依頼リフォームの続きです。
晴天で気温34度!ナンチュ~のを期待していて、でもそれならウインドに行ってしまう翔ですが、 現実は曇りのち雨。
海辺で吹かない風を待ってボ~ットしているのなら、作業してる方が遙かに良いので、今日も現場です。
昨日の続きで、となりの洋室と階段踊り場の床張りを行いますが、昨日終わらせて置いた下地処理へのケレン作業から開始。
床には、パテ以外にこうした、壁塗り作業時のペイント等が落ちています。
ケレンすると、このペイントが薄く向けて真っ平らになる。
こうした作業を全面に施し、CFを張った後に一切の凸凹が出来ないようにするんです。
終われば掃除機
CFは、片側をまず張って、後にもう片側を張ります。
全く隙間を生じさせずに張らねばなりませんので、どうしてもこうした細かい部分で時間をかなり消費するのですけど、この程度なら楽勝。
両面貼り終わり。
一気に雰囲気が変化! マジで自分が住みたいくらいです(笑)
しかし・・・・・・右に見えるしょうもないデザインの収納をどうするか?でまだ決めかねています。
踊り場の施工開始。
こちらも一応の完了。
一応というのは、ふたつの部屋と踊り場で段差があるので、それをどうするか?が問題なんです。
見切り処理の問題という事ですが、とりあえず、今日は材料とか無いし、やりようも無いので、後日です。
しかし・・・・・・蒸し暑い。
床張り作業を始めたのは朝の5時半で、この時は涼しかったのですが、今はひたすら蒸し暑いだけ。
次は洗面脱衣所に鏡を取り付け。
洗濯機と、洗面台の位置を逆にした方がよかったかな~とか思ったりもするのですが、
良しとしましょう ウン
レーザーで”取り付け位置確認ペーパー”の垂直を取ります。 これをいい加減にすると鏡が斜めになる。
此処には照明用とコンセント配線が来ているので、鏡のスイッチとかを一時取り外し。
ユニットを固定し、配線を通したコンセントスイッチを取り付けて完了。
*斜めから撮っているので、鏡面には壁とその向こうのドア枠が映っています。
時刻を見たら10時30分。
お昼ご飯にはまだ早いので、次はブレーカーパネルの取り付けをします。
下の写真はこれまでの薄汚いブレーカパネル。
8回路の内、5回路使用していました。
昔と違って、今は電気設備や使用する電気機器が多いので、この盤では全く容量が足りません。
ちなみに、ここから無理に各部へ配線を引くと、火事になりかねない・・・・
築󠄂古の家をこうしてリフォームする際のもっとも重要な事ですが、どんなに内装(室内を綺麗に仕上げる事)作業が出来ても、
こうした電力盤に対する配電負荷の分散設計が出来ないと、話にならないんですね。
取り付ける新品パネル。 今回は14回路で、その全部を使います。
以前はキッチン負荷だけを重視して、各部屋はコンセント一つという時代。
ところが今は、全室エアコン(600~800W)が普通の時代ですし、トイレ暖房(1200W)や、洗面のドライヤー(1200W)、キッチンその物も、大型の冷蔵庫や冷凍庫(800W)、電子レンジ(1400W)や電気オーブン(1500w)、湯沸かしポット(800W)、焼き肉プレート(1200W)とか、電量消費の鬼状態。
他には各部屋のコンセントに接続するテレビやパソコン等のOA機器類、電気毛布や場合によりコタツとか、負荷容量の増加に対して、
古い盤の残り3回路でまかなう事など、到底出来ません。
*もう少し規模の大きな家になると、20回線は必要になります。
作業を開始。
脚立を持ってきて、 電力会社の配電を止めずに生かしたまま作業をします。
そうそう、中途半端になっていた2階洋室のエアコンの配線を通さねばなりません。
貫通していた配線通しに、VVfケーブルを取り付けて、2階から引き通します。
どこに行っている配線か?を確認しながら、一つ一つブレーカに接続をしていきますが、なによりまずは洗面所のコンセント配線を再取り付け。
余りの湿度のすごさに、エアコンを稼働させないとやってられませんので。
盤取り付け後にお昼。
食べ終わるとすぐに作業再開。
来ている全配線の行き先を短絡法で探り、考えられる負荷を単三ラインにバランスとりながら割り付けていきます。
そして、カバーを取り付けて完了。
垂れ下がっている配線は、テレビ用の配線でして、既存のテレビ配線が断線してましたから、新たに引き直したわけです。
これの配線取り付けは後日。
全てのブレーカを上げ、通電確認を行い、給湯器のリモコン配線、玄関ホンの配線接続。
コンセントをいくつか新しいものに交換した段階で、さすがに疲労困憊状態となり、 今日の作業は終わりにしました。