蕗味噌造りに、一工夫。

３月５日　土曜日　晴れ

蕗の薹で蕗味噌を作りました。
我が家の西側に蕗の苗を少し植えていますが、環境が悪いので余り元気はないです。
小さな蕗の薹が出来ますが、天ぷらにする程度です。

次女たちが建てた家の地続きに、不動産屋さん所有の土地がありました。
雑草が生い茂り、夏になりますと困る土地だったとか。
ヤブ蚊の発生を防ぐために、次女が草取りをしていたそうです。

次女たちの土地を通らなければ出入りが出来ない土地なので、持ち主も処理に困っていたらしく、
かなり安い値段で取得出来たようです。その土地に、野生の蕗が生えていたのです。
それで、蕗の薹の時期になりますと、採って持って来てくれます。

蕗味噌作りで、困るのは手に染みこんでしまう蕗の灰汁です。
ゴム手袋を使いますと、ゴムを切ってしまいそうで包丁を上手に使えません。
いろいろ試しましたが、毎年”為す術無し”と諦めて居ました。

ところが、今年は紙を繰るときに使っています”指サック”を指にはめて作業をしましたら、
思った以上に良かったのです。包丁を使ってもそれ程不自由は有りませんでした。

ただ、親指用の太い物が無かったので、親指だけは灰汁が何時までも取れませんでした。
来年は、親指用の物も用意します。
指先が灰汁で汚れ無ければ、出掛ける前の日でも作業できます。

ただ　今年はお味噌を変えたためか、蕗の匂いが少くなってしまったような気がします。
それが残念です。