庭仕事を終えてからデッキのベンチに座って庭を眺めながら、何気なくあるじを探しています。

５月４日　月曜日　晴れ

庭仕事をしました。それも夕方、お昼寝をしてからです。
ビックリするほど大仕事をしてしまいました。
庭の敷石を移動をしたかったのでチャレンジしてしまいました。

シャベルで持ち上げようとしましたら、見た目よりずっと大きくて重たい・・・。
どうしよう・・・？辞めた方が良いのかしら・・・と思いながらシャベルで浮かしました。
次々と同じようにしてみました。

どれもこれも見た目より埋まっている方が大きいのです。
４枚、土の中から浮かすことは出来たのです。
暫く考えていたのですが、一番小さい敷石を立てかけて転がしてみました。

転がったのです。
形は不定形なのになんとか転がったのです。
持ち上げなければ重さも気になりませんでした。
足の上に倒れてこないように、手首を捻らないように、細心の注意をしました。

石を一つ動かせたことでホッとしました。４つとも全部転がせました。
大仕事が一人で出来たのです。嬉しかったのですね。
智恵を絞ればまだこんな事も出来る、と思えて本当に嬉しかったです。

この連休中に庭仕事の大半は終わらせたいと思っています。
あるじが大切にして居ましたこの庭を、これからはわたし流のお庭にして世話をしていきたい・・・、
庭仕事をしていますとあるじがわたしの近くに居るような気がするのです。

でもあるじが居ましたら、それこそ雷が落ちるのでしょうね。
「庭とガレージは俺の領分だ！家の中の事は任せているじゃないか！」と言うのでしょうね。

植え込みの中の雑草を取るのも許可が出ませんでした。
ホタルブクロの芽を踏むと言うのです。
その為にドクダミとホタルブクロが同居していました。

今は大分ドクダミが少なくなり、ホタルブクロと深山キンポウゲが共存しています。
庭の土が見えないほどびっしりです。
深山キンポウゲは可愛らしい黄色のお花を咲かせ始めていますし、
ホタルブクロも花芽が大分大きくなってきています。

とんでもないところにも、ホタルブクロが大きくなってきて居ます。
あるじの大好きなお花です。あるじがどんどん植えていました。

昨日、クロアゲハが藤棚の下、食堂のガラスぎりぎりまで何度も舞ってきていました。
もしかしたらあるじが孵化させたクロアゲハかもしれません。
毎朝「おはよう、異常無し？」とさなぎに声を掛けてから、わたしに「おはよう」が常でした。

「わたしよりさなぎが先？」と不満を言うわたしに「良いじゃないの」とニヤニヤしていましたね。
懐かしいですね。あるじの照れくさそうなあの「ニヤニヤ顔」が目に浮かびます。