>FSMさんがブログというカタチで復活(?)しているとは!!
>FSMさんの書くTH2関連のSSはみーーーんな大好きです!
>特に桜の咲く頃は超長編ですがあれが一番のお気に入りですねー
>順次投下されるみたいですが、さすがにあの桜の咲く頃は長編過ぎて大変ですよね(苦笑)
>印刷でもしとけばよかったと後悔していましたが、
>もし、もし、投下してくれるなら感激の涙で画面が見えなくなること間違いなしですなぁ。
>(↑すげー、はやく投下しろよ、ってオーラでまくりですな(苦笑)
>初拍手なのに要望にしかうけとれない拍手ですいません!!
>これからの新作ももちろん楽しみにしてます^^
はじめましてお久しぶりです!
おっしゃるとおり、SSは順次投下する予定でしたし、
特に順番を決めていたわけではありませんので、
そんじゃあ次は桜~をアップしますね(=゜ω゜)ノ
>凄く…ゲハ厨っぽいです…
おっすおっす、ゲハ脳兄貴おっすおっす。
『ラブプラス』をプレイすればゲハの争いが収まるらしいのでオススメですよ!
大正野球娘。 (トクマ・ノベルズedge) 価格:¥ 860(税込) 発売日:2007-04-17 |
「おおーい! アニメ化の知名度に押されて原作を読むオタクがいるらしいぞ!」
はい。僕です。
つうわけでアニメがなかなか面白かったので原作小説を購入。そういえば発売して間もない頃、書店の新刊コーナーで見かけたとき、「最近はノベルズ系も「あにめっ」とした表紙の本が増えたなあ」という感想を抱いたことを思い出しました。そのときに買っていれば、「俺の先見の明はさすがだな」とか偉ぶれたのに、むしろ時代の流れに迎合してるし! 池田0点だし!
関係ない話はとりあえずこのへんでやめておくとして、中身について少々。
面白かったです。おそらく先にアニメを見て、キャラクターのイメージが固まっていたおかげで五割増しで楽しめたんだと思うんですが、それを抜きにしても「物語の導入」としてよくまとまっていたんじゃないでしょうか。ただまあ、続刊前提の構成になっており、結局一巻では練習試合止まりなので、そのへんを潔いと取るか中途半端と取るかという好みの差は出そうな感じ。僕は前述したようにアニメで好意的な印象が先行してたので、潔いと思いました、ハイ。
個人的に気になったのは、作中で噴出する問題というものが、ほとんど全て「主人公たちの人柄or家柄」で何となく解決してしまうという点ですね。この『大正野球娘。』は、他の人(女性)がやっていないことをはじめる、という、いわばフロンティア系の物語ですので、様々な問題が出てくるのは当たり前でしょうし、その問題をどうやって解決していくのかというのが話の肝になるハズなんですが。メンバー集めにせよ、資金提供を頼むパーティーにせよ、成功の理由が「相手が前々から主人公たちに興味(好意)を抱いていたから」という部分に収束してしまうのは、ちとインパクト不足だったかもしれません。 や、もっとも、「そういった問題を重く取り扱った話なんて誰が読みたいんだよ」と言われると返す言葉がないんですけど、結構どんな問題もアッサリすぎるくらいに解決してしまうので、少し拍子抜けの感は否めなかったかなと。
ただまあ、練習のシーンなどもバッサリカットしているので、おそらく作者さんはテンポアップのために敢えてこうしてるんでしょうね。ううむ、たしかにサクッと読めるのはありがたいんですが、もう一工夫ないと物語のカタルシスも弱くなってしまうので、そのへんは今後に期待ということで。
つかこの話、キャラが飯食ってるシーン多いですけど、どれも美味そうでタマンネエ。すず川の洋食は普通に食ってみたいし、弁当の中身だったりまかないだったり、読んでて食欲をそそられる話は『孤独のグルメ』以来だわー。あ、キャラ的にはミス・アンナが好きです。 『レールガン』のアニメを見て、その想いは更に強まった感があるのでぃすわー!(ババア声で)