78回転のレコード盤◎ ~社会人13年目のラストチャンス~

昨日の私よりも今日の私がちょっとだけ優しい人間であればいいな

◎玉掛け技能講習を23時間ぐらい受講してみた ~2日目~

2009-01-24 18:00:22 | 本当の日記はこちら
玉掛け技能講習2日目。

もう武蔵野線の混雑はうんざりなので、東武野田線で船橋へ行き、京成バスに乗り換えて会場まで行くことにした。
野田線も途中から満員になったが、武蔵野線の比では無いので大丈夫だった。

船橋駅からバスに乗車。バス停を1つ間違えて教習所から遠い場所で降りてしまう。
バスは関東にしては珍しくSuicaでの支払いが出来ない(バス共通乗車券での支払いは可能)。Suicaだと小銭を探す手間が省けるのみならず「支払履歴」が残るので便利なわけだが。仕方なく小銭を230円取り出して支払い降車。
念のためダッシュで教習所へ向かい8時半到着。余計な体力消耗だ。



8時50分。
講義の前に出欠を取る。
当方さんと呼ばれ「ハイ」と答える。
すると、何故か笑い声が。
やばい・・・また何か変なことやらかしたのか?
それとも気のせいか?


9時講義開始。
午前中で「玉掛け用具の知識」と「玉掛けの方法」を続けてやった。
講師の話を聞いてメモを取りつつアンダーラインしつつ、合間合間で昨日まとめたノートを読み返して復習。なんとも忙しい。

10時の休憩で、革手袋と呼子笛の無い人に限り受付に買いに行く。
だが当方は既にマツキヨホームセンターで購入済みなのでノートを延々と読み返す。今は買いに行く時間も惜しいのだ。
だが尿意を抑えきれずトイレに行く(マテ)。受付を覗いてみると案の定、行列が出来ていた。ざまあ。

12時昼休み。今日も支給された弁当だが、大好物のハンバーグが入っていた(子供か
これは美味い。昨日と同じ業者が作っているとは思えないぐらい美味い。
コンビに弁当にしなくて正解だった。
食べ終わるや否やノートを読み返す。


13時。「災害事例」と「関係法令」を続けてやった。
そのあと、奇跡が起きた。
「エー、では試験までまだ時間がありますので、重要な部分をもう一度最初から確認していきましょう」

なんと、ここで昨日聞き逃した「力学」の重要箇所をもう一度聞ける。
先生ありがとうございます。急に自信が沸いてきた。



15時、いよいよ学科試験開始。
直前に確認してくれたおかげでかなりの問題をカバー出来た。

中にはこんな○×問題も。
「どんな場合でもクレーンで作業者をつってはならない」
当たり前だろオイ。

見直した結果、どんなに低く見積もっても合格ラインの6割を超え68点。
学科はクリアしたも同然だろう。とりあえず良かった。



16時15分、ここからは実技試験の一部として「玉掛け用具の選定」と「質量目測」が行われる。
試験と言っても他の受講生どうし話し合ってもいいし、講師に聞いても良い。要は方法を覚えろという話。

質量目測とは、つり荷の大体の質量を見極めること。
質量は体積(*)×比重(t/*)で何tかが分かる。比重は鋼が7.8、コンクリートが2.3なのでこの2つは暗記するしかない。
目測は誤差が生じやすいので質量を10%ほど多めに見る必要がある。よって上記の式に1.1を掛ける。さらにkgに直すため1,000倍する。
つまりはこういうこと。

質量(kg)=体積(*)×比重(t/*)×1.1×1,000

だが、この試験ではスケールも巻尺も渡されない。つまり自分の手の幅などを使って長さを測るしかないのだ。
やばい。当方は手の幅を知らない。昨日講師に「自分の手の幅が何センチあるかは覚えておきましょう」と言われていたのを思い出した。
これはピンチだ。
どうしようかと悩んでいると、右手に持っている昨日まとめたノートの存在に気付く。
そうだ、ノートの罫線幅は7mmじゃまいか!
ノートのページの上に親指と人差し指をニョッキの真似をして伸ばし、約19センチと判明した。
これでいける。急いで最初の物体から測り始める。
物体は4つもあったが、3つ目を測る途中でまさかの終了。

しかも、悲劇はそれだけではなかった。
「あれ? このノート当方さんのですか?」
なんとノートを置きっぱにしてしまい講師に名指しされる。するとまたしても笑い声が。
しかもノートの表紙には「玉掛け技能講習コンプリートベスト」などと意味不明なタイトルが。










笑われるような行動はどこで取ってしまったのか。
思い出せない。心当たりが無い。


学科試験の自信はどこへやら、意気消沈のまま帰宅。


明日はいよいよ最終日、実技試験である。

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