vs横浜FC。ホームで対戦。
3-1で勝ち。四ヶ月ぶりのホームでの勝利。勝ったどー!
北野:6.0 失点シーンは触りたかった。珍しく飛び出しのタイミングがよかった。
内田:6.5 右サイドで安定感を発揮。二点目を生んだ動き出しとクロスは見事。
千代:6.0 カードを貰ったのは痛いが堅実な仕事ぶりをアピール。
永田:6.0 最近二試合の反省からか集中して慎重にボールを繋いでいた。
松尾:6.0 失点のミスを自らの得点で取り返す。危険なパスミスあり本調子には至らず。
本間:6.0 中盤の底でゲームメイクに腐心。縦パスの成功率が上がると尚良い。
三門:6.0 縦横無尽にピッチを走り運動量は文句なし。プレイ精度を向上させたい。
マル:6.5 スペースない場所でのキープ力を発揮。だめ押しゴールも。
松下:6.0 一点目をアシスト。前半は目立ったが後半は徐々に沈黙。
大島:5.5 ポストで身体張るが機動力のなさが目立つ。GKとの一対一は決めておきたい。
矢野:6.5 持ち味活かしてマークを振り切っていた。ボールをもっと収めたい。
チョ:6.0 アシストの場面は落ち着いていた。今後に期待。
田中:-.- 出場時間短く採点無し。
監督:6.0 J1の意地を見せて天皇杯二勝目。交代はもう少し早くても。
まあいつも通りっつーか……(^q^)
J2のチーム相手とはいえ、先制された試合で逆転勝ちしたのはスゲー久しぶりなんで(一年以上ぶり?)よかったです。失点したときはヤベーと思いましたけど、選手がなんとかガンバってくれました。 パスミスが多くて少なからずはがゆさも感じましたが、やっぱどんな形でもホームでは勝たないと! 本当に勝てて良かった!
はてさて、横浜FCは意外と(と言ったら失礼ですが)カウンターが上手くて、新潟のコーナーキックを跳ね返したあと、上手く新潟のプレスをかわしてシュートまで持っていけてたんですよね。失点したのもまさにその形で、コーナーキックの跳ね返りをあれよあれよという間に右サイドまで運ばれ、まったく遅らせることができなかったんで「あ、ヤバイかも」と思ったところで逆サイドに大きなクロス。難波に完全に裏を取られた松尾がトラップで振り切られ、北野との一対一を落ち着いて流しこまれました。 これで0-1。試合自体は新潟がポゼッションしてコントロールできていたので、浦和戦、神戸戦に続く"絶対にやってはいけない形での失点"でしたね。
この、コーナーキックからのカウンターに関しては、失点シーン以外にも二度ほどピンチがあったので、ちょっと中盤での守備の仕方がルーズになってた部分はあるかもしれません。大事には至りませんでしたが、今日の反省を活かして次に繋げて欲しいところです。
で、失点の直後から、新潟は反撃に出ます。内田、松尾の両サイドバックが高い位置を取り、勲がパスを散らす中、三門が愚直なまでにパス&ゴーを繰り返します。三門はホントすげー。90分、単調だけどサッカーの基本ともいえる動きを繰り返せるあの運動量と集中力。立ち上がりこそ、安易に勲にボールを預ける場面が目立ちましたけど、それも試合が進んでいくにつれて徐々になくなってきましたし、ルーキーとは思えない躍動振りです。反省点は、(結果的に得点に繋がったとはいえ)終盤、時間稼ぎをするためにボールを回していた中で危ないボールの失い方をしたところくらいでしょうか。三門は必死でボールを奪い返した貴章にメシ奢らないとアカンですねありゃ。
話を試合に戻しますが、そんなこんなで押し込んでコーナーキックをゲット。蹴るのは松下。勝てない時期もずーっと冴えてたキックが中に走り込んだ松尾のボレーシュートを生み出し、ようやく実を結びます。1-1。
そのあと、右サイド(内田)を基点に新潟は機を窺いますが、ごちゃっとしたところで内田のパスが相手に当たり、その跳ね返りをフォローしたマルシオが見事なスルーパス。それに走り込んだ内田が中にグランダーのクロスを折り返し、貴章が落ち着いて流し混んで得点。綺麗な崩しでした。2-1。
正直、二点目が入ってから終盤までは停滞した動きのない試合でした。新潟はしっかりと守備のブロックを作っていたので流れの中で危ないシーンを作られることもなく、しかし同時に相手バイタルエリアを脅かすようなパスも入らないいつものパターンで攻め手がありません。結局、時間稼ぎのためコーナーを使い始めた新潟に焦れた横浜FCが、三門のミスを見逃さずにグワーッと前がかりになるんですけど、そこに高速で戻ってきた貴章が三門と挟み込んでボールを奪い返し、ヨンチョルにスルーパス。キーパーとの一対一になったヨンチョルは、逆サイドを走っていたマルシオに「得点を取ってください」みたいなパスを出してだめ押し。3-1。
これで試合終了。J1勢がJ2勢に負ける試合が相次ぐ中、新潟は天皇杯4回戦にコマを進めたのでした。
反省としては、うーん。
やっぱJ2相手でも、ちゃんと崩して点を取る形、というものを共有できていないのが気になります。二得点目は見事でしたが、それ以外にあまりパスで崩せたシーンがなかったのも事実でして。
結局、中盤高い位置で味方が前を向いてボールを持ったとき、連動して動き出す人数が少ないんですよね。マルシオがボールを持ったとき、オオシ、貴章に合わせて松下、三門が絡んでくるとビッグチャンスに繋がるんですけど、大抵はこの中の二人くらいしか絡むことができてなくて。もちろん守備のバランスを考えると、バカみたいに前がかりになるわけにはいかないんですけど、あそこでリスクを負って人数をかけられないと、なかなか良い形にはなっていかないんじゃないかと。
あと、やっぱ松下は、キック精度と運動量、特に"マイボールにするまでのプレイ"は申し分ないのに、"マイボールにした後のプレイ"がお粗末すぎるよなあ。せっかく良い形でボールを奪っても、自分のパスミスで殊勲を帳消しにしちゃうんですよね。状況も見ずにワンタッチでボールを返すクセは相変わらず治りませんし(あれは味方を苦しめるだけだと思う)、あのへんの判断をよくして視野を広くしていけば、もう一皮剥けられると思うんだけどなあ。ガンバレわんちゃん超ガンバレ。
同様に、三門もボールを持ってからの引き出しがまだまだ少ないですね。勲がボールを持ったとき、マルシオと同じくらいの安心感のあるプレイヤーに成長したのは僥倖ですが、三門も勲と近いレベルでプレイできるようになったら新潟の攻撃の幅は一気に広がると思うんで。千葉ちゃんが怪我しちゃって、半ばラッキーで定位置を取った印象がありますけど、それを盤石なものにするため、よりいっそうの成長を期待します。
あとは、まあ、オオシに点取らせてやりてえ……(つω`)頼むよ、サッカーの神様。あんなに前から守備のために走り回ってるんだから、どうかどうか今期もっと点を取らせてやってください。
……あー、次は山形が負けたから明治大学かあ。あの山形に0-3で勝つってどんだけ強いんすか。こえー、マジこえー。
ちゅうか、ビッグスワンは相変わらず、バックパスしたりミスしたりしたときの「味方選手へのヤジ」がうるせえ。や、どこのチームにもこういう人はいると思うんですけど、天皇杯って普段ゴール裏とかにいるバカがメインとかバックに居座るので、聞いてて気分の悪くなるようなヤジが耳に入ってくるのよね。
つか、消極的なバックパスはともかく、パスコースがないときに組み立て直すためのバックパスにまでヤジるのは、自分がサッカー知らねぇって白状してるに等しいんですけど、そういうの全然分かってないんだろうなあ。フクアリ行ったときは、耳元でトンチンカンなことがなり立てる千葉サポに「ちょっと黙っててください」って直接言えたんですけど、さすがに今日はヤジ親父から席が離れてたので何も言えなかったです。
サッカーって見る側も"目"を養わないと全然面白くないと思うんですけど。ああいう人たちって、何でスタジアム行ってるんだろう。日常の鬱憤晴らしに叫びたいだけ? 一人でスタジアムきて叫ぶくらいなら、ヒトカラでもやってたほうがナンボかマシやろwwww他人に迷惑かからないしwwww