを志向しすぎ。それでミスが増えては本末転倒。
中村憲:4.5 立ち上がりから何もできず。プレスがかかるとプレイ精度落ちすぎ。
岡崎*:5.5 周囲と動きの意図が合わずにボールを受けることができなかった。
前田*:5.5 北朝鮮の厳しいフィジカルコンタクトに苦しみ足にボールつかず。

内田*:6.0 気の利いたプレイ多く前への推進力をもたらした。
マイク:-.- 出場時間短く採点無し。でも期待ほど競り勝てなかったですね。
李**:-.- 出場時間短く採点無し。

監督*:5.0 就任後初黒星。サッカーを壊そうとしてくる相手への対応策不足。


 と、一応採点してみましたけど、あまりサッカーって感じがしない試合でしたねw
 北朝鮮のプレイがラフだったというのもあるし、それを差し引いても日本はフィジカルコンタクトの部分で負けることが多く、ほとんどパスを繋ぐことができませんでした。
 こういうガツガツくる相手との試合では、もっと選手間の距離に気を使い、パスをリズム良く繋いでプレスをかわしていくのが常套手段ですけど、遠藤がいない中盤があまりにもダメすぎでした。長谷部は球離れが悪くて無謀なドリブルを仕掛けてはボールを奪われるし、憲剛はこのレベルのプレスをかけてくる相手だと前でも後ろでも仕事ができないし、長谷部と憲剛がボロボロだったせいか細貝は自分がなにをしていいのか分かっていない感じでした。センターの選手がこれじゃあ、日本が志向するパスサッカーなんてできるわけがありません。

 あ、ちなみに、上に書いた「ラフ」というのは汚いとかそういう意味ではなく、言葉通りの「荒い」プレイだったということです。この場合は、拙い、というほうが適切かもしれません。早い話が、サッカーが下手くそなんですね(バカにする意図はないです)。
 なんていうか、サッカーにおいて相手に当たり負けしないように競り合うのは当たり前なんですけど、北朝鮮の選手は「日本の選手のほうが気を使って避けないと正面から頭同士が思いっきりぶつかる」みたいな危ないプレイが多くて、不利な体勢でも無理矢理マイボールにしようとしてくるので、良識のある(というのもおかしいけど)日本のほうが球際でワリを食っていた印象です。特に空中での競り合いのときに顕著でしたが、北朝鮮の選手ってボールしか見ていないので、日本の選手が普通に競り合おうとするとかなり危ないぶつかりかたをするような形ばかりでした。ぶっちゃけ日本はすでに予選突破を決めているということで、意識して強く当たらないようにしている部分もあり、栗原がなかなか競り勝てなかったのはこのへんも理由として挙げられるかなと。
 もっと、今日はキチンとカードを出してくれる主審だったので、日本側が足裏を見せてくる相手を避けずに、わざと足を出して痛がる素振りをするようなプレイを狙ったら、前半のうちに北朝鮮の選手は二人くらい退場していたと思います。細貝なんかは、そういうの考えていたっぽいですけど、基本的に日本の選手は優等生すぎるきらいがあるので、あまり大袈裟に痛がったりはしてませんでしたね。
 ちなみに実は日本にもこういうプレイをする選手がいます。ホントに止めて欲しいので実名を出しますけど、浦和の山田直輝と宇賀神の二人がすぐに頭に浮かびます。こういうプレイをしてしまう選手は、自分が大怪我するor相手に大怪我をさせる、どちらの可能性も高くなってしまうので、できればあまりやって欲しくはないかなあ……。現にこの二人は、どちらも怪我しやすいうえ、山田直輝に至っては今シーズン、山形の選手を大怪我させちゃってますし。不利な体勢に陥ってから相手に負担をかけてボールを奪うのではなく、不利な体勢にならないように頭を使いながらプレイできる選手になってください。
 あとは、せっかくマイクを投入しても、ファーサイドまで届くクロスを入れるのが内田だけだったりとか(他の選手のクロスは全部ニアで跳ね返されてた)、相変わらず「高さ」をどう使うのかという部分に関しては、意志統一が甘い部分が見え隠れしたのはわかりやすい課題ですね。

 とりあえず、実にならない経験というのは存在しないので、今後に期待という感じで。
 監督、選手の皆さん、一年お疲れ様でした。来年の代表の試合も楽しみにしています。
 遅くなりましたが、三次予選突破おめでとうございます。最終予選もよろしく!!